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書誌データの基本方針と書誌調整

目録に関する国際的な動向

典拠データの機能要件(日本語訳)

『典拠データの機能要件』は、1997年に最終報告書としてまとめられた『書誌レコードの機能要件(FRBR)』を引き継ぎ、FRBRが対象外とした典拠データ*について機能要件を定義した概念モデルです。IFLAの「典拠レコードの機能要件と典拠番号に関するワーキンググループ」によってまとめられ、“Functional Requirements for Authority Data”として2009年に刊行されました。ここに、その日本語訳を掲載します。

*主題典拠データの機能要件については、2011年に刊行された“Functional Requirements for Subject Authority Data”に分析を委ねています。

本書の構成は次のとおりです。

  • 1. 目的
  • 2. 範囲
  • 3. 実体関連図と定義
  • 4. 属性
  • 5. 関連
  • 6. 利用者タスク
  • 参考文献
  • 索引

翻訳にあたっては、和中幹雄 大阪学院大学教授、木村麻衣子 慶應義塾大学助教の両氏よりご協力いただきました。なお、本書についての解説記事を『NDL書誌情報ニュースレター』24号(2013年3月末刊行)に掲載しています。

デジタル時代の全国書誌(日本語訳)

『デジタル時代の全国書誌:指針および新しい方向性』は、書誌サービスを開始または改善しようとする全国書誌作成機関を支援するため、電子資料の収録やその提供方法についても含めた、全国書誌のためのガイドラインです。IFLA書誌分科会のもとに設けられた作業グループによってまとめられ、“National Bibliographies in the Digital Age: Guidance and New Directions”として2009年に刊行されました。ここに、その日本語訳を掲載します。

本書の構成は次のとおりです。

  • 1. 歴史および背景
  • 2. 全国書誌の価値:利用法および利用者
  • 3. 選択原則
  • 4. 目録作業
  • 5. 機能およびインターフェース
  • 6. 全国書誌の組織および管理
  • 7. 出版者との協力:メタデータの統合と共有
  • 8. 用語・略語集
  • 9. 参考文献
  • 10. リンク集
  • 11. 付録:全国書誌番号

基本的にはガイドラインとしての位置付けの本書ですが、序文に「それぞれが異なる問題を取り上げている比較的独立した章からなっている。(中略)読者は、順番に全ての章を読んでも良いし、特定の章のみ読むこともできる。」とあるように、全国書誌サービスを実施する上で参考となる「論集」のような性格も持ち合わせています。

なお、本書についての解説記事を『NDL書誌情報ニュースレター』21号(2012年6月刊行)に掲載しています。

国際目録原則覚書

「国際目録原則覚書(Statement of International Cataloguing Principles)」は、1961年に国際目録原則会議で採択された通称「パリ原則」にとって代わる新しい原則として、2003年7月から国際目録規則に関するIFLA専門家会議(IFLA Meeting of Experts on an International Cataloguing Code, 略称IME ICC)によって検討が進められ、2009年2月に完成しました。ここでは図書館関係者の理解と関心を深めることを目的として、「国際目録原則覚書」の日本語訳を掲載しています。

なお、「国際目録原則覚書」の原文およびその他の言語による翻訳は、IFLA目録分科会のウェブサイトをご覧ください。

制定の経緯

IME ICCは、世界の5つの地域で会議を行い、「国際目録原則覚書」草案の検討を進めてきました。

  • 2003年7月 ドイツ・フランクフルト 対象:欧米諸国および英米の目録規則作成者
  • 2004年8月 アルゼンチン・ブエノスアイレス 対象:ラテンアメリカおよびカリブ海諸国
  • 2005年12月 エジプト・カイロ 対象:中東のアラビア語圏および北アフリカ諸国
  • 2006年8月 韓国・ソウル 対象:アジアの目録規則作成者およびアジア諸国
  • 2007年8月 南アフリカ・プレトリア 対象:サハラ以南のアフリカ諸国

各回の審議結果およびその後の投票による修正は順次、草案に反映され、2008年4月にはIME ICC参加者以外からも広くコメントを募るため国際的レビューが行われました。
国際的レビューの結果を反映した2008年10月の最終草案に対して、IME ICC参加者による投票が行われ、2009年2月に完成、原文(英語)およびその他の言語による翻訳がIFLA目録分科会のウェブサイトで公開されました。

これまでの草案の日本語訳

On the Record : 書誌コントロールの将来に関する米国議会図書館ワーキンググループ報告書

2006年11月、米国議会図書館(LC)は21世紀における書誌コントロールの将来を調査するためのワーキンググループを招集し、ワーキンググループによる検討の成果は2008年1月、「On the Record : 書誌コントロールの将来に関する米国議会図書館ワーキンググループ報告書」としてLCに提出されました。LCは、2008年6月に報告書への回答書を発表し、報告書で提示されたさまざまな勧告への対応を示しています。

報告書、回答書は、LCを中心とした米国の書誌コントロールの現状と今後の方向性を示すものです。日本における書誌コントロールの展開にも資するため、ここに日本語訳を掲載しています。

報告書、回答書の原文は、LCのウェブサイト内のPDFファイルをご覧ください。

すばらしいFRBRの新世界(第4版)

ネットワーク環境下の書誌レコードの基本要件として、IFLAが打ち立てた新しい概念モデル「書誌レコードの機能要件(Functional Requirements for Bibliographic Records model, 略称FRBRモデル)」について、「第4回国際目録規則に関するIFLA専門家会議(IME ICC4)(2006年8月)」で報告された内容の日本語訳です。

なお、「すばらしいFRBRの新世界(第4版)」の原文はIME ICCのウェブサイト内のPDFファイルを参照してください。

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