国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

阪谷芳郎:大正3(1914)年8月23日の日記より

阪谷芳郎

大正3(1914)年8月23日

第一次世界大戦の行方  第一次世界大戦

正午日独国交断絶、…世界は大変、成敗は大人物の出現するや否に存す。予想、欧洲大激戦は九月中一段落、その後は局部戦となり本年内に平和回復のこと、但国土分配に付、再び破裂するや否は知るべからず。

日本の第一次世界大戦への参戦の日の部分です。9月中に激戦は一段落して、年内に平和が回復すると阪谷は予想していますが、実際には4年以上戦争が続きました。