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ホーム図書館員の方へ図書館員の研修令和2年度講師派遣型研修のご案内

令和2年度講師派遣型研修のご案内

令和2年度の募集は終了しました。

当館では、各地の図書館などが主催する様々な研修会に、当館職員を研修講師として派遣する講師派遣型研修を行っています。
令和2年度は、全19テーマについて、以下のとおり講師派遣先を募集します。

  • 募集期間:令和2年3月2日(月)~4月3日(金)

    • ※募集期間終了後も、募集件数に余裕があるテーマ(後掲の「研修テーマ一覧」に、募集終了と出ていないもの)は、令和2年12月頃まで引き続き講師派遣の相談を受け付けます。
  • 派遣期間:令和2年度中

  • 派遣対象:国内の図書館員を対象とする研修
    (テーマ「立法調査」のみ、地方議会事務局又は図書室の職員等を対象とする研修)

    • ※図書館利用者、図書館業務の受託業者、図書館ボランティアを主な対象とする研修には、講師を派遣できません。
      また、国内の図書館員等を対象としていても、営利を目的とする研修には、講師を派遣できません。

    • ※頂いたお申込みについて、当館で調整および選考を行いますので、必ず講師を派遣できるとは限りません。また、ご希望の内容には添えない場合もあります。あらかじめご了承ください。

    • 研修テーマ一覧

    • お申込みの前に ※必ずお読みください

    • 申込方法

研修テーマ一覧

地方議会事務局又は図書室の職員等を対象とする研修

研修テーマ募集件数・派遣元詳細
立法調査~地方議会の活動のための調査5件
東京本館
「立法調査」とは、国会議員に対して提供する政策課題に関する調査サービスのことです。国立国会図書館調査及び立法考査局は、立法調査を使命としています。
立法調査においては、広範なテーマについて中立的な立場から客観的で的確な情報を迅速に提供することが求められます。議会が十全に機能するために、調査が不可欠であることは、国政においても、地方自治においても変わりありません。
この研修は、地方議会事務局・図書室の職員等を対象とします。国立国会図書館調査及び立法考査局における立法調査サービスの経験を基に、地方議会の活動のための調査の意義、留意点、調査ツールや調査方法などを紹介します。
研修に当たっては、受講者用PCがあることが望ましいです。
研修時間は1時間30分程度です。
1月~6月は講師を派遣することができません。その他、国会の開会状況により、ご希望の時期に派遣できない場合があります。

国内の図書館員等を対象とする研修

(1)国立国会図書館の業務、サービス及びデータベースに関する研修

研修テーマ募集件数・派遣元詳細
国立国会図書館を使いこなす12件
東京本館又は関西館
(1)~(4)のテーマから選択してください(複数選択可)。
  • (1)国立国会図書館が提供するレファレンスに役立つデータベース
  • 国立国会図書館がインターネットで提供しているツールを中心に紹介します。レファレンス・サービス入門者向けです。
  • (2)国立国会図書館の蔵書検索と申込のポイント
  • 国立国会図書館オンラインを使った資料の検索方法と、国立国会図書館に複写や図書館間貸出し、レファレンスを申し込む方法について、説明します。
  • (3)国立国会図書館のレファレンス・サービス
  • 国立国会図書館でどのようにレファレンス業務を行っているかを紹介します。
  • (4)国立国会図書館が作成した書誌データの利用方法
  • 国立国会図書館の書誌データ・典拠データについて、レファレンス・サービスや目録作成に活用する方法を紹介します。{.non-icon}
    {.non-icon}
    研修資料サンプル(PDF:721KB)
    研修時間は1時間30分から2時間程度です。
デジタル化資料送信サービス/デジタルコレクションの概要6件
東京本館又は関西館
国立国会図書館が提供している「図書館向けデジタル化資料送信サービス」(図書館送信)及び「国立国会図書館デジタルコレクション」について説明します。
  • (1)図書館向けデジタル化資料送信サービスについて
  • 図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)の概要や参加方法について説明します。
  • (2)国立国会図書館デジタルコレクションの概要
  • 国立国会図書館デジタルコレクションで利用できる資料群、システムの操作方法、歴史的音源(れきおん)等について説明します。
  • (1)、(2)いずれかのみを選択することも可能です。ただし、(1)のみを希望された場合は、関西館から講師を派遣します。
  • 組み合わせの有無にかかわらず、研修時間は1時間から1時間30分程度です。
  • 図書館向けデジタル化資料送信サービスは、国立国会図書館デジタルコレクションの画面でご利用いただくサービスです。
国立国会図書館における複写サービスと著作権
(募集終了)
2件
東京本館
当館の複写サービスの現状に沿ってご説明します。
複写サービスと著作権の関係に重点を置いた講義内容となります。
演習が必須ですが、受講者用PCは不要です。
研修時間は1時間30分程度です。
原則として、公立図書館を対象とします。
4月~6月は講師を派遣することができません。
国立国会図書館のオープンデータ
(募集終了)
1件
東京本館
オープンデータの概要を説明するとともに、国立国会図書館が提供しているどなたでも自由に使えるデータの概要、ダウンロード方法、利用条件、活用事例等を紹介します。お申し込みいただく組織での国立国会図書館のデータの活用の可能性や、その組織が保有するデータのオープン化の可能性について意見交換することも可能です。
研修時間は質疑応答を含めて2時間程度です。
研修資料サンプル(PDF:2.68MB)
4月、9月~10月は講師を派遣することができません。
レファレンス協同データベースの利活用3件
関西館
レファレンス協同データベースについて、事業やデータベースの概要、参加・登録・活用方法について紹介します。
研修時間、内容はご希望に応じて調整します。
標準的な研修時間は2時間程度です(PCでのデータベース操作演習を含みます)。
1月~3月は講師を派遣することができません。
障害者サービスに使える国立国会図書館のサービス3件
関西館
障害者サービスを実施している、あるいはこれから始めようとしている各種図書館にご活用いただける国立国会図書館のサービス(主としてインターネット経由で利用できるもの)をご紹介します。
演習はありません。受講者用PCは不要です。
研修時間は1時間程度です。
10月~1月は講師を派遣することができません。
また、原則として関西館から講師が日帰りできる開催地・開催時間帯に限定させていただきます。
国際子ども図書館の児童サービス
(募集終了)
1件
国際子ども図書館
国際子ども図書館の「子どもと本をつなぐ」ための様々な取組みをご紹介します。
また、国際子ども図書館のサービス概要についても併せてお話しします。
(例)
わらべうた、おはなし会の実践
閲覧室での小展示の工夫
など
演習はありません。
研修時間は1時間30分程度です。原則として参加者30名程度の研修を対象としますが、ご相談に応じます。
4月~5月、7月~8月は講師を派遣することができません。

(2)レファレンス業務に関する研修

研修テーマ募集件数・派遣元詳細
国会・法令・行政情報等の調べ方
(募集終了)
2件
東京本館
主にインターネット上のツールを用いて国会・法令・行政情報等を調べるノウハウを学びます。
(1)~(4)のテーマから選択してください。
  • (1)国会に関する情報の調べ方
  • (2)法令に関する情報の調べ方 研修資料サンプル(PDF:597KB)
  • (3)行政に関する情報の調べ方
  • (4)「国会会議録検索システム」「日本法令索引」の活用法
    {.non-icon}

    インターネットに接続可能でwebブラウザが使える講師用PCが必要です。
    各テーマにおいて、困った事例や未解決事例があれば、研修で重点的に取り上げます。
    複数のテーマを希望する場合は、予めご相談ください。なお、テーマや内容によって、派遣する担当講師が複数になる場合もあります(応募者と事前に協議します)。
    研修時間の目安は、演習なしの場合1時間半~2時間程度、演習ありの場合2時間程度です(研修時間は相談に応じます。)
    4月~5月は講師を派遣することができません。
人文分野の調べ方2件
東京本館
人文・総記分野のレファレンスに役立つツール(国立国会図書館オンライン、リサーチ・ナビを含む)をインターネットで公開されているものを中心に紹介します。
研修資料サンプル(レジュメ)(PDF:510KB)
研修資料サンプル(レファレンス・ツール紹介)(PDF:557KB)
インターネットに接続可能でWebブラウザが使える受講者用PCが必要です。
研修時間は2時間以上必要です。演習を希望する場合は、3時間程度の研修時間を設けていただくことを推奨します。
都道府県立若しくは政令指定都市の図書館または大学図書館の研修を対象とします。
4月~9月は講師を派遣することができません。
科学技術情報の調べ方1件
東京本館
科学技術分野のレファレンスに回答するノウハウを紹介します。事典をはじめとする参考図書類を使いこなし、実際のレファレンスに対応できるよう、初歩から解説します。
研修資料サンプル(PDF:1.35MB)
受講者数が25名以上の場合は、依頼館の職員に受講生のPC操作の補助をお願いします。講師のほか講師補助者の合計2名の派遣も可能です。
演習を必須とするため、インターネットに接続可能でWebブラウザが使える受講者用PC(受講者1~2名につき1台)が必要です。
研修時間は2時間30分程度です。
基本的に都道府県立図書館レベルの研修を対象としますが、ご相談に応じます。
4月~6月、10月~12月は講師を派遣することができません。
ビジネス関連分野の調べ方
((1)は募集終了)
2件
東京本館又は関西館
ビジネス支援サービスを行う図書館のために、必要な知識や考え方をご紹介します。
(1)、(2)のテーマからいずれか1つ選択してください。
  • (1)ビジネス情報分野のレファレンス・サービス入門(派遣元:関西館、募集件数1件)
  • ビジネス支援サービスについてワークショップ形式で学ぶとともに、これからビジネス支援サービスを始めようという図書館向けに、ビジネス情報分野のレファレンス・サービスに有用な情報源をご紹介します。
  • 演習を必須(ワークショップ形式)とするため、インターネットに接続可能でWebブラウザが使える受講者用PCが必要です。
  • 研修時間は2時間30分から3時間程度です。
  • 4月~5月は講師を派遣することができません。
  • (2)統計でビジネスレファレンスを調べる(派遣元:東京本館、募集件数1件)
  • 経済産業分野のレファレンスに回答するノウハウを紹介します。統計を検索する手法を中心に演習を交え、実際のレファレンスに対応できるよう、初歩から解説します。
  • 研修資料サンプル(PDF:713KB)
  • 受講者が25名以上の場合は、依頼館の職員に受講生のPC操作の補助をお願いします。講師のほか講師補助者の合計2名の派遣も可能です。
  • 演習を必須とするため、インターネットに接続可能でWebブラウザが使える受講者用PC(受講者1~2名につき1台)が必要です。
  • 研修時間は2時間30分程度です。
  • 基本的に都道府県立図書館レベルの研修を対象としますが、ご相談に応じます。
  • 4月~6月、10~12月は講師を派遣することができません。
健康・医療情報の調べ方
(募集終了)
2件
関西館
健康・医療情報分野のレファレンスに有用な資料・検索ツールをご紹介するとともに、健康・医療情報サービスについてワークショップ形式で学びます。演習を必須(ワークショップ形式)とするため、インターネットに接続可能でWebブラウザが使える受講者用PCが必要です。
研修時間は2時間30分から3時間程度です。
4月~5月は講師を派遣することができません。
日本語・英語で調べるアジア諸国の情報
(募集終了)
1件
関西館
日本語と英語でアジア諸国の情報を調べる方法を紹介し、実習も行います。現地語の知識がなくても問題ありません。
研修資料サンプル(PDF:624KB)
演習を必須とするため、インターネットに接続可能でWebブラウザが使える講師用PC及び受講者用PC(受講者持参のものでも可。タブレット端末やスマートフォンは不可)が必要です。
研修時間は1時間から1時間30分程度です。
4月~6月は講師を派遣することができません。
国際子ども図書館における児童書に関するレファレンス・サービス
(募集終了)
2件
国際子ども図書館
国際子ども図書館のサービス概要、国際子ども図書館のレファレンスで使用する国立国会図書館のデータベース、国際子ども図書館のレファレンス事例をご紹介します。
*「児童書に関するレファレンス」は、子どもを対象とするものではなく、児童書に関する、大人を対象としたレファレンスです。
研修資料サンプル(PDF:167KB)
研修時間は2時間程度です。
原則として、都道府県域レベルの研修を対象とします。
ご希望があればデータベース検索演習も実施できます。
4月~5月は講師を派遣することができません。

(3)図書館等の事業支援に関する研修

研修テーマ募集件数・派遣元詳細
資料保存4件
東京本館
講義と実習「図書館における資料保存」
所要時間:5時間(講義・実習:3時間、講師準備等:前後各1時間)
受講者数:講師1名あたり20名以内
  • 図書館における資料保存の考え方に関する講義(約1時間)
  • 図書館資料(取扱いに特別な配慮が必要な貴重書・特殊資料等は除く)の軽微な破損(ページの破れ、1~2ページ程度の脱落など)に対する簡易な補修手当ての実習(約2時間)
    (研修内容の詳細は、資料保存研修「実習テキスト 簡易補修(破れたページのつくろい)」(PDF:2.68MB)です)
    お申込みが多い場合、次の要件を満たす研修を優先します。
  • 複数の機関の職員が参加する研修であること。
  • 過去2年間に当館から資料保存に係る研修講師を派遣した実績がないこと。
    注意点
  • 講師による準備(会場設営、材料・道具の配付等)と後片付けに各1時間程度が必要です。そのため、研修時間は原則として 10:00-16:45 のうち、講義と実習合わせて3時間です。
  • 旅費および教材・道具等の往復の発送費を負担していただきます。
  • 会場近くに水場(給湯室、手洗い場程度)が必要です。
  • 講師卓の近くに電源が必要です。
  • 研修参加者1人当たり約45cm×約60cmの作業スペースのある作業台(机)が必要になります。
  • 受講者用PCは不要です。
    7月、9月、12月は講師を派遣することができません。
国立国会図書館におけるウェブアクセシビリティへの取組
(募集終了)
1件
東京本館
ウェブアクセシビリティに取り組もうとしている図書館のために、必要な知識や考え方を説明し、国立国会図書館の取組を事例として紹介します。また、どこからどのように取り組むべきか組織の状況に応じた取組の在り方について意見交換したいと考えます。お申込みいただく組織の取組状況に即した研修内容に可能な限り応じたいと考えます。
研修時間は質疑応答を含め2時間程度です。
受講者用PCは不要です。
4月、9月~10月は講師を派遣することができません。
図書館資料のデジタル化
(募集終了)
1件
関西館
国立国会図書館での事例紹介を交えつつ、図書館資料のデジタル化のポイントを概説します。YouTubeの「国立国会図書館公式チャンネル」で公開している遠隔研修教材「資料デジタル化の基礎」と同内容になります。
研修時間は1時間から1時間30分程度です。
図書館資料デジタル化・公開に伴う権利処理1件
関西館
国立国会図書館での事例紹介を交えつつ、図書館資料をデジタル化・インターネット公開する際の権利処理についてのポイントを概説します。YouTubeの「国立国会図書館公式チャンネル」で公開している遠隔研修教材「デジタル化資料の権利処理と利活用」と同内容になります。
研修時間は1時間から1時間30分程度です。

お申込みの前に

  • ※各テーマの詳細に特に記載のある場合を除き、原則として、1テーマにつき1名の講師を派遣します。
    複数テーマでの研修をご希望の場合は、テーマ数の分だけ講師を派遣します。
  • ※各テーマの詳細欄で記載している所要時間や研修内容から大きく外れた内容で研修を行うことはできません。予めご了承ください。

募集期間・派遣期間

募集期間:平成31年4月3日(水)まで
派遣期間:平成32年3月31日(火)まで

  • ※派遣期間は、令和2年度中(令和3年3月31日(水)まで)ですが、講師派遣決定から研修実施まで2~3か月の準備期間が必要です。
  • ※テーマごとに講師を派遣できない期間があります。各テーマの詳細をよくご確認ください。

費用

講師の旅費(交通費・宿泊費)、配付資料・アンケートの印刷は依頼者に負担していただきます。旅費については、派遣元(東京本館、関西館、国際子ども図書館)からの旅費をご負担いただく必要があります。
資料保存に関する研修では、講師の旅費の他に教材・道具等の往復の発送費もご負担いただきます。
なお、講師への謝礼金は一切不要です。

基本的な研修環境

インターネットに接続可能で、Microsoft PowerPointによるプレゼンテーションができる講師用PCを1台ご用意ください。
「国立国会図書館における複写サービスと著作権」及び「資料保存」以外のテーマで演習を希望される場合は、インターネットに接続可能な受講者用PC(受講者1~4名につき1台以上)が必要です。

研修アンケートの実施

当館講師による研修の終了後、受講者には当館のアンケート(無記名、A4 1枚程度)にご回答いただきます。ご協力をお願いします。

申込方法

電子メールでお申込みください。メールの件名は「■講師派遣型研修申込■」とし、メールの本文に、

  • (1)主催者名
  • (2)希望する研修テーマ名
  • (3)研修を希望する日にちや時期(可能なら複数挙げてください)
  • (4)研修会場(予定でも可。会場の写真等があれば添付してください)
  • (5)演習の希望の有無
  • (6)受講対象
  • (7)受講人数
  • (8)研修環境(講師用PCの画面を投影できる環境(プロジェクターやスクリーン等)及びマイクの有無、スクリーン等の大きさ、スクリーンから最後尾の座席までのおおよその距離)
  • (9)講師用PC(インターネット接続の可否、PowerPointのバージョン及びUSBメモリの使用の可否)
  • (10)受講者用PC(インターネット接続の可否、台数)
  • (11)連絡先
  • (12)(資料保存に関する研修のみ)水場・電源の有無
  • (13)(資料保存に関する研修のみ)研修に使用する机の大きさ(縦●cm×横●cm)、机1台当たりの人数

を明記の上、以下の宛先までお申込みください。

【宛先】国立国会図書館 講師派遣型研修担当
メールアドレス:haken-kenshuアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー

当館にてメール到着後、4日(土日祝日は含めません)以内に申込み受領のご連絡をします。
また、募集期間終了後(募集期間後のお申込みの場合は、申込み受領の連絡後)3週間以内に講師派遣の可否を連絡いたします。

問い合わせ先

国立国会図書館 関西館 図書館協力課 研修交流係(講師派遣型研修担当)
電話:0774-98-1446
メールアドレス:haken-kenshuアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー