国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

沢太郎左衛門:文久2年7月4日(1862年7月30日)の日記より

沢太郎左衛門

文久2年7月4日(1862年7月30日)

船内ではしかが流行  疫病 海外

雨。御船乗組の者、多分痲疹病に付、当分同所に碇泊相成る。

沢太郎左衛門や榎本武揚、赤松則良(あかまつのりよし)らオランダ行きの留学生たちが乗り込んだ船内では、麻疹(はしか)が流行り、下田での逗留を余儀なくされました。