国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

沢太郎左衛門

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沢太郎左衛門の肖像写真

沢太郎左衛門

さわたろうざえもん
1834年~1898年

沢太郎左衛門の日記について

この電子展示会で見られる日記の概要

  • 文久2年6月18日(1862年7月14日)~文久3年1月19日(1863年3月8日)までの航海日記。
  • 船内での生活の様子や船が座礁したこと等が記録されている。
  • 航海中に書かれたものでなく、後にまとめられたもの。

沢太郎左衛門の日記より

文久2年7月4日(1862年7月30日)

船内ではしかが流行  疫病海外
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雨。御船乗組の者、多分痲疹病に付、当分同所に碇泊相成る。
文久2年8月2日(1862年8月26日)

穏やかな海へ出航  海外
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快晴。風少く海面油を流せし如く、夕七ツ時御船当港出船、志州浦え向。夜中遠州灘え進む。この灘は兎角[とにかく]波立荒き所なれ共、風これ無きに付致て穏静。
文久3年1月1日(1863年2月18日)

船上の元旦  海外正月
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一同早朝起出、皆黒の紋付に小袴着用。元旦の式を行ふ。午前十時頃「シャンパン」酒を酌み礼を為。

沢太郎左衛門の日記一覧 (国立国会図書館デジタルコレクション収録分のみ)

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沢太郎左衛門について

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