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「デジタルコレクション活用フォーラム」を実施しました

令和3年3月4日(木)、国立国会図書館デジタルコレクション(以下「デジタルコレクション」)及び図書館向けデジタル化資料送信サービス(以下「図書館送信」)の活用に関する標記フォーラムをオンラインで実施しました。これはデジタルコレクションの特色や利用方法をより深く理解していただくとともに、図書館送信参加館における活用や案内についてのヒントを得ていただくこと、未参加館の方に図書館送信について具体的にイメージしていただくことを企図して行われたもので、国内外の公共図書館及び大学図書館等から約260名の参加者を得ました。

まず、国立国会図書館デジタルコレクションの概要について当館から説明した後、活用事例報告として福岡県立図書館・青木三保氏、愛媛県立医療技術大学図書館・泉浩氏、ししょまろはん代表・きたむらきよこ氏から、お話を伺いました。青木氏からはデジタルコレクションから郷土資料のリストを作成した事例、泉氏からはデジタルコレクションと大学のOPACを連携させた事例、きたむら氏からはデジタルコレクションと関係の深い没年調査ソンについてご紹介いただきました。報告のあとには参加者からの質問にも答えていただき、相互に理解を深めることができました。

終了後のアンケートからは、自館の地域資料や地域における資料の全体像を把握するためにデジタルコレクションが利用できることが分かり有意義だった、図書館送信の大学図書館での導入事例を知ることができ参考になった、没年調査はレファレンスの練習問題として今後やってみようと思った、といった声が聞かれました。

このワークショップで使用した資料の一部を当館ホームページに掲載しています。
https://dl.ndl.go.jp/ja/20210304_forum.html

(国立国会図書館 関西館 文献提供課 複写貸出係)

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