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館長挨拶

ご挨拶

羽入館長の肖像写真

国立国会図書館は1948年(昭和23年)、「日本の民主化と世界平和とに寄与すること」を使命に、国会の一組織として設置され、以来、立法補佐業務を第一義に活動してまいりました。これは、「議員の調査研究に資するため、…国会に国立国会図書館を置く」と定めた国会法第130条と、以下の国立国会図書館法「前文」に依拠します。

「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」

すなわち、国民を代表する国会議員によって構成される国会での議論に資するよう、可能な限り迅速かつ公平に必要な情報を提供することが、国立国会図書館の使命を果たすために最も重要な役割となっています。

立法補佐業務を行う一方で、行政や司法の支部図書館を通して図書館サービスという点で三権のネットワークも形成しています。同時に、他の図書館や利用者への図書館サービスも重要です。

これら図書館サービスの基盤はいずれも図書館資料にありますが、国立国会図書館は国内唯一の納本図書館として、国内で刊行された資料の全てを収集し保存し利用に供するという役割も担っています。

国立国会図書館の資料は時を超えて存在し続けるべき資料です。そしてそれらが場所を問わず利用され、議論や思考の素材となることが理想です。そこで、この理想の実現を目指して、中期計画では「ユニバーサル・アクセス2020」というビジョンを掲げ、活動目標を設定しました。「ユニバーサル・アクセス」は、国立国会図書館として収集している知的資産をできるだけ普遍的に保ち、普遍的に提供することを意味します。端的には、保存されている資料に、誰でもいつでも接することができる環境を整えて行きたいと考えています。

情報環境が急速に変化し、図書館資料の質も変容しつつありますが、この状況を好機と捉えて国立国会図書館の一層の充実に努めてまいります。

これまでのご理解とご協力に感謝申し上げ、引き続きのご支援をお願い申し上げます。

国立国会図書館長 羽入佐和子

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