調査及び立法考査局 行政法務課 長谷川佳菜(令和2年度入館)
令和7年度業務説明会(令和7年10月~令和8年2月開催)
主な経歴
はじめに
大学では、法学部で政治学を中心に勉強しました。子どもの頃から図書館や本が好きだったことや、立法調査や情報の保存といった当館の業務に魅力を感じたこと、「日本の民主化と世界平和とに寄与する」という当館の使命に感銘を受けたことなどが、当館を志望した理由です。
現在担当している業務
現在は、調査及び立法考査局で、国会の活動を補佐するための立法調査業務に携わっています。調査及び立法考査局には、分野別の調査を担当する11の課が設置されており、私は、その中の行政法務課で、刑事法制や警察に関する調査を主に担当しています。
日々の中心的な業務としては、国会議員等からの依頼に応じて行う調査(依頼調査)があります。また、依頼調査のほかに、重要な国政課題等に関する刊行物の執筆も行っています。
担当業務のやりがい・魅力
立法調査業務の魅力として、国内最大の図書館である当館の膨大な所蔵資料を活用して調査を行えることが挙げられます。インターネットを通じて多くの情報にアクセスできる時代ですが、専門的な調査を行うに当たっては、図書や雑誌などの資料からしか得ることのできない情報が、いまだ不可欠です。納本制度により納入され、保存・継承されてきた当館の資料を自由に駆使することができる環境は、調査という仕事を行う上で、大変恵まれたものであると感じています。
また、社会や国政の動向に応じて扱うテーマが日々変化し、常に新たな学びがあることも、魅力の1つです。新たなテーマについて素早く把握し、適切な資料を提供したり刊行物を作成したりすることは容易ではありませんが、今まさに議論されている課題に向き合っているという充実感があります。なお、担当分野の最新の動向を知る方法として、資料による調査以外に、国内外での現地調査なども行っています。
以上のような調査を経て作成・提供した調査回答や刊行物が国会で取り上げられたり、依頼者である国会議員等から「役に立った」というお言葉を頂いたときには、大きなやりがいを感じます。
出向の経験
令和4年7月から令和6年6月までの2年間、衆議院法制局に出向し、議員立法の立案等に携わりました。出向中に、実務を通して法律や国会運営に関する知識を深められたことは、現在の立法調査業務にも生かされています。また、出向を通じて、当館が国会の中で果たす役割や、外部から当館に寄せられる期待について、館外から客観的に捉え直すことができたように思います。さらに、当館職員以外の国会職員の方々と共に働けたことも、大変貴重な経験でした。
当館職員を目指す方へ
当館には多様な業務がありますが、どのような業務でも、最終的には、「日本の民主化と世界平和とに寄与する」という使命の実現につながっているという点が、当館の大きな魅力だと思います。また、館内の業務のほか、出向など、外部機関で経験を積む機会もあります。崇高な使命の下で、様々な経験を通じて成長したい。そのような意欲ある皆様と、共に働ける日を楽しみにしています。