国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

内田政

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内田政の肖像写真

内田政

うちだまさ
1871年~1946年

内田政の日記について

この電子展示会で見られる日記の概要

  • 1890、1892、1894~1901、1908年、皮革装ノート1冊に書かれた日記。
  • 日本語、漢文、英語。
  • アメリカ留学時代から、内田康哉の妻となり清国公使館へ同行するまでを記す。

内田政の日記より

明治23(1890)年6月1日

明治の女子教育 
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午後に桑[サンフランシスコ]を指して出発の日なれど、朝教会に行き、今一度日本語の説教を聞き、しかる後、野毛丁[町]の館に帰り、仕度をなし、再び父上の御勧を受く。「金銭の価値を知て無益に費用せず、謹んで能く経済を守り、毎月その計算を国本[くにもと]に報ずる事」。
明治32(1899)年2月14日

バレンタイン・デー  図書館・読書娯楽
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本日はValentineの日なりしかばチャールス ラムの「St.V.day」を読み、またチョーサーの”P.F.[The Parliament of Fowls]”を十時まで読む。しかして後、仕事にかゝる。午後に二十三号参る。夕には二十七号認む。
明治32(1899)年5月24日

夫人としての外交デビュー  外交
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英国公使館にて英国女皇の御Birthday園遊会に行。この日始めて青木大臣に面会し、また久々にてのSocial Gatheringとて誠に面白くかんず。
明治34(1901)年11月10日

駐清公使夫人として赴任  外交海外
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北京日本公使館 This day left 天津 at 9, came to Peking 1. 30. p.m. Not having had lunch ate our noon meal at about 4. Bagages arrived in the evening.

内田政の日記一覧 (国立国会図書館デジタルコレクション収録分のみ)

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