国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

大鳥圭介

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大鳥圭介の肖像写真

大鳥圭介

おおとりけいすけ
1832年~1911年

大鳥圭介の日記について

この電子展示会で見られる日記の概要

  • 五稜郭の戦いに敗れた大鳥圭介の護送時の日記。墨書、1冊。
  • 明治2年5月18日(1869年6月27日)の五稜郭出発から明治2年6月29日(1869年8月6日)護送先の千住までの記録。日付、天気、宿泊地等のほか各宿泊地の戦禍状況も記されている。

大鳥圭介の日記より

明治2年5月22日(1869年7月1日)

青森からの護送を前に
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野稿 青森旗亭記感 自捨身世呈飄零 怏々孤愁眠易醒 夜半下瞼時決眥 光寒一點北辰星。[自ら身を捨てて世に飄零[ひょうれい]を呈し、怏々[おうおう]として孤愁し眠り醒め易し。夜半瞼[まぶた]を下し、時に眥[まなじり]を決す、光寒くして一点の北辰の星]。
明治2年5月27日(1869年7月6日)

戊辰戦争の戦禍  戊辰戦争
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秋田領大館に宿。この地去冬南部と戦争の節、兵火に罹る。
明治2年6月9日(1869年7月17日)

峠の悪路に苦しむ 
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昨夜大雨。今日道路甚悪し。 峠上秋田領と新庄領の境あり。院内峠越、及位村昼食。金山宿この間大峠二あり。すこぶる険岨なり。終日大雨にて歩行の人難渋す。

大鳥圭介の日記一覧 (国立国会図書館デジタルコレクション収録分のみ)

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