国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

児玉源太郎

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児玉源太郎の肖像写真

児玉源太郎

こだまげんたろう
1848年~1906年

児玉源太郎の日記について

この電子展示会で見られる日記の概要

  • 「洋行日記」は1891年10月~1892年8月まで欧州諸国を視察した折の日記。
  • 「手帳メモ」は1888、1892年から、1900・1901年、1902年、1903・1904年の5冊で、参謀本部や陸相期の旅行時の覚書や職務上のメモ。

児玉源太郎の日記より

明治24(1891)年11月10日

シンガポールのホテル事情  海外
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午後第四半、新嘉坡[シンガポール]着す。ルフールホテルに一泊、取扱甚だ不可なり。食物もまた甚だ不味[まずい]。始めて仏船の美味を感ぜり。
明治24(1891)年11月30日

アレキサンドリアの様子  海外
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日曜午前五時、アレキサントル着す。天気にして恰[あたかも]春陽の如し。高楼層閣櫛比し、旧時の大都府に負かざるべし。
明治25(1892)年8月3日

シンガポールで日本の情勢を知る  海外図書館・読書
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午前第六時、新嘉坡[シンガポール]解纜[かいらん]す。新嘉坡において日本新聞中の田中司法去り佐野出る、且西郷、品川の遊説を伝ふ。何処迄に不明に侵入するや、実に慷慨[こうがい]に堪えず。特に書す。

児玉源太郎について

履歴

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