国立国会図書館憲政資料室 日記の世界

寺光忠:昭和20(1945)年1月1日の日記より

寺光忠

昭和20(1945)年1月1日

新年のわびしい想い  第二次世界大戦 正月

年歯今や三十八。近き次代を背ひ政治を担ふと予想せられる青年たち(特攻隊等に鍛へられた出征学徒軍人)と最早余りにもかけ離れた年令に達したことがわびしく考へられるこの元旦。

元旦に38歳であった寺光は、出征学徒の年齢と比較して想いを記しています。