隅田堤
東京都 墨田区
隅田堤
三囲神社から木母寺まで隅田川沿いにのびる堤。現在は墨堤通りとなっている。桜は4代将軍徳川家綱のころから植えられていたが、8代将軍徳川吉宗は、享保2(1717)年5月に桜100本を、享保11(1726)年には桃、柳、桜、計150本を増植させた。花見の名所として賑わい、名物として桜餅が有名。
錦絵・絵画等
春色隅田堤の満花
新撰江戸名所 隅田川堤白雨之図
隅田堤遠景之図
隅田堤桜盛
東都花暦 隅田堤之桜
東都隅田堤
江戸自慢三十六興 向嶋堤ノ花并ニさくら餅
清親畫帖 [1]
東京名所 [8]
武蔵百景
その他の資料
- 隅田河堤(本文) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 隅田河堤春景(挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
水神の森
水神社(現隅田川神社)の鎮守の森。小高い土地にあったため、増水でも沈むことがなかったことから、「浮島」とも呼ばれていた。源頼朝挙兵の際、治承4(1180)年この地に到り、水神の霊験に感じて水神社の社殿を造営したと伝わる。河川交通の要所であることから、隅田川流域の船主の信仰を集めていた。現在は100メートルほど南に移転している。
錦絵・絵画等
名所江戸百景 隅田川水神の森真崎
その他の資料
- 木母寺 梅若塚 水神宮 若宮八幡[其一](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)
- 木母寺 梅若塚 水神宮 若宮八幡[其二](挿絵) 『江戸名所図会 7巻』(1834)



