はじめに

民法改正によって、令和4(2022)年4月1日から成年年齢が20歳から18歳へ引き下げられました。これは明治9(1876)年に当時の法令に当たる太政官布告で成年年齢が20歳と定められて以来、約140年後の大きな変更です。
国の法令によって一律に成年年齢が定められるようになる以前は、通過儀礼である成人儀礼によって一人前の大人として認められていました。
今回の本の万華鏡では、昔の成人儀礼について、公家、武家、庶民の別に、その一端を紹介します。

  • 拡大画像にはデジタルコレクションあるいは図書館・個人送信のボタンがあり、当該資料の「国立国会図書館デジタルコレクション」へのリンクが掲載されています。図書館・個人送信の場合は、図書館送信の参加館からアクセスするか、個人向けデジタル化資料送信サービスを利用することでデジタル化資料を閲覧することができます。詳しくは次のページをご覧ください。
  • 【 】内は、国立国会図書館の請求記号です。
  • 資料からの引用が旧字体の場合、常用漢字に直しました。
  • 「本の万華鏡」第31回は2022年4月に公開しました。内容は公開当時の情報に基づきます。

次へ
第1章 公家の成人



ページの
先頭へ