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ホームイベント・展示会情報科学技術に関する調査プロジェクト2025シンポジウム「国際共同研究と経済安全保障―閉じた科学の台頭にどう向き合うか―」(終了しました)

科学技術に関する調査プロジェクト2025シンポジウム「国際共同研究と経済安全保障―閉じた科学の台頭にどう向き合うか―」(終了しました)

最先端の科学技術・イノベーション活動には、共同研究や人材交流を通じた国際的な協力が不可欠です。しかし近年は、経済安全保障上の懸念、特に研究成果の国外流出が指摘され、また、国際情勢の複雑化に伴い、科学研究における有力国においても国際協力に前向きではない状況が生じています。

優秀な研究者を確保し、国際的な存在感を維持するため、我が国は、このような閉じた科学の台頭とも言える状況にどう向き合えばよいでしょうか。

このシンポジウムでは、国際的なイノベーション活動に着目し、現状と今後の課題について、各分野の専門家による報告とパネルディスカッションを通じて展望します。

プログラム

開会挨拶・趣旨説明

伊藤 克尚(国立国会図書館専門調査員・調査及び立法考査局文教科学技術調査室主任)

問題提起

開かれた科学の効果と閉じた科学の台頭

吉岡(小林) 徹氏(一橋大学イノベーション研究センター准教授、国立国会図書館客員調査員)

パネリスト報告

(1)大規模学術論文データからみた国際研究エコシステムと日本の立ち位置

浅谷 公威氏(東京大学大学院工学系研究科特任准教授)

(2)国家間関係から科学技術活動をみる―国際政治学の視点―

齊藤 孝祐氏(上智大学総合グローバル学部教授)

(3)「開かれた科学」のための政策と研究マネジメント

明谷 早映子氏(東京大学大学院医学系研究科利益相反アドバイザリー室長、弁護士(第二東京弁護士会所属))

(4)3名の報告へのコメント

村上 由紀子氏(早稲田大学政治経済学術院教授)

パネルディスカッション・質疑応答

ファシリテータ 吉岡(小林) 徹氏

閉会挨拶

澤田 大祐(国立国会図書館調査及び立法考査局文教科学技術課科学技術室長)

概要

日時2025年 9月26日(金) 14時00分~17時00分
会場オンライン開催(Microsoft Teamsウェビナーを使用)
募集人数テーマに関心をお持ちの研究者・専門家・実務者等 300名
参加費無料
申込方法次のリンク先の登録画面からお申し込みください(画面右側の枠内にある「登録」をクリックしてください。)。
申込み締切イベント終了まで申込可能です。
(先着順。定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。)
お問い合わせ先国立国会図書館 調査及び立法考査局 調査企画課
(科学技術に関する調査プロジェクト シンポジウム担当)
TEL: 03-3581-2331(代表)
FAX: 03-3581-2603