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「ゲノム編集技術―最前線で生じつつある課題と展望―」

科学技術に関する調査プロジェクト2021シンポジウム
「ゲノム編集技術―最前線で生じつつある課題と展望―」
(終了しました)

国立国会図書館の令和2年度科学技術に関する調査プロジェクト「ゲノム編集の技術と影響」の成果を踏まえつつ、社会実装が本格化するゲノム編集技術をめぐって、新たに生じつつある課題や論点を展望します。

ゲノム編集技術は、国際的に広がりを見せるバイオエコノミーを支える重要技術であり、ひいては国際連合の「持続可能な開発目標」(SDGs)に掲げる循環型経済等の実現に寄与する技術として注目されつつあります。ゲノム編集技術の社会実装が進むフロンティアにおいて新たに生じつつある諸課題を掘り起こし、今後のゲノム編集技術を取り巻く産業と社会を俯瞰的に理解する視角を共有します。パネリストには、ゲノム編集育種、バイオエコノミー、イノベーション人材育成、知的財産権、医療倫理、ジーンドライブに通じた学識経験者を迎え、幅広い視点から議論を行います。

プログラム

  • 【開会挨拶】
    • 樋山 千冬(国立国会図書館調査及び立法考査局 文教科学技術課科学技術室長)
  • 【開催趣旨説明】
    • 石渡 裕子(国立国会図書館専門調査員・調査及び立法考査局 文教科学技術調査室主任)
  • 【問題提起】
    • 立川 雅司氏(名古屋大学大学院環境学研究科教授・国立国会図書館客員調査員)
  • 【報告】
    • 江面 浩氏(筑波大学 生命環境系教授・つくば機能植物イノベーション研究センター長)
      • 「高GABAトマトの産業化に伴う社会的課題」
    • 山本 一彦氏(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科教授)
      • 「勃興するバイオエコノミーと岐路に立つ日本―「デジタル×バイオ」時代の到来―」
    • 橋本 一憲氏(弁理士・セントクレスト国際特許事務所副所長)
      • 「ゲノム編集技術の知的財産権問題」
    • 三成 寿作氏(京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授)
      • 「ゲノム編集技術をめぐる規制等について」
    • 藤木 篤氏(神戸市看護大学看護学部准教授)
      • 「ジーンドライブの倫理問題」
  • 【コメント】
    • 中村 崇裕氏(九州大学農学研究院教授)
  • 【パネルディスカッション】
    • ファシリテータ 立川 雅司氏

概要

日時 2021年 9月24日(金) 14時00分~17時00分
会場 Webex によるウェビナー形式(オンライン)
募集人数 300名(先着順。定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。)
参加費 無料
申込方法 終了しました
申込み締切 2021年9月23日(木)17:00
お問い合わせ先 国立国会図書館 調査及び立法考査局 調査企画課
(科学技術に関する調査プロジェクト シンポジウム担当)
TEL: 03-3581-2331(代表)
FAX: 03-3581-2603