はじめに

明治に入り、日本人建築家による西洋式の建築が建てられるようになりました。今回の「本の万華鏡」では、急速な近代化を象徴するそれらの建築に関わった建築家たちと、建築家同士の戦いの場、建築設計競技(コンペ)に関する資料を「日本近代建築の夜明け」と題して取り上げます。また、近代建築が名所として認識され、名所案内や写真集に取り上げられている様子を紹介します。

東京復活大聖堂(ニコライ堂)の夜景 国会議事堂の夜景 大阪市中央公会堂の夜景

上掲の写真は、今回紹介する建築物の夜景です。それぞれ何という建物かおわかりでしょうか?
正解は、左から東京復活大聖堂(ニコライ堂)、国会議事堂、大阪市中央公会堂です。これらは明治・大正期に建てられて現在でもなお観光名所として愛されていますが、関わった建築家たちや、実際に建物が建てられるまでには様々な物語がありました。

※画像提供(左から):「ちよだ写真館」、「参議院事務局」、「大阪市中央公会堂」

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