近代日本人の肖像

相馬 そうま 愛蔵 あいぞう

生没年
明治3年10月15日 〜 昭和29年2月14日
1870年11月8日 〜 1954年2月14日)
出身地
長野県
職業・身分
実業家

解説

新宿中村屋の創立者。明治23(1890)年東京専門学校(後の早稲田大学)を卒業し、札幌農学校(後の北海道大学)で養蚕学を修め、24年郷里で蚕種製造を始める。のち上京して34年本郷にパン製造小売業の中村屋を開業。42年新宿に移転、カリーライス・月餅等を販売し、大正12(1923)年株式会社に改組した。また、上京時にキリスト教に入信した愛蔵は、その精神に則り、禁酒運動や廃娼運動を行った。妻黒光(こっこう)の文化人サロンを援助したほか、インドの独立運動家ラス・ビハリ・ボースやロシアの詩人ヴァスィリー・エロシェンコを保護、援助したことも知られる。

関連資料

著作

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相馬 そうま 愛蔵 あいぞう

相馬愛蔵の肖像
  • 相馬愛蔵の肖像1枚目
  • 相馬愛蔵の肖像2枚目
  • 相馬愛蔵の肖像3枚目
出典: