近代日本人の肖像

川上 かわかみ 冬崖 とうがい

生没年
文政10年6月11日 〜 明治14年5月3日
1827年7月4日 〜 1881年5月3日)
出身地
長野県
職業・身分
芸術家
別称
山岸(旧称)、斧松(幼名)、万之丞、寛、太年(別号)

解説

洋画家、南画家。近代洋画の先駆者。18歳ごろ江戸に出て上野東叡院に仕えるも、四条派の大西椿年に会い画家を志す。安政3(1856)年蕃書調所に出仕し、画学局の筆頭となった。明治元(1868)年沼津兵学校の絵図方として招かれ、図画の指導を担当。のち大学南校の図画御用掛に任じられた。4年文部省、翌5年から陸軍省に出仕し測量地図製作にあたった。また下谷に画塾である聴香読画館を開いて西洋画を指導し、門下から小山正太郎、高橋由一らが輩出した。著書に『西画指南』等。

関連資料

著作

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川上 かわかみ 冬崖 とうがい

川上冬崖の肖像
  • 川上冬崖の肖像1枚目
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