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トップ > 国立国会図書館について > 科学技術情報整備審議会 > 諮問・答申ほか > 第3回科学技術関係資料整備審議会における諮問事項に対する答申

科学技術関係資料整備審議会

科学技術関係資料整備審議会諮問・答申

第3回科学技術関係資料整備審議会における諮問事項に対する答申

国立国会図書館長
河野義克殿
科学技術関係資料整備審議会
委員長 芽誠司

諮問事項
国立国会図書館における「科学技術関係図書・雑誌等の特に補充すべきものを選択する基準について」および「科学技術関係書誌活動の改善すべき点について」

答申
 第3回科学技術関係資料整備審議会において、諮問をうけた標記の件に関する本審議会の意見を、次のとおり答申いたします。

一 科学技術関係図書・雑誌等の特に補充すべきものを選択する基準について

 国内および国外の資料をできる限り網ら的に収集することは、国立国会図書館の使命であり、この基本方針のもとに各大学その他の図書館の計画をも参照しつつ収集の努力をなすべきであるが、絶えず増大しつゝある資料を効果的に整備するためには、当面つぎの諸点について考慮することが望ましい。

  1. 基本文献およびバックナンバー
     自然科学および技術の発達に貢献した数多くの研究者の著作は現在の科学技術の基礎をなす資料であり、国立国会図書館においてこれら基本文献を計画的に収集すべきである。バックナンバーについても従来その整備のため努力がなされているが、同様の趣旨にもとづき、特に国内の各種主要専門図書館等とも連絡協力し、更に整備充実をはかる必要がある。
  2. 入手困難な資料の重点的収集
     科学技術関係資料のうちには、通常の方法による入手が困難で、しかも他に替え難い内容をもつものが少なくない。これらの資料を入手し、一般の利用に供することは、国立国会図書館がなすべきことのひとつである。そのため、外国政府刊行物については国際交換により、民間機関刊行物についてはその団体に加入するなど、可能な方法をつくしてその入手につとめるべきである。
  3. 時期的、地域的な収集もれについて
     第二次大戦前後の出版物は国内のどの機関でも収集が不完全であるので、国立国会図書館がその整備に努力することが望まれる。また現在の国立国会図書館の科学技術資料の収集は欧米諸国のものが主となつているが、特に地学・生物学等の分野においては中・南米諸国や太平洋地域のものも重要であるので、この点についての配慮が望まれる。
  4. 新刊資料の収集について
     新刊出版物は従来かなり良く整備されているが、今後更に増大する資料について適切な収集を行なうには、刊行物に関して充分な調査を行い、また"Nature","Science"などの書評を利用するなど有効な方法を講ずることが必要である。
     その選択にあたっては国家的見地から行ない、必ずしも利用度によらず、またとくに高価なものの収集などについて、関係機関との緊密な協力がなされることが望ましい。
二 科学技術関係書誌活動の改善すべき点について

 科学技術関係書誌活動について従来かなりの努力がはらわれているが、なお不充分の点が少なくない。全体として、収集された資料が利用者に充分に知らされていないのが現状であるので、「何があるか」を知らせることに更に一段の努力が望まれる。利用者の立場から編集された、使い易い書誌は図書館と利用者を結びつける最も有効な手段である。現行の科学技術関係書誌については、資料の利用者に直接届くよう、発行部数を画期的に増加しまた配布方法を検討する必要がある。現在の無償配付のほか、有料頒布の途を講ずることは最も有効である。
 「雑誌記事索引」はわが国の学術論文の総合的索引誌として唯一の貴重な書誌である。しかしながら、これに国内欧文誌が採録されないのはその価値を著しく減ずるものであるから、早急にその改善がなされるべきである。
 文献複写の手段は近年著しく進歩して、資料の利用形態を変えつつある。書誌活動の改善は資料の高度利用を前提とするものであるから、より迅速かつ容易な複写の施設を拡充し、かつこれの周知方に努力し、書誌活動の改善と表裏一体のものとして検討すべきである。

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