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IFLA/PACアジア地域センター

IFLA/PACとは

IFLA(International Federation of Library Associations and Institutions)は、図書館及び情報サービスに関する世界最大の国際組織で、図書館協会・図書館・関連機関など150か国・地域1500団体以上が加盟しています。IFLAの中には、資料保存をはじめ、著作権、研修・教育、国立図書館など様々なテーマを扱う組織があります。資料保存の課題に取り組む組織の一つが、IFLA/PAC(IFLA Strategic Programme on Preservation and Conservation)で、世界各地の国立図書館に置かれた16の地域センター、国内センター等が、地域性とそれぞれの得意分野を活かしながら活動を展開しています。国立国会図書館はアジア地域センターです。

IFLA/PACは、資料保存の推進のため、情報発信や協力ネットワークの促進、教育・研修等に注力しています。

IFLA/PACの刊行物

IFLA/PACアジア地域センターの活動

国立国会図書館は、1989年にIFLA/PACアジア地域センターに指定されました。日本を含むアジア地域での資料保存の促進を目的として、「保存協力プログラム(PDF: 86KB)」に基づき、情報提供・普及活動・研修・技術援助などの保存協力活動を進めています。

情報提供面では、英語版ホームページPreservation and Conservation等による情報発信、IFLA/PACの刊行物の日本語への翻訳などを行っています。また、保存フォーラムなどのイベントを開催して、保存に関する情報交換の場を提供しています。アジア地域センター指定から初めの10年間には国際シンポジウム(インターネット資料収集保存事業(WARP))を、2006年にはIFLA年次大会のプレコンファレンスを開催するなど、機会をとらえて国際的な動向を紹介してきました。

依頼に応じて、研修生の受入れや講師派遣も行っています。保存協力ネットワークの推進のために、国内外の関連組織に委員を送る、国際会議に参加する、などの取組も行っています。

連絡先

IFLA/PACアジア地域センター
メールアドレス:pacasiaアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03-3581-2331(代表)

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