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第5章 新日本の建設

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d. 占領政策の転換と独立の回復

5-13 警察予備隊

昭和25(1950)年6月25日、朝鮮戦争が勃発した。戦況が切迫し、在日米軍も多数派兵される中、マッカーサーは7月8日、75,000名の「国家警察予備隊」の創設および8,000名の海上保安力の増員を認めるとの書翰を吉田茂宛に送った。日本政府は8月10日、ポツダム政令の形式で警察予備隊令を公布・施行した。この点につき芦田均は、現憲法のもとで、このような重要な決定が法律によって行われなかったことにより、警察予備隊と国会が遊離し、国民との親和も得られないのではないかとの懸念と共に、将来的に「軍」としての位置付けを明確にする必要性を述べている。

警察予備隊瞥見

『警察予備隊瞥見』
  • 昭和26年頃
  • 芦田均関係文書  書類の部 356
  • 国立国会図書館(寄託)

[Douglas MacArthur's Letter to Prime Minister]

『[Douglas MacArthur's Letter to Prime Minister]』
  • 8 July 1950
  • <Sheet No. GS(B) 01751>
  • 国立国会図書館
  • マイクロフィッシュ
  • 原所蔵:米国国立公文書館(RG331)
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