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第2章 明治国家の展開

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c. 議会政治の展開

2-19 立憲政友会の成立

立憲政友会成立当時の写真 明治33年10月3日 『立憲政友会史』第1巻所収
立憲政友会成立当時の写真 明治33年10月3日 『立憲政友会史』第1巻所収

伊藤博文は、伊藤系官僚出身者を中核として都市商工業者を支持層とする新党結成を考えていたが、一方、憲政党の側でも星亨を中心に藩閥政府有力者との提携により、政権参加を狙う動きが模索されていた。この両者が提携して明治33(1900)年9月15日に成立したのが立憲政友会であった。発会式には1,400余名が参加し、100万人が入会したという。

本史料は立憲政友会の会則の草案であり、起草に携わった伊藤博文、伊東巳代治の手許に残されたものと思われる。伊藤は立憲政友会を、従来の政党にまつわるイメージから切り離そうと、名称を立憲政友「会」とし、また、幅広い層からの支持を集めるため、組織を倶楽部形式にしようとしたが、あまり効果は無かったといわれている。

[立憲政友会会則草案]

『[立憲政友会会則草案]』
  • [明治33年]
  • 伊東巳代治関係文書 353-3
  • 国立国会図書館
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[立憲政友会の規約]

『立憲政友会の規約』
  • [明治33年]
  • 伊藤博文関係文書 書類の部 166
  • 国立国会図書館
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