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第31回保存フォーラム

第31回保存フォーラムの開催について

近年、地球温暖化に伴う世界規模の異常気象により、日本でも記録的な猛暑や豪雨災害が発生しており、図書館や文書館など資料の収蔵・保存機関もその影響を免れません。必要とされる資料の劣化対策、防災対策は多岐に渡りますが、その中でも「保存容器」への収納は、資料を長期的に保存するための基本的かつ簡便な保存技術であり、適切に使用することによって、資料を劣化・破損させる様々な外的要因から保護する機能が期待できます。

歴史を遡れば、正倉院の宝物は1000年以上に渡り、校倉と唐櫃と呼ばれるスギ製の木の箱に守られ保存されてきました。また、日本を含む東アジアでは書物を「帙」に保管する伝統があります。アメリカでは資料に安全で長期保存に適したボード紙製の保存箱が1960年代に開発され、現代の資料保存の取組に大きな影響を与えました。日本でも1990年代以降、このようなボード紙製の保存容器が図書館等で広く普及しています。

「保存容器」の原点、開発と普及、活用事例についての報告から、各機関が保存容器をどのように使って大切な資料を守ってきたかを知り、未来への備えを考える材料とすることを目的に、以下のとおり第31回保存フォーラムを開催いたします。

日時 2020年12月16日(水) ~2021年1月15日(金)
上記期間中、いつでも配信動画を視聴していただけます。
会場 オンライン動画配信(参加登録者限定)
テーマ戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―
プログラム
  • 報告1「正倉院文書の保存環境―保存容器を中心に」(約45分)
  • 髙畑誠氏(宮内庁正倉院事務所保存課保存科学室員)
  • 報告2「近代容器の起源と「防ぐ」保存の発展」(約30分)
  • 安江明夫氏(資料保存コンサルタント、専門図書館協議会顧問)
  • 報告3「保存容器さまざま : 資料移転のために作成した保存容器について」(約30分)
  • 山口良子氏(九州大学附属図書館収書整理課長)
  • 報告4「国立国会図書館の保存容器」(約30分)
  • 関さやか(国立国会図書館収集書誌部資料保存課洋装本保存係長)

動画は報告別にファイルを分けて配信します。
報告時間は変更となる場合があります。

対象図書館員等の資料保存に関心のある方
募集人数 300名(先着順)
参加費 無料
申込方法 参加申込みページからお申込みください。
Webex Eventsによる申込みフォームが表示されます。
申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
申込みをしますと、Webexから申込受付のメールが送付されます。メールが届かない場合は、受付が完了していない可能性がございますので、お問い合わせ先までご連絡ください。
必ず事前に参加者マニュアル(271KB)をご確認ください。
申込み締切 12月2日(水)17時(定員に達した時点で受付を終了します。)
お問い合わせ先 国立国会図書館 収集書誌部 資料保存課
電話番号 03(3506)5219(直通)
メールアドレス:hozonkaアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー