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国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述(DC-NDL)

国立国会図書館では、インターネット上に存在する情報資源等の組織化・利用提供のため、メタデータ記述要素および記述規則を定めています。

国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述(DC-NDL2026年4月版)

概要については、「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述」をご覧ください。策定の趣旨や経緯は、「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述」の「3 改訂の経緯」に詳しい記載があります。
語彙の意味定義は「第一部 NDL Metadata Terms」、語彙の用法についての規定は「第二部 Application Profile」、RDFによる語彙の定義は「第三部 RDFスキーマ」をそれぞれご参照ください。

※当該標準を採用している当館システムのフォーマット仕様については、以下をそれぞれご覧ください。

国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述に関する解説・実例集

国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述(DC-NDL)に関する解説・実例集を掲載しています。(DC-NDL2026年4月版の内容に基づいています。)

各サービスにおける適用

国立国会図書館の各サービスで採用しているメタデータ記述規則は以下のとおりです。

サービス名メタデータ記述規則メタデータフォーマット(エンコード方式)
国立国会図書館サーチDC-NDL 2020年12月版
DC-NDL 2026年4月版
RDF/XML等
国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)DC-NDL 2020年12月版XML
国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)DC-NDL2020年12月版
(NDL Metadata Termsを一部適用)
RDF/XML等

DC-NDL2026年4月改訂における主な変更点

NDLサーチにおけるDC-NDL(RDF)フォーマットの仕様変更については、「DC-NDL(RDF)フォーマット仕様ver.3系の主な変更点(今後の予定を含む)」をご覧ください。

(1)「書誌情報」と「個体情報」の適用範囲の見直し

DC-NDLでは、メタデータを「書誌情報」、「個体情報」、「管理情報」の三層構造で表現し、それぞれ資料の識別、各図書館の個別資料、メタデータの管理に関する情報等を記述することとしています。
今回の変更では、情報探索の利便性向上のため、同一の表現型資料を統合的に提供できるように見直しを行いました。具体的には、「書誌情報」には原則として資料の利用形態によって変更されない共通の情報を記述することとし、「個体情報」には、各図書館等で所蔵する資料の個体レベルの記述に加え、資料の利用形態に固有の情報(資料がデジタル化された日付など)を記述することとしています。これを踏まえて、一部のプロパティの区分の見直しや、使用の停止等の整理を行いました。詳細は「DC-NDL2020年12月版からの改訂箇所一覧」をご覧ください。

(2)語彙の新規追加

2022年3月の「メタデータ流通ガイドライン」の公開などを契機に、国内のデジタルアーカイブやデータベースの提供機関において、メタデータスキーマの標準化や互換性の整備といった取組が進められています。これらの取組などを踏まえて、「第一部 NDL Metadata Terms」に以下の語彙を新規追加しました。

Role

著者や出版者、所蔵機関を示すプロパティに格納し、コンテンツとの関係性を表す語彙を格納するプロパティです。

記述例
<dcterms:creator>
  <foaf:Agent>
    <foaf:name>夏目, 漱石, 1867-1916</foaf:name> 
    <dcndl:transcription>ナツメ, ソウセキ</dcndl:transcription>
    <rdfs:seeAlso rdf:resource="http://id.ndl.go.jp/auth/entity/00054222/">
    <rdfs:seeAlso rdf:resource="https://orcid.org/0000-0001-0002-0003"/>
    <dcndl:role>著者</dcndl:role>  
  </foaf:Agent>
</dcterms:creator>
Collection

情報資源を保有する各機関が提供する、主題や資料種別など共通の特性を持つコレクションの情報を収めるプロパティです。

記述例
<dcndl:collection>
  <rdf:Description rdf:about="https://dl.ndl.go.jp/collections/A00196">
    <rdf:value>国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 帝国議会資料 > 広報・報告</rdf:value>
  </rdf:Description>
</dcndl:collection>
Rights

情報資源やメタデータの利用条件として、ジャパンサーチの「デジタルコンテンツの二次利用条件表示について」で定義する項目名とURLを格納するプロパティです。

記述例
<dcndl:rights rdf:resource="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/" rdfs:label="CC BY(表示)"/>
KakenhiInstNo

文部科学省科学研究費助成事業の指定機関の機関番号を格納する構文符号化スキームです。

記述例
<dcndl:degreeGrantor>
  <foaf:Agent>
    <foaf:name>国立情報学研究所</foaf:name> 
    <dcndl:transcription>コクリツ ジョウホウガク ケンキュウジョ</dcndl:transcription> 
    <dcterms:identifier rdf:datatype="http://ndl.go.jp/dcndl/terms/KakenhiInstNo>62615</dcterms:identifier> 
  </foaf:Agent>
</dcndl:degreeGrantor>
ROR

Research Organization Registry(ROR) IDを格納する構文符号化スキームです。
※ROR IDは、Crossref、DataCite等が中心となり提供が開始された、世界中の研究機関を識別するためのオープンで永続的な識別子です。

記述例
<dcndl:degreeGrantor>
  <foaf:Agent>
    <foaf:name>国立情報学研究所</foaf:name> 
    <dcndl:transcription>コクリツ ジョウホウガク ケンキュウジョ</dcndl:transcription> 
    <dcterms:identifier rdf:datatype="http://ndl.go.jp/dcndl/terms/ROR">https://ror.org/04ksd4g47</dcterms:identifier> 
  </foaf:Agent>
</dcndl:degreeGrantor>

(3)DC-NDL(Simple)フォーマットの提供終了に伴う修正

「第一部 NDL Metadata Terms」では、RDFで構造化することができない場合に使用する語彙を定義しています。DC-NDL 2026年4月版以降、国立国会図書館ではこれらを使用しない旨を記載し、「第二部 Application Profile」において詳細な事項の記載を省略します。

国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述の次回改訂について

「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述(DC-NDL)」は、メタデータ標準として安定的な運用を図るとともに、国内外の動向に対応するため、3~5年程度の間隔で定期的に見直しを行い、語彙の新規追加等、必要に応じて改訂することを予定しています。

過去の国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述

過去に国立国会図書館で採用していたメタデータ標準を掲載しています。詳細は、リンク先(国立国会図書館デジタルコレクション)をご覧ください。

【参考】DCMIダブリンコアメタデータの基本文書の翻訳

DC-NDL等のメタデータ標準に関する問い合わせ先

国立国会図書館 電子情報部 電子情報流通課 標準化推進係
ホームページの「お問い合わせフォーム」の「その他」を選択して、本文冒頭に「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述(DC-NDL)について」と記入のうえ、お問い合わせ内容をご入力ください。