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トップ > 国会図書館について > 書誌データの作成および提供 > 分類・件名(NDLC、NDLSHなど) > 日本十進分類法(NDC)新訂9版分類基準(過去の分類基準)

書誌データ作成ツール:分類・件名(NDLC、NDLSHなど)

日本十進分類法(NDC)新訂9版分類基準(過去の分類基準)

 過去に国立国会図書館で適用していた、「日本十進分類法(NDC)新訂9版分類基準」を掲載しています。

2000年3月作成
2003年1月更新
* 今回の更新部分は取消線および下線で示す

 国立国会図書館は、昭和25年9月から、『日本十進分類法(NDC)新訂6版』(日本図書館協会)による分類記号の付与を開始し、昭和55年1月に、新訂6版から新訂8版への切り替えを行いました。その後、『日本全国書誌』及びJAPAN/MARC(M)平成9年1号(JP97〜)からは、新訂9版により分類記号を付与しています。

 分類表を適用するにあたっては、分類結果の統一性、一貫性を保つために、分類基準または分類規程と呼ばれる、分類作業の方針を定める必要があります。新訂9版に対応した、当館における分類作業の基本方針と表の解釈を示す基準を、「国立国会図書館『日本十進分類法(NDC)新訂9版』分類基準」と題して掲載します。

 本基準は、あくまで当館における分類作業の指針ではありますが、新訂9版を採用している図書館や、利用者の方々の参考資料にしていただければ幸いです。

表記
各項目には、分類基準に関連する分類記号、分類項目、注等を、NDC新訂9版(5刷)細目表に倣ってゴシック体で記載し、下段に取り決め事項を記載しています。 符号等の使用法も原則としてNDC本表に従います。

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本 表 編

総 記
0類は,形式によって分類する.ただし,002(学問),007(情報科学),010/024(図書館,書誌学),069(博物館),070(ジャーナリズム)等は,形式分類でなく主題分類である
 
007.3情報と社会:情報政策
情報法<一般>は,ここに収める
007.35 情報産業.情報サービス
コンピュータ・ネットワークのアドレス集(ウェブサイト,メーリングリスト等のアドレス集)<一般>は,ここに収める;特定主題のアドレス集は,特定主題の名簿に収める
007.61 システム分析.システム設計
システム開発<一般>,ソフトウェア開発<一般>,ソフトウェア工学<一般>は,ここに収める;ただし,007.632/637に属するソフトウェアの開発は,007.632/637に,特定の主題に関するソフトウェアの開発は,各主題の下に収める
データベース管理システムの開発は,007.609に収める
007.63 コンピュータ システム.ソフトウェア
*各種パソコン操作法に関しては,ソフトウェアを含んでいてもハードウェアとの関連での解説書は,548.2に収める
上記の注の下線部を,「548.29」に改めて用いる
007.637図形処理ソフトウェア
個々の画像処理ソフトウェアも,ここに収める;ただし,ビデオ編集用ソフトウェアは,547.883に収める
007.64 コンピュ−タ プログラミング
特定主題のプログラミング集は,各々の主題の下に収める
007.642コンピュータ グラフィックス
*図形処理ソフトウェアのプログラミング<一般>は,ここに収める
上記の注を,「図形処理のプログラミング<一般>は,ここに収める」に改めて用いる
010.1図書館論.図書館と自由
ここは,理念・倫理に限定して使用し,図書館論<一般>は,010に収める
014.71 文書.記録.写本.貴重書
公文書の整理法は,ここに収める
015.6読書会.読書運動
読書会の企画,運営,活動等の記録は,ここに収める;読書会の感想文集や読書記録,日誌そのものは,019.25に収める
025.8地方書誌.郷土資料目録
ここには,一地域に関する書誌で,特定の主題を持たないものを収める;地方史・誌の資料目録は,210/270または290に収める
一地域で出版された資料の書誌は,025.1/7に収める
例)『国立国会図書館所蔵朝鮮関係資料目録』025.821[×025.21]
『徳島県立図書館郷土資料目録』025.8181
『徳島県史料所在目録』218.1
027.38個人著述目録.個人著作年譜
特定主題の下に分類される人の著述目録・著作年譜は,各々の主題の下に収める
例)大西良生編著『菊池寛全著作目録』910.268
031.9 児童全科学習百科
上記の項を新設する
039 用語索引<一般>
新聞・雑誌記事索引は,027.5に収める
049 雑著
*原著の言語によって言語区分してもよい
上記の項は,言語区分して用いる
文学者(文学研究者を除く)の雑文集は, 9□4に収める
例)森茉莉『マリアの気紛れ書き』914.6
非文学者の,随筆,随感,小論,見聞録,考証的随筆は,特定主題があれば各主題に,特定主題がなければ,ここに収める
例)森毅『無為の境地!』049.1
森毅『佐保利流数学のすすめ』410.49
059 一般年鑑
統計を主とした年鑑は 350/357に,特定主題に関する年鑑は,その主題の下に収める
例)『ブリタニカ国際年鑑』059
『東奥年鑑』059.121
『岡山県統計年鑑』351.75
『NHK年鑑』699.059
065 親睦団体.その他の団体
ここには,親睦団体(県人会,郷友会,戦友会等),各種の団体の団体史や名簿等を収め,団体自体を研究対象とするものは,361.65に収める
070.17報道写真.新聞写真.新聞印刷
報道写真集<一般>は,748または各々の主題の下に収める

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哲 学
110 哲学各論
*111/118には,包括的な著作・概論・歴史等を収め,個々の哲学者・思想家の著作で111/118の主題に関するものは,131/139に収める
上記の注記の下線部を,120/130に改めて用いる
140.2 心理学通史
ここには,学派,対象を限定しない心理学の通史を収める[140.12→140.2]
147.8 霊能者.超能力者
[147.028→147.8]列伝は,ここに収める
148.5 方位:家相,地相,墓相
印相,風水は,ここに収める
151.5 人道主義.利他主義.博愛主義
民主主義は,ここに収める
166/199 各宗教
(1)宗教家の個人伝記および思想,著作集,全集,法話・説教集等は,すべて宗教家の帰依する各宗派・教派の下に収める
例)栗田勇『一遍上人』188.692
『内村鑑三全集』198.99
源信『横川法話』188.44
(2)一宗派,教派の教義,史伝,宗典,法話,語録,説教集,社寺,教会,法会,儀式,布教・伝道等は,各々の宗派・教派の下に収めるが,不明な場合は,一般に収める
例)親鸞『歎異抄』188.73
クレマン『東方正教会』198.19
(3)宗教家の全集は,その人の属する宗派の下に収めるが,現代人のもので,内容が一般的なものは,180.8または190.8に収める
(4)改宗した寺社および改宗者の伝記は,改宗した最後の宗派に収める
(5)教典に関係ある地域の紀行は,地誌に収める;ただし,教典にあらわれた地名の研究は,地誌ではなく教典の下に収める
(6)176,186,196については,信仰上の対象として取り扱われたものを収め,その鑑賞・芸術的観点は美術に収める
例)栂尾祥雲『曼荼羅の研究』186.8
杉本冨士夫『イエスの原風景−聖の図像学−』702.099
172.8 神職<列伝>
上記の項を新設する
188.4 天台宗
鞍馬弘教は,ここに収める

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歴 史
200 歴史
(1)二つの時代にわたるものは前の時代へ,三時代にわたるものは,それらを含む時代の下に収める
例)九州大学国史学研究室『古代中世史論集』210.3
(2)歴史には一般史のほか,文化史,文明史,民族史,庶民史(町人史,農民史)一般政治史,一般社会史,災異史,事件史,戦争史,交渉史等を収め,各主題の歴史(特殊史)は,その主題の下に収める
例)横井清『中世民衆の生活文化』210.4
畑市次郎『江戸の災異史』213.6
本村凌二『ローマ人の愛と性』384.7
特殊史であっても,歴史学固有の主題は,歴史に収めることができる
『講座日本荘園史』210.4
(3)一地方に生じた事件でも国家的事件である場合は,国の時代史に収める
例)野村義文『大津事件』210.64
浅見好夫『秩父事件史』210.635[×213.4]
(4)戦争史(その外交史も含めて)
日本と外国との戦争は,原則として日本史の下に収め,第三国間の戦争は,侵略を受けた側ないし敗戦国の歴史の下に収める;戦争の純戦術的な記述は軍事に,また従軍記あるいは戦争に伴う種々の記録もの,ルポルタージュは 9□6 に収める
例)アヘン戦争(1840-42) 222.065
露土戦争(1877-8) 227.4
八原博通『沖縄決戦』391.26
岡村昭彦『南ヴェトナム戦争従軍記』916
藤村道生『日清戦争』210.65[×222.068]
佐々木正哉『鴉片戦争の研究』222.065
(5)歴史と地誌の両面について書かれているものは,タイトルのつけ方に従う;「史」以外の文字を使用したものは,地誌に収める
例)「千葉県史」213.5
「千葉県誌」291.35
「千葉県志」291.35
タイトルから判断できないものは,特に地誌に重点がおかれていないかぎり歴史に収める;取り扱いに迷うものは,内容が編年体であるものは歴史,事項別構成のものは地誌の下に収める
歴史紀行は,歴史記述に重点がおかれていないかぎり,紀行・案内に収める
例)東京放送編『歴史を旅する』291.09
(6)亡国の民族の歴史は,その民族が居住していた土地の歴史に収める
例)ベンサソン編『ユダヤ民族史』227.9
(7)一国の内乱・革命は,その国の歴史に収める
革命に先立つ時期の事件は,その事件が発生した時代の下に収める;
例)樋口三郎『天誅組始末 実記』210.58
ただし,著者の意図が革命およびそれに先立つ原因にある場合は,革命の下に収める
例)井野返茂雄『維新前史の研究』210.61
202.3 年代学.紀年法
国号は,ここに収める
各国の年代学,紀年法は,各国史の下に収める
210.025 考古学
*個々の遺跡・遺物に関するものは,日本史の特定の時代に収める
上記の注記の下線部を,「研究の結果判明した特定の時代」に改めて用いる
210.0254 発掘調査報告書
上記の項を新設する;時代,地域に拘わらず,発掘調査報告書は,すべてここに収める
210.17/.19 災異史,対外交渉史,戦争史
ここには通史および明治より前までのものを収め,各時代のものは,各々の時代に収める;明治以後のものは,各々の主題に収める
例)田中健夫『中世対外関係史』210.4[×210.18]
義井博『昭和外交史』319.1
ただし,きわめて歴史学的な観点から論じたものは,各々の時代に収めることができる
例)「関東大震災」210.69
210.3 古代 4世紀-1192
日本の超古代史は,先史時代のものも,ここに収める
210.36平安時代 784-1192.平安初期 784-876
長岡京はここに収める
222.001 中国史学
中国史学は,ここに収める
222.01通史:興亡史,文化史,民族史,災異史,対外交渉史
災異史,対外交渉史は,ここではなく,各々新設する下記の項目に収める
222.017 災異史
上記の項を新設する
222.018 対外交渉史
上記の項を新設する
280 伝記
(1)戦没者,従軍者の列伝は,個々の戦争の下に収める;ただし,明治,大正,昭和を含む戦没者,従軍者の列伝は,281に収める;軍人の列伝は,392.8に収める
(2)他国に居住する一民族に関するものは,母国ではなく居住している国または地方の下に収める
例)『北米日系人住所録』285.3035[×281.035]
(3)その内容が生涯のことよりも著述,業績に主体をおいたものは,被伝者が実際に活動した主題の下に収める
例)ボウラー『チャールズ・ダーウィン 生涯・学説・その影響』467.5
(4)個人のある一面のみを扱った伝記書は,一般にみてその人の主なる分野の下に収める
例)ヘルムポルト『自然科学者としてのゲーテ』940.268
(5)一人の中心人物をめぐる多くの人びとの伝記を扱ったものは,その中心人物の個人伝記として分類する
例)戸羽山翰『江川担庵をめぐる人々』289.1
長坂吉和『会津八一をめぐる人々』911.162
(6)天皇・君主・大統領等の統治者の公的な日記・記録は,その国の歴史または政治史の下に収める
例)藤原道長『御堂関白記』210.37
宮内庁『明治天皇紀』210.6
(7)君主・統治者・大統領・政治家の伝記で,私的生活を主とするものは,ここに収める;公的生涯の記述が主なものは,その時代の歴史または政治史に収める
例)原奎一郎『ふだん着の原敬』289.1
ナジタ・テツオ『原敬 政治技術の巨匠』312.1
(8)二つの分野に業績があり,しかも,どちらが主であるか判定しにくい場合には,その分野の一つが,289の注のただし書き以下により伝記が主題の下に収められる分野(哲学,宗教,芸術,スポーツ,諸芸,文学)に属するかぎり,289に収めないで,その分野に収める;二つの分野が,ともに主題に収められる分野である場合には,どちらかに定める
例)西永良成『評伝アルベール・カミュ』950.278
(9)三つ以上の分野に業績のある人の伝記は,289の下に収める
例)高橋功『アルベルト・シュワイツァー』289.3
280.33/.38人名辞典,人名録,職員録.役員録,肖像集
上記の項は,用いない
281.031 日本列伝書誌
日本人の伝記の書誌は,ここに収める
各国人の伝記が混在する書誌は,280.31に収める
281.04日本列伝
ここには,日本人の叢伝のうち,断片的な逸話を集めたもの等,非体系的なものを収める;各個人の人生がある程度俯瞰でき,全体的な記述がなされているものは281にとどめる
283.1 古代ギリシア列伝
上記の項を新設する
283.2 古代ローマ列伝
上記の項を新設する
288.48行幸啓<明治以後の>
特定の行幸啓であっても(植樹祭,国民体育大会等),ここに収める
289 個人伝記
.1日本人,.2東洋人およびその他,.3西洋人に三分して用いる
290 地理.地誌.紀行
(1)地理には地理学一般と人文地理を収め,自然地理学は450に収める
(2)紀行(旅行記,見聞記,印象記,滞在記等)のうち文学者の紀行文は,地域にかかわりなく9□5に収める
例)ゲーテ『イタリア紀行』945.6
(3)土地,風土のことよりも社会事情(政治経済社会文化の状況ないし評論的なもの)を主としたものは,302に収める
例)ランパート『紅毛日本談義』302.1
工藤幸雄『ワルシャワの七年』302.349
スノウ『今日の中国』302.22
(4)美術紀行そのほか特定の意図をもつ視察旅行は,その主題によって分類する
例)北川桃雄『美術紀行敦煌』702.22
文章の会『ヨーロッパ古書紀行』024.8
290に収めるか,302に分類すべきか,判断しがたいものは,290を優先する
290.93旅行案内記
ここには,海外旅行<一般>のマニュアル(心得)を収める
旅行スポット(名所,遊び場等)の紹介は,290.9にとどめ,細分しない
291/297 各国・各地域の地理・地誌・紀行
固有補助表は,国以上の地域単位にのみ使用する
例)「ヴェネツィア紀行」293.7
「イタリア紀行」293.709
「南欧紀行」293.609
固有補助表に,次の区分を新設する
-013 景観地理
-018 歴史地理
固有補助表のうち,-093は,使用しない

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社会科学
302 政治・経済・社会・文化事情
社会事情はここに収めるが,評論的なものは,特定地域を対象にしたものでも304 に収める
例)大原一三『落日の日本』304[×302.1]
309 社会思想
政治,経済,教育の問題はその主題の下に分類する
310.4 政治論集.政治評論集.政治演説・講演集
政治に関した内容の演説集,論文集は,各国のものも,ここに収める
歴史的なものは,歴史に収める
例)『E.ケネディ演説集』310.4
『リンカーン演説集』253.06
312 政治史・事情
*ここには,政治的観点から取扱ったものおよび政治機構,制度などを収める
特定の政治思想の影響を受けた一国の体制の変遷,事件等を扱ったものは,ここまたは一般歴史に収める
例)木下半治『日本のファシズム史』312.1
314.145 議事総覧(衆議院)
.1451/.1459に細分して用いる
314.1451 本会議議事録
.1452 委員会会議録
.1453 議案
.1454 請願
.1455 陳情
.1456 報告書
.1457 法律案
.1458 予算
.1459 決算
314.155 議事総覧(参議院)
衆議院と同様に.1551/.1559に細分する
314.9 直接参政制度[直接民主制]
上記の項に「→:318.4」の参照を追加する
317.21/.29 行政組織・行政機構
ここには,行政組織に関するもののみを収め,各官庁の行政に関するものは,各々の主題の下に収める
例)『厚生行政』498.1
『通商白書』678.1
317.29防衛・公安関係
ここには,防衛のみを収める;公安関係は,317.7に収める
317.7 警察.公安
国家公安委員会は,ここに収める
317.74 保安警察.風俗警察.治安維持
公安調査庁は,ここに収める
317.79防災行政:消防,消火,防火,消防庁
上記の項に「→:369.3」の参照を追加する
317.8 植民地行政
統治国による地理区分を行う(-02を付加せず直接区分する)
例)関東庁『関東庁施政二十年史』317.81
318.1 地方制度
地方条例一般は,ここに収める
318.13住民
住民登録は,324.87の下に収める
318.3 地方公務員.人事行政
県職員録は,ここに収める[×318.035]
318.4 地方議会.地方選挙 →:314
上記の参照は,用いない
318.6 地方開発行政
日本地方区分を行う(-02を付加せず直接区分する)
319 外交.国際問題
(1)日本と他国との外交関係は,すべて日本の下に収め,相手国によって地理区分をする
例)古川万太郎『日中戦後関係史』319.1022
(2)日本以外の国家間の外交関係は,著者の観点によるが,判定しがたいものは,書名,著者の国籍によって分類する
例)バーネット『米中国交』319.53022
(3)特定問題をめぐる外交問題は,各々の主題の下に収める
例)デスラー『日米繊維紛争』586.091
(4)一つの戦争およびその前後の外国関係は,その戦争とともに歴史に収める
例)ソ同盟外務省編『第二次世界大戦中の米英ソ秘密外交書簡』209.74
(5)他国のある事件に対する干渉・調停についての著作は,それを受けた国の歴史に収める
例)「三国干渉」210.65
319.22外交.国際問題(中国)
台湾と中国の関係は,.22にとどめる
320.34法律用語研究
上記の項を用いる
320.98判例集
特定主題の判例集および判例解釈は,その法律の下に098を付加して細分する;ただし,主題が第三次区分までのものに用いる
例)鈴木禄弥ほか『民法判例集』324.098
322 法制史
近代より前の法制については,各論であってもすべて322の下で地理区分する;ただし,古代から近代法におよぶものは各法の下に収める
例)『御触書集成』322.15[×326]
奥野彦六『日本法制史における不法行為法』324.55[×322.1]
冨谷至『秦漢刑罰制度の研究』322.22[×326]
『旧琉球藩租税法』322.1999
井戸田博史『家族の法と歴史 氏・戸籍・祖先祭祀』324.6
323.02憲法史
ここには,多数国の憲法史を収める;地理区分は行わない
例)伊藤満『中南欧諸国の憲法』323.02
324.83財団抵当法
企業担保法は,ここに収める
327.03書式集
登記書式<一般>は,ここに収める
327.62強制執行.証拠法
代用監獄は,ここに収める[×326.5]
329.098 国際判例集
上記の項を新設する
329.35/.38 各機関
法的観点から扱ったものは,ここに収める;他の観点から扱ったものは,各機関の作用に収める
329.35政府間国際機関
上記の項に,「OECD→:333.8」の参照を追加する
329.36民間国際機関
上記の項に,「アムネスティー→:316.1」の参照を追加する
329.37地域的国際機関
上記の項に,「EC→:333.7」の参照を追加する
329.38国際委員会.国際会議
上記の項に,「IOC→:780.6」,「サミット→:333.66」の参照を追加する
329.56国際裁判
判例集は,329.098に収める
330.59年鑑.統計書
国民所得,県民所得の統計書は,ここに収める
331.15経済倫理
上記の項を,使用する
331.19経済数学.経済統計.計量経済学
産業連関表は,各地のものも,ここに収める
331.8 経済各論
331.3/.7に掲出されていない学者で,独自の学説でない一般的なものは,各論ならばここに,概論ならば331に収める
例)波多野鼎『価値学説史』331.84
中村達也『市場経済の理論』331.845
村岡俊三『マルクス世界市場論』331.6
331.86国富.国民所得[国民経済計算].社会会計.GNP
国民所得の理論は,ここに収め,統計書は 330.59 に収める
例)鈴木諒一『国民所得の基礎理論』331.86
経済企画庁経済研究所 『国民所得統計 昭和54年版』330.59
331.87消費.貯蓄.投資.奢侈.貧困
設備投資の理論は,ここに収める;なお,設備資金は338.1 に,生産面への設備投資は509.3に収める
例)日本開発銀行設備投資研究所『設備投資研究』331.87
酒井守『設備資金の分析』338.1
久保田政純,栗原雄二『設備投資計画の立て方・進め方 機械導入から店舗開設まで』509.3
332.8 経済人.実業家.財界人<列伝>
各国のものも,ここに収める
333 経済政策.国際経済
*ここには,理論のみを収める
*各国・各地域の経済地理→332.1/.7
上記の注は,<.1/.5経済政策・理論>の下の注に移して適用する;333.6/.9には適用しない
.1/.5 経済政策・理論
(1)理論であっても,近代より前のものは,332に収める
例)本庄栄治郎『幕末の新政策』332.105
(2)特殊領域の経済政策は,その主題の下に収める
例)生源寺真一『現代農業政策の経済分析』611.1
333.5 国土計画.地域計画[総合開発]
ここには,一般的なものを収め,各地の事情は,601に収める
333.66国際経済会議
上記の項を,使用する;主要先進国首脳会議[サミット]等は,ここに収める
333.8 経済協力.経済援助
経済援助に関するものは,受入れ国により地理区分を行う
5.035 名簿[ダイレクトリ].人名録(企業.経営)
会社名簿・要覧,商工名簿・要覧は,ここに収める
335.35中小企業
中小企業の経営・経営管理各論は,各論に収める
例)酒巻貞夫『事例で学ぶ中小企業のトータル人事システム』336.4
335.4 私企業.会社
ここには,経営(学)的観点のもの(企業形態論等)を収め,法律論は325.2に収める
336.1 経営政策.経営計画
経営数学は,ここに収める
336.2  合理化.生産性.能率
アウトソーシング[業務委託]<一般>は,ここに収める 特定業務のアウトソーシングは,特定業務に収める
例)「システム関係のアウトソーシング」336.57
336.44就業規則.労働時間.時間外勤務
経営側の観点からの時短[労働時間短縮]は,ここに収め,労働者側の観点からの時短は,366.32に収める
336.57事務の機械化.コンピュータ システム
システム監査は,ここに収める
336.84管理会計.内部統制
上記の項のうち,管理会計は,ここではなく,336.8に収める
336.87利益計画.利益管理
経営診断は,ここに収める
336.92企業会計原則.財務諸表
税効果会計は,ここに収める
336.98税務会計.申告納税.税理士
個人の税務会計も,ここに収める
336.983 収得税:所得税,法人税
青色申告は,ここに収める
338.155 株式理論
*株式投資理論は,ここに収める
利殖を目的とした実践的株式投資は,338.183に収める
338.5 銀行経営.銀行業務
金融機関のデータ処理は,ここに収める
338.74住宅金融公庫.国民金融公庫
住宅金融一般は,ここに収める
343.7 経費.財政支出
補助金一般は,ここまたは344 に収める
344 予算.決算
各省庁の予算,決算も,すべてここに収める;補助金一般は,ここまたは 343.7に収める
345.12税法
ここは,租税法に限定して用いる;徴税政策等は345.1に収める
345.2 租税史・事情
外国の租税制度は,345.1に収めず,ここに収める;345.3/.7にあたる各種の租税についても,外国のものは,ここに収める
345.3 収得税
所得・法人税はここに収める
349.53都道府県税
ここには,都道府県税および県民税を収める
350 統 計
一般統計学および統計学史は,350.1 に収めるが,近代統計学および数理統計学は,417に収める
361.19数理社会学
上記の項を新設する;社会学の数学的・統計学的研究は,ここに収める
364.4 健康保険.国民健康保険
レセプト[社会保険診療報酬明細書]は,ここに収める
365.3 住宅問題
シックハウス症候群,健康住宅,家原病<一般>は,ここに収める;家庭内で対処できる住宅衛生に限ったものは597.9に収める;建築材料のみを問題に捉えているものは524または527に収める
366.29職業.職種.職業紹介.職業訓練.就職
産業分類,職業分類は,ここに収める
各県の職業安定行政は,366.2に収める
366.32労働時間.休日.週休二日制.有給休暇.帰休制度.レイオフ
育児休業は,ここに収める
366.36労働者福祉
財形貯蓄は,ここに収める
366.46退職金.企業年金.定年制[停年制]
*財形貯蓄は,ここに収める
上記の注記は用いず,財形貯蓄は,366.36に収める
366.6035 名簿(労働組合)
公務員,教職員等を除く労働組合の名簿は,ここに収める
366.628 個々の組合誌
各産業の労働事情は,その産業の下に収めるが,労働組合および運動については,産業,職業にかかわらず,すべて366.6に収める
例)運輸省『海上労働十年史』683.8
郵政弘済会 『郵政労働運動史』366.629
367.3 家.家族関係
夫婦<一般>,家族としての関係論は,ここに収める;夫婦関係でも,婚姻関係の発生,解消に関係するものは,367.4に収める
367.6 児童・青少年問題
ここには,一般的なものを収める;非行少年,少年犯罪対策は327.8に,実態は368.7に,児童福祉は369.4 に収める
いじめは371.42に,青少年の性問題は367.9に収める
367.99性教育
ここには,家庭等学校以外での性教育を収める;学校における性教育は,375.49 に収める
368.28難民問題:戦争孤児,経済難民
上記の項に,「→:334.4;369.38」の参照を追加する
369 社会福祉
近代より前の各時代のものは,歴史<一般>または法制史の下に収める
例)河野勝行『障害者の中世』210.4
369.1 福祉政策・行財政・法令
対象別福祉のものは,その下に収める
369.11福祉政策.福祉行政.福祉財政
地域福祉計画は,ここに収める
369.14共同募金.慈善事業.民間社会福祉事業
ボランティア活動<一般>は,ここに収める;ただし,特定主題のものは,その主題の下に収める
例)吹浦忠正『NGO・海外ボランティア入門』333.8
日本青年奉仕協会『ボランティア・ラーニング 生涯学習社会教育スタッフのためのボランティア支援マニュアル』379
阪神・淡路大震災被災地の人々を応援する市民の会『震災ボランティア』369.31
369.4 児童福祉
児童虐待を防止・保護の観点から扱ったものは,ここに収め,実態についてのものは,367.6に収める
例)長崎県『子どもへの虐待防止マニュアル』369.4
椎名篤子編『凍りついた瞳が見つめるもの 被虐待児からのメッセージ』367.6
特定の虐待は,その下に収める
例)女性のためのアジア平和国民基金『観光旅行と子ども売春』368.4
369.43児童養護施設.児童相談所.里親制度
孤児院は,ここに収める
369.7 地域福祉.セツルメント[隣保事業]
*ボランティア活動<一般>は,ここに収める
上記の注記は用いず,ボランティア活動<一般>は,369.14に収める
369.91医療行政・制度・施設
ここには,医療社会福祉に関わる行政・制度・施設を収める
例)岩井啓子『病院近くのわが家 難病の子と家族の滞在施設をつくる』369.91
厚生省保険局『21世紀の医療保険制度の構築に向けて』364.4
松永正史『医療行政の現在と将来』498.1
370 教育
現場教師によって書かれた教育の体験記,実践記録のうち,小中高校を対象にしたものは370.49,各教科のものは375,特殊教育のものは378に収める
例)狩野忠志『ある社会科教師のあゆみ』375.313
氷上正『わたしの学校づくり』370.49
370.35名簿(教育)
学校名鑑,教育者人名録は,ここに収める;ただし,全国大学一覧は377.035 に収める個々の学校・大学(一学部に関するものを含む)の校誌,要覧,名簿等は,その種別により,376/378の下に収める;総合学院の場合は,その最高の組織の下に収める;同窓会は,各々の学校と共に分類する
例)『世田谷区立松沢小学校創立百周年記念誌』376.28
『東京大学経済学部五十年誌』377.28
『玉川学園五十年誌』377.28
370.8 叢書.全集.選集
多岐にわたる主題の体系的,網羅的に編纂された記録集はここに収める;各主題の実践記録は,その主題の下に収める
371.43教育診断.カウンセリング.精神衛生
学校におけるカウンセリング(スクールカウンセリング)<一般>は,ここに収める
養護教諭によるカウンセリングは374.9に,特定主題のカウンセリングはその主題の下に収める
例)デュラン『効果的な学校カウンセリング』371.43
國分康孝編『保健室からの育てるカウンセリング』374.9
甲斐志郎編『カウンセリングの実際…登校拒否』371.42
371.45児童心理.児童研究
上記の項は,小学生(相当時期である12歳)までを対象とする
371.47青年心理.青年研究
上記の項は,中学生(相当時期である13歳)からの青少年を対象とする
374.35教職:教職実務,教職技術,教職教養,教案[指導案]の書き方,板書
上記項目のうち,教案[指導案]の書き方,板書は,ここではなく,375.1に収める
374.6 家庭と学校との関係
家庭あての学級,学校からの通信は,ここに収める[×375.18]
375.1 学習指導<一般>.学習指導要領
教案[指導案]の書き方,板書は,ここに収める
375.18特別活動:ホーム・ルーム,クラブ活動,話し合い
学級指導,学級会は,ここに収める
375.49保健.体育科
学校における性教育は,ここに収める
375.9 教科書
375.3/.8のように科目別に細分する;参考書,ワークブックは,375.3/.8の各科に収める
376 幼児・初等・中等教育
外国の初等・中等教育は,372.2/.7に収める
376.15教育課程
幼児に対する性教育は,ここに収める
376.9 外国人学校.在外邦人学校
各科の教育は,375 の下に収める
377.1 大学の管理・組織・運営.法令・基準.大学の自治
ここには,377.3(短期大学.高等専門学校)のものも収める
377.13大学教職員
全国の大学教職員,研究者名簿は,ここに収める
377.28個々の大学史
個々の大学の教職員名簿,要覧は,ここに収め,附属機関の要覧は,各々の主題の下に収める
例)『東京大学地震研究所要覧』453.076
378 障害児教育
養護学校<一般>,自閉症児教育と指導要領<一般>は,ここに収める
統合教育は,ここに収める
379.98両親再教育
家庭教育における父親論,母親論は,ここに収める
383 衣食住の習俗
ここには,社会風習の立場から見た,衣食住(主として歴史的記述)を収め,現代の生活問題は365に,生活技術の面から見たものは590に収める
383.831 古代ギリシア飲食史
上記の項を新設する
383.832 古代ローマ飲食史
上記の項を新設する
384.38諸職:遊行人,行者,山伏,侠客,瞽女,香具師,木地屋,的屋
山窩は,ここに収める
392.1076 1945- 日本の国防史・事情
*海上自衛隊→397.21;航空自衛隊→398.21;陸上自衛隊→396.21
上記の注参照を,次のように改めて用いる
*海上自衛隊→397;航空自衛隊→398;陸上自衛隊→396
396  陸軍
陸上自衛隊は,ここに収める
396.21日本の陸軍史・事情
*陸上自衛隊は,ここに収める
上記の注記を,396の直下の項目注記に改める
397 海軍
海上自衛隊は,ここに収める
397.21日本の海軍史・事情
*海上自衛隊は,ここに収める
上記の注記を,397の直下の項目注記に改める
398 空軍
航空自衛隊は,ここに収める
398.21日本の航空隊史・事情
*航空自衛隊は,ここに収める
上記の注記を,398の直下の項目注記に改める

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自然科学
402 科学史・事情
科学技術の両面にわたる歴史は,ここに収める
402.9 科学探検・調査
博物誌. 自然誌は,ここに収める;生物誌は,462に収める
探検の一般的読物は,地誌に収める
406.9 科学博物館 →:069
上記の参照を,→:069.8に改めて用いる
410.2 数学史
*地理区分
上記の項を新設し,地理区分して用いる
410.9 集合論.数学基礎論
組合せ論は,ここに収める
414 幾何学
フラクタルは,ここに収める
418.6 器械計算.計算器
電卓による計算は,ここに収める
421.4 統計力学
*カオス,フラクタルは,ここに収める
上記の注は用いず,カオスは,421.5に,フラクタルは,414に収める
421.5 数理物理学.物理数学
カオスは,ここに収める
425.9 応用光学.光学機器
上記の項を使用する
437 有機化学
437.2/.8は,437.1の下位の分類項目と解する
438 環式化合物の化学
438.2/.8は,438.1の下位の分類項目と解する
450 地球科学.地学
リモートセンシング<一般>は,512.75に収める
450.12地球物理学
重力,地磁気,地熱,電離層は,ここに収める
450.9 自然地理
450の下の各項目にわたる自然地誌は,ここに収める
450.98自然災害誌
災異史は歴史に,水害誌は 517.4,地震誌は 453.2に収める;なお災害状況や社会的対策に関するものは 369.3に収める
451.69降水量.蒸発量.雨量計
降水・降雨<一般>,降雨量は,ここに収める
451.8 気候学
季節は,ここに収める
454.6 平原.扇状地.デルタ
平野は,ここに収める
462 生物地理.生物誌
*博物誌は,ここに収める
上記の注は用いず,博物誌は,402.9に収める
470.9 植物保護
上記の項に,「→:468;519.8;615.8」の参照を追加する
植物学研究に関連するもののみ,ここに収める
472.9 天然記念物
上記の項を,-02を付加せず直接地理区分して用いる
477 種子植物
木本類<一般>は,ここに収める
480.75実験法.実験動物学
実験動物は,ここに収める;医学,薬学関連の実験動物・動物実験は,490.769に収める
481.1 動物形態学.動物解剖学
家畜一般の解剖,および獣医学のための動物解剖学は,ここではなく,649.1に収める
482.9 天然記念物
上記の項を,-02を付加せず直接地理区分して用いる
490.231 古代ギリシア医学史
上記の項を新設する
491.17神経系.神経学.感覚器
神経分泌は,ここに収める
491.8 免疫学
エイズ[後天性免疫不全症候群]は,493.878に収める
花粉症の原因は,ここに収める
492.12心臓・脈管系の診断・検査法
心エコー図は,ここに収める
492.4 放射線医学 →:427.55;549.96
上記の参照は用いない
腫瘍の放射線療法は,494.54に収める
492.75あんま.指圧療法.鍼灸
整体(術)は,ここに収める
492.926 成人看護
臨床検査のための看護[学]は,ここに収める
492.98看護行政・管理
上記の項は用いず,498.1に収める
492.981 看護行政
上記の項は用いず,498.1に収める
492.983 看護管理
上記の項は用いず,498.14に収める
492.984 専門職としての看護・資質管理
上記の項は用いず,498.14に収める
492.985 看護方式
上記の項は用いず,492.915に収める
492.99 地域看護.公衆衛生看護
ここには,看護学の観点のものを収め,一般は,498.14に収める
493.6 運動器疾患:骨,関節,筋
筋炎,骨炎,骨軟化症,骨膜炎,痛風,リウマチ,五十肩
五十肩は,ここではなく,494.7に収める
493.7 神経科学.精神医学
老人精神医学<一般>は,ここに収める
493.758 老人精神病:老人性痴呆
ここには,老人精神病<一般>ではなく,老人性痴呆,アルツハイマー病等を収め,老人の各精神病は,ここではなく,各々に収める
例)『都市部及び農村部の高齢者のうつ病に関する研究』493.764
老人精神病・医学<一般>は,493.7に収める
[494.6] 局所外科学 →494.2
各器官の外科手術は,すべて494.62/.67 に収める
494.7 整形外科学
カイロプラクティック,腰痛,五十肩は,ここに収める
495.52産科手術
ここには,娩出手術,人工妊娠中絶手術,帝王切開術等を収める
497.7 小児歯科
ここには,小児歯科全般を収め,歯科学の各論および口腔衛生,小児衛生における小児歯科に関するものもここに収める
例)菊池進,尾崎順男『小児歯科技工学』497.7
498.059 衛生統計.疾病統計
個々の疾病の統計も,ここに収める
伝染病(一般および個々)の統計は,498.6 に収める
498.16医療施設
臨床検査センターは,ここに収める
498.3 個人衛生.健康法
健康法としての歩行,ウォーキングは,ここに収める
498.35休養.レクリエーション.ウォーキング
ウォーキングは,ここではなく,498.3に収める
498.517 インスタント食品
上記の項に,「→:588.97」の参照を追加する
498.54食品衛生
*食中毒→493.157
上記の注参照は,「食中毒→:493.157」に改めて用いる
食中毒を扱ったもののうち,食品衛生の観点からのものは,ここに収める
498.583 保健食.食餌療法
上記のうち,保健食は,ここに収めない;保健食,健康食は,498.3に収める
498.6 疫学.防疫
ここには,公衆衛生的見地から記述された,伝染病の実態および統計を収める

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技 術
501.83工業デザイン
ここには美学的な工業デザインのみを収め,工学的なものは501.8にとどめ,細分しない
507 研究法.指導法.技術教育
科学技術情報は,ここに収める
507.2 工業所有権
個々の産業・製品の工業所有権は,各々の下に収める
例)『エンプラの最新特許分析』578.4[×507.23]
509.6 生産管理.生産工学.管理工学
*システム監査は,ここに収める
上記の注は用いず,システム監査は,336.57に収める
509.8 工業災害.労働災害.工場安全
労働安全衛生法は,ここに収める
個々の業種における労働災害等は,各々の下に収める
例)「建設業における労働災害」510.96[×509.8]
510/580 各種の技術・工学
固有補助表は,本表に表示されている場合のみ用いる
例)510.91/.96; 514.092; 549.09; 560.9/.96 等
技術ではなく,経営・経済的観点のものは,一般補助表の形式区分よりも固有補助表の共通細区分を優先する
例)「建設工学者の名簿」510.35
「建設業団体の名簿」510.9
ただし,形式区分で元来,経営・経済的意味を持つものは,形式区分を優先する
例)「建設業会社の正史」510.67
「建設業団体の正史」510.6
512.75リモート センシング<一般>
地球観測は,450に収める
514.092 道路事業史・事情
高速道路等各種道路もここに収める
515.45鋼橋:リベット橋,熔接橋
鋳鉄橋は,ここに収める
516.17建設工事
上記の項は,-02を付加せず直接地理区分をして用いる;鉄道関連各種の個々の工事誌は,ここに収める
517 河海工学.河川工学
水資源一般は,ここに収める
517.33浚渫
上記の項は,使用しない
517.35埋立.干拓
上記の項は,使用しない
518.523 ごみの再利用[リサイクリング]
産業廃棄物の再利用は,519.7に収める
518.8 都市計画
震災復興計画は,518.87ではなく,518.8にとどめ,細分しない
519.1 公害・環境行政.法令
国および地方の行政・事業報告は,ここに収める
519.7 産業廃棄物
再利用もここに収める;各産業の廃棄物はその下に収める
520.79建築士試験
ここには,試験に関するもののみを収める;建築士は,520.9に収める
520.87建築図集
建築写真集は,ここに収める
ここには,一般的なものを収め,個々の図集・写真集は,各々の主題の下に収める
例)「日本建築写真集」521.087
「住宅建築写真集」527.087
520.9 建築業.建築経済
建築士は,ここに収める
521/523 様式別の建築
-087 建築図集
第三次区分までのもののみに使用する
521.6 近代(日本の建築)
和洋折衷建築は,ここに収める
521.8 各種の日本建築.国宝・重要文化財の建造物
*ここには,歴史的建造物を収める
近代の洋風歴史的建造物は,ここではなく,523.1に収める
例)神戸市教育委員会『神戸の近代洋風建築』523.164
524.9 防災構造
土木工学<一般>の防災構造はここに収め,各種の土木構造物の防災構造は,各種の土木工学の下に収める
例)大原資生『最新耐震工学』524.91
プリーストリー『橋梁の耐震設計と耐震補強』515.1
525.8 建物の維持・管理
建築工学の観点からのビルメンテナンスは,ここに収め,不動産業の観点からのものは,673.99に収める
526.78体育施設
ゴルフ場造成は,ここに収める
526.9 高層建築.ビルディング<一般>
個別用途のものは収めない
例)『現代建築集成/オフィス・ビルディング』526.33(526.33 オフィス建築)
527 住宅建築
住宅建築の各論で527の下の分類項目におきがたいものは,ここではなく各々の主題の下に収める
例)ニュ−ハウス出版『住まいの門塀・ガレージ大百科』524.89
527.8 共同住宅.集合住宅.アパート →:591.6
上記の参照は,用いない
集合住宅の管理組合は,365.35/.36に収める
537.25電気自動車
ソーラーカーは,ここに収める
537.8 操縦法.運転
自動車運転<一般>(安全運転,タクシードライバーのドライブテクニック等)は,ここに収める
アマチュアの楽しみとしてのドライブテクニックは,786.6に,レース用のドライブテクニックは,788.7に収める;なお,特定地域のドライブは,290に収める
538.68ジェット機.ロケット
ロケット機は,ここに収める;ロケット工学<一般>は,538.93に収める
538.93推進装置.多段ロケット
ロケット工学<一般>は,ここに収める
541.5 電気測定・制御
電子計測,電子測定は,ここに収める
543.5 原子力発電
原子力災害は,369.36に収める
543.8 太陽光発電
発電システム中心で,貯蔵(電池)も含むものは,ここに収める;貯蔵(電池)中心のもの(太陽電池)は,549.51に収める
544.49電力設備 →:528.4
上記の参照を「→:528.43」に改めて用いる
544.6 保護装置.ヒューズ.継電器
アース[接地]<一般>は,ここに収める
545.88家庭用電化製品
家庭機器のうち,非電化製品は,582.5に収める
546 電気鉄道
リニアモーターカーは,516.86に収める
547.336 光学録音:ディジタル オーディオ ディスク
コンパクトディスクは,ここに収める
547.48データ通信
データ通信網<一般>(工学的,概論的なもの)は,ここに収める
例)「情報ネットワ−ク概論」547.48
パソコン通信,電子メール<一般> はここに収める
547.483 データ通信網
インターネット<工学>は,ここに収める
ホームページ,JAVA,WWWのブラウザ等は,ここに収める
事業の設立主体のあるものは,547.4833/.4835に収める
547.4833 公衆データ通信網.広域データ通信網
付加価値通信網[VAN],ISDN,パソコン通信ソフト等は,ここに収める
547.61アマチュア無線[ハム]
パ−ソナル無線は,ここに収める
547.62移動無線:航空機局,車輌局,船舶局
携帯電話は,ここに収める
548.2 電子計算機:ディジタル計算機,アナログ計算機
電子計算機工学<一般> は,ここに収める
個々の電子計算機の入門書・操作法は,548.29に収める
パソコン入門は,548.29に収める
パソコン用語集(548.21/548.29に関するもの)は,ここに収める
特定主題のパソコンの用語集は,その主題の下に収める
例)操作法に限定されている用語集 548.29
548.29各種の電子計算機
個々の電子計算機の入門書・操作法は,ここに収める
パソコン入門は,ここに収める
548.293 中型電子計算機
上記の項は,使用しない
548.295 小型電子計算機
上記の項は,使用しない
549.51光電管.二次電子増倍管
*光電池は,ここに収める
太陽電池,セレン電池は,ここに収める
549.98粒子加速装置
上記の項は使用せず,429.2に収める
556.3 商船
556.4/.6は,商船の下位の分類項目と解する
558.5 海洋空間の利用
ポートアイランドは,ここに収める
559.22誘導弾.ロケット弾
上記の項は使用せず,559.5に収める
559.5 航空兵器.誘導ミサイル・ロケット兵器 →:538.68;559.22
上記の参照のうち,559.22は,参照しない
上記の項に,「軍用機→:538.7」の注参照を追加する
567/568 石炭,石油
ここには,採取,輸送,貯蔵までを収め,加工法等の化学工程は575に収める
570 化学工業
バイオテクノロジーは,579.9に収める
574 化学薬品
溶剤<一般>は,ここに収める
医薬品は,499.1に収める
579.97微生物・酵素の高度利用
食品工業での利用は,588.51に収める
微生物工業・工学<一般>は,ここに収める
582.5 家庭機器:洗濯機,掃除器,調理器,アイロン
上記の分類小項目を,「調理器具,浄水器,コーヒーメーカー」に改めて用いる
588 食品工業
上記の項に,「→:596」の参照を追加する
588.4/.58清涼飲料,酒類
上記の項に,「料理および飲食→:596」,「果汁→:628.4」の注参照を追加する
588.5 醗酵工業.酒類
*微生物工業は,ここに収める
上記の注は用いず,微生物工業・工学<一般>は,579.97に収める
588.51醸造学.醗酵.工業微生物学
上記の項のうち,工業微生物学は,ここではなく,579.97に収める
588.93缶詰.びん詰
食品容器<一般>は,ここに収める
588.97インスタント食品
上記の項に,「→:498.517」の参照を追加する
589.038 その他の雑工業 物品目録
雑貨カタログ,キャラクターグッズ<全般>カタログは,ここに収める
589.2 被服.身廻品
ファッションモデルは,ここに収める
モデル業<一般>は,674に収める
589.77玩具
ゲーム機製造業は,ここに収める
591.6 集合住宅.団地生活.アパート
上記の項は使用せず,365.35に収める
591.7 下宿
上記の項は使用せず,365.37に収める
592 家庭理工学
ここには,家庭で直接役立つ理工学知識・技術等を収める
592.2 家庭物理
家庭で得られる物理の一般的知識は,420.4に収める
592.3 家庭化学
家庭で得られる化学の一般的知識は,430.4に収める
593.12長着:単衣,袷,綿入
ゆかたは,ここに収める
594.2 刺繍.絽刺
キルティングは,ここに収める
594.8 造花.ドライフラワー
押し花は,ここに収める
594.9 その他の手芸:パッチワーク,キルティング
キルティングは,594.2に収める
595.3 理髪
男性の理容は,ここに収める
595.4 結髪.パーマ.美爪術
女性のヘアスタイルは,ヘアカットが入っていても,ここに収める
595.6 痩身法
痩身のための食事は,498.583に収める
596.2 様式別による料理法.献立
材料別による料理法(596.3)よりも,様式別の料理法を優先する
596.21日本料理
上記の項に,「→:791.8」の参照を付加する
ここには,伝統食(懐石料理等)のみを収める
596.4 季節・場所による料理:家庭料理,野外料理,弁当,おやつ,駅弁,パーティー料理
家庭料理は,各種の料理法の下に収める
596.8 食事作法:配膳[テーブルセッティング] →:791.8
上記の参照は,用いない
598 家庭衛生
医学に関する一般的図書は,ここに収める
598.3 疾病の予防.家庭医学
赤ちゃん百科(妊娠,出産,育児)は,ここに収める
個々の疾患は,各々の下に収める
599 育児
赤ちゃん百科(妊娠,出産,育児)は,598.3に収める
599.3 授乳.食事.離乳食
幼児食は,ここに収める

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産 業
600 産業
産業関連分析は,331.19に収める
611 農業経済
[611.02→612]
611.36その他の農産物価格・輸出入
ここには,輸出入の観点のもののみを収め,農業経済的観点<一般>から扱ったその他の農産物の価格は,その農産物の下に収める
例)「野菜の価格形成」621.4
611.38国際食糧問題.輸出入食糧
上記の項のうち「輸出入食糧」は,ここではなく,611.48に収める
611.4 農産物市場
農産物市場および価格は,616に含まれる個々の食用作物の市場・価格はここに収めるが, 617/618に含まれる特用作物の市場・価格は,619または各々の製造業の下に収める
例)矢野経済研究所『「茶」市場の徹底研究』619.8
東亜経済調査局『本邦における綿花の需給』586.23(or586.21)
611.48農産物貿易・関税
農産物<一般>は,ここに収め,個々の農産物輸出入は,611.33/.36に収める
611.82農家経済調査
調査結果も,ここに収める
613.58土壌分析.土壌試験.土性調査
ここには,方法のみを収め,調査結果は,613.59に収める
615.7 各種の栽培法
園芸に関するものは,624/627に収める
616 食用作物
個々の作物栽培,育種,病虫害は 616.1/.9 に収める;食用作物の加工はすべて619 に収める
(619.4 麹.麦麹.麦芽.飴 →588.51)
麦芽,飴について,上記の参照を「麦芽→588.17;588.54」,「飴→588.38」に改めて用いる
625/627 各種の園芸
園芸作物,個々の栽培,育種,管理,病虫害,収穫については,その作物の下に収めるが,加工は 628に収める
625.32みかん類
ここには,温州みかん,紀州みかん等のいわゆるみかんのみを限定して収める
625.37その他の柑橘類
ここには,625.32,625.35以外(ポンカンやグレープフルーツ等)を収める
626.9 家庭菜園
ここには,家庭菜園<一般>を収め,家庭菜園の各論は各々へ収める
例)米山伸吾,木村裕『家庭菜園の病気と害虫』626.18
627.4 一二年草:あさがお,コスモス,ひまわり,ほうせんか
アスターは,627.58ではなく,ここに収める
627.55菊
ここには,キク科全般ではなく,菊のみを収める
627.58その他の多年草:アスター,あやめ,ききょう,さくらそう
上記の分類小項目のうち,アスターは,627.4に収める;宿根性アスターは,ここに収める
627.77バラ
ここには,バラ科全般ではなく,薔薇のみを収める
628.4 果汁
上記の項に,「→:588.4」の参照を追加する
629.23西洋式庭園
その他の様式庭園は,ここに収める
629.4 自然公園.国立・国定・公立公園
*個々の公園の案内記→29△093
上記の注参照を,「→29△09」に改めて用いる
629.73芝.芝生
ゴルフ場の芝生の管理もここに収める
641 畜産経済・行政・経営
*個々の畜産動物に関するものも,ここに収める
上記の注記は,用いない
645 家畜・畜産動物各論
特定用途の家畜も,飼育の観点から論じたものは,ここに収める
例)日本中央競馬会競走馬総合研究所『サラブレッドの科学 競走馬の心・技・体』645.2
645.6 犬
犬・猫のペット用品は,645.9に収める
645.9愛玩動物[ペット]
ペットビジネスは,ここに収める
651 林業経済・行政・経営
*一地域の林業経済・行政・経営も,ここに収める;ただし,近世以前の林業経済・行政・経営は,652の下に収める
上記の;以下の注記を,「ただし,近代より前のものは,651.15および651.2を除き,652に収める」に改めて用いる
651.15共有林.入会権
近代より前のものも,ここに収める
651.2 林政史
近代より前のものも,ここに収める
673 商業経営.商店
673.58;673.78;673.838;673.868の分類項目名における「個々の」は,個々の会社を指すものと解し,個々の業種ではなく,特定の個別の会社について書かれたものを収める
673.3  販売.販売促進.セ−ルスマンシップ.セールスマン
販売管理は ここにに収める
673.5/.7卸売業.問屋,仲買業.ブローカー,小売業
各種の商品に関するものも,ここに収める
673.78個々の小売業
個々の商店街の小売店加盟団体の活動等は,672に収める
673.99不動産業
ビルメンテナンス業は,ここに収める
674 広告.宣伝
モデル業<一般>は,ここに収める;特定業種のモデルは,その業種の下に収める
678.12/.18
個々の貿易品も,ここに収める
678.6 貿易組合
特定貿易品を取り扱う貿易組合に関するものも,ここに収める
例)日本ミシン輸出組合『日本ミシン輸出組合20年の歩み』678.6[×582.1]
678.9 貿易統計
*地理区分
地理区分は,国レベルまでにとどめる
681.3 交通安全.交通事故:自動車事故<一般>
自動車事故の賠償問題は,ここに収める
682 交通史・事情
近代より前の陸上交通に関するものは,ここに収める
685.1 陸運政策・行政・法令:道路,自動車
道路交通法は,ここに収める
689.6 旅行斡旋業.添乗員.ガイド
格安航空券は,ここに収める
694.5 データ伝送
電子メール,ポケベル[ポケット・ベル]は,547またはここに収める
699.67演劇・ドラマ番組.演芸・娯楽番組
上記の項のうち,演劇・ドラマ番組に関するもの(歴史,作品論,制作事情等)は,ここではなく,778.8に収める

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芸 術

芸術作品は,その題材・テーマではなく形式によって分類する
例)「源氏物語絵巻」721.2
内田清之助『浮世絵版画の鳥』721.8

700/730,750 (写真を除く各美術の図集)
-087 美術図集
固有補助表は,第三次区分までのもののみに使用する
709 芸術政策.文化財
*文化財の目録は703.8に収め,図集は708.7に収める
上記の注のうち,図集については,採用しない;文化財の図集は,ここに収める
710.87図集(彫刻)
個人の,713/717に相当する各種の彫刻の作品集(図集)は,ここに収める;713/717の図集についての注記は,個人のものについては,用いない
720.87画集
ここには,単行本(個人・展示図録等)を収める;全集は,720.8に収める
721.02日本絵画史
日本画家列伝は,721.028に,日本和洋画家列伝は,720.28に,日本洋画家列伝は,723.1に収める
721.026 日本近代絵画史
日本画,洋画双方にわたる日本近代絵画史は,その割合にかかわらず,ここに収める
723 洋画
各国の洋画は,時代史および様式も,723.1/.7に収める;国より広い地域単位の洋画は,723.02/.06を優先する;
例)鈴木杜幾子『フランス絵画の「近代」』723.35
バロルスキー『とめどなく笑う イタリア・ルネサンス美術における機知と滑稽』 723.37
下関市立美術館編『日本の印象派』723.1[×723.05]
高橋達史監修『北方のマニエリスム画集』723.05[×723.3△]
鈴木治雄 長谷川智恵子『世界の名画100選』723
ただし,国別の観点よりも様式別の観点が強いものは,各国のものであっても,様式に収 めることもある
例)パロッティーノ『エトルリアの壁画』723.03[×723.37]
ガラス絵は,ここに収め,その技法は 724.69 に収める
723.1 日本の洋画
ここには,日本人の洋画ではなく,日本の洋画を収める
例)田中穣『評伝藤田嗣治』723.35[×723.1]
726.1 漫画.劇画.諷刺画
ここには,作品そのものを収める 漫画家のイラスト集は,ここに収める
726.101 漫画・劇画論.諷刺画論
726.102/.106に該当するもの,および技法史は,ここに収める
726.107 技法
ここには,技法解説書のみを収める
726.5 挿絵.イラストレーション
ここには,作品そのもののみを収める
絵と文章が併載されていても,文章が,絵の説明のために併載されているときは,絵画として扱い,そうでないときは,文章の方の主題に収める
特定図書の挿絵集は,その原作の下に分類するが,2冊以上の図書からとった挿絵集は,ここに収める
例)矢野橋村,石井鶴三『吉川英治『宮本武蔵』挿絵名作集』913.6
『昭和挿絵傑作選』726.5
一挿絵画家の作品集で,連続した文章を伴わない画集は,ここに収める
726.501 挿絵.イラストレーション論
726.502/.506に該当するもの,および技法史は,ここに収める
726.507 技法
ここには,技法解説書のみを収める
726.6 絵本
ここには,作品そのもののみを収める
726.601 絵本論
726.602/.606に該当するもの,および技法史は,ここに収める
726.607 技法
ここには,技法解説書のみを収める
726.9 はり絵.きり絵
切抜絵のうち,ここには,絵画風の切り絵(挿絵等にも使用される)を収める;切り抜いたまま装飾等にするもの(中国の剪紙等)は,754.9に収める
732.8 版画家<列伝>
*各国の版画家および個人の伝記,研究・評論は,版画の種類にかかわらず.1/.7に収める;個人の場合は,主な活動の場と認められる国,もしくは出身国により地理区分
上記の注記を,「各種の版画家および個人の伝記,研究・評論は733/737に収める;手法が特定できない個人の場合は,主な活動の場と認められる国,または出身国により732の下で地理区分する」に改めて用いる
757 デザイン.装飾美術
コンピュータグラフィックスの作品集は,ここに収める
760.8 叢書.全集.選集.作品集.名曲解説集
名盤解説集,CD・レコード等による演奏解説集は,ここに収める
760.9 レコード音楽.オーディオ機器
オーディオ機器,レコード,コンパクトディスクは,ここに収める
レコード・CDの歴史や産業,または発売・所蔵リストは,ここに収める
761.2 楽典.記譜法.読譜法:音程,音階
ソルフェージュは,ここに収める
762.8 音楽家<列伝>
*ジャズ演奏家,ロック演奏家→764.7;ジャズ歌手,ロック歌手,流行歌手→767.8
上記の注参照を,「ジャズ演奏家,ジャズ歌手→764.78;ロック演奏家,ロック歌手,流行歌手→767.8」に改めて用いる
邦楽家の伝記,研究・評論は768.1/.9に収める
763 楽器.器楽
編曲は,その原曲の下には収めないで,編曲に用いられた楽器の下に収める
ただし,ピアノ曲の編曲は,すべてピアノ音楽に収める
764.7 軽音楽.ダンス音楽.ジャズ.ロック音楽 →:799.3
*ウェスタン ミュージック,ラテンアメリカ音楽,ハワイ音楽は,ここに収める;
ボーカルを伴うロックバンドも,ここに収める
上記の項のうち,ジャズは,ここではなく,764.78に収める
上記の注のうち,ボーカルを伴うロックバンドについては,採用しない;ロック<一般>の事情・歴史は,ここに収め,個々のロックバンドおよびロック歌手は,767.8に収める
軽音楽類の楽譜[バンドスコア]は,ボーカルを伴うものもここに収める;特定楽器のための楽譜は,その楽器の下に収める
764.78ジャズ
上記の項を新設する
ジャズボーカルもここに収める
767 声楽
楽譜が記載されている歌曲集,歌謡集,唱歌集はここに収めるが,曲の伴わないものは文学の下の詩集に収める;ただし,曲がなくても,歌うことを主目的としたものは,ここに収める
例)日本放送協会編『日本民謡大観』767.51
ムーンライダーズ『ムーンライダーズ詩集』911.56
歌うことを目的とする作詞法は,ここに収める
例)沢井昭治『ミスチルに学ぶ作詞レッスン』767.8
767.8 歌謡曲.流行歌.シャンソン.ジャズソング
*流行歌手,ジャズ歌手,ロック歌手は,ここに収める
ジャズソング,ジャズ歌手については,上記の項,注を用いず,764.78に収める
*ロックバンド→764.7
個々のロックバンドについては,上記の注参照を用いず,ここに収める
769.1 日本舞踊.おどり
ここには,日本舞踊だけでなく,日本の舞踊<一般>を収める
769.9 バレエ:クラシック バレエ,モダン バレエ
*地理区分
バレエの地理区分は,国レベルにとどめる
770 演劇
*脚本・戯曲集→9□2
上記の参照を「脚本・戯曲集→:9□2」に改めて用い,上演を想定されるものはここに収め,そうでないものは,9□2に収める
771.7 演技.俳優術
タレント入門(演技指導等)は,ここに収める;テレビタレントは,779.9に収める
775 各種の演劇
775.1/.8の伝記は,772.1/.7に収める
777.1 人形浄瑠璃
日本地方区分は行わない
人形浄瑠璃以外の日本の人形劇も,ここに収める
777.19地方の人形芝居
ここでいう地方の人形芝居とは,郷土芸能としての人形芝居を指し,それらの総集的なものでも 777.1には収めないで,ここに収める
778.8 テレビ演劇.放送劇
演劇・ドラマ番組(歴史,作品論,制作事情等)は,ここに収める
779.9 放送演芸
762/779.8に収められないタレントは,ここに収める
780.67体育施設.運動具
アスレティック・クラブは,ここに収める
786.5 サイクリング.自転車競技
自転車競技は,ここではなく,788.6に収める
786.6 ドライブ.ツーリング.ゴーカート.モトクロス
アマチュアの楽しみとしてのドライブテクニックは,ここに収める
787.15川釣り.渓流釣り
湖沼の釣りは,ここに収める
788 相撲.拳闘.競馬
格闘技<一般>は,ここに収める
788.6 競輪
自転車競技は,ここに収める
例)ウォルシュ『ツール・ド・フランス物語』788.6
788.7 オートレース:カーレース,ラリー,小型自動車競技
レース用のドライブテクニックは,ここに収める
789 武術
*格闘技は,ここに収める
上記の注は用いず,格闘技<一般>は,788に収める
791.8 懐石 →:596.8
596.8は,参照しない;「→:596.21」の参照を追加する
798 室内娯楽
けんだまは,ここに収める
ダ−ツは,ここに収める
798.5 テレビゲーム
ここには,テレビ受像器を使用する以外のものも含む
例)『ウインドウズ95ゲームスペシャル』798.5

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言 語
801.7 翻訳法.解釈法.会話法
*特定の言語の翻訳に関するものも,ここに収める
上記の注は用いず,特定の言語の翻訳に関するものは,特定の言語の下に収める
801.78会話法
*多言語対照の会話に関するものは,ここに収める
上記の注について,ここには,会話分析等の研究・理論のみを収め,多言語対照会話集は,809に収める
803 参考図書[レファレンス ブック]
多言語辞典は,801.3に収める;多数言語の言語学辞典は,ここに収める
809 言語生活
*特定の言語に関するものも,ここに収める
上記の注は用いず,特定の言語に関するものは,特定の言語の下に収める;ただし,言語学習を目的としないものは,ここに収める
例)トーレック『Dr.トーレックの話し方教室』809.2
多言語対照の会話集は,ここに収める
809.4 演説法:朗読,式辞,あいさつ,スピーチ,司会
式辞等にそのまま活用できる事例集は,特定の式(結婚式,葬式等)であっても,ここに収める
810/890 各言語
8□3(言語共通区分の辞典)は,特定言語の辞典に用いるが,8□0.33(形式区分の辞典)は,特定言語の言語学辞典に用いる
例)『研究社新英和大辞典』833
『研究社英語学辞典』830.33
810.29国語系統論
日本語の起源はここに収める
813.19外国人用国語辞典
ここは,外国人向けと明記されているもののみに限定的に使用する
814.3 基本語彙
ここには,言語学習用のものを収める
816.7 式辞
ここには,式辞の作文を収める
816.8 文範.文例集
手紙例文集(文例だけのもの)もここに収める
817.8 会話(日本語)
*話し方,演説法,対談・座談法,討論・会議法は,809.2/.6に収める
上記の注は用いず,ここに収める
外国人用も,ここに収める
823.4 故事熟語辞典. 俗語辞典
上記の項を,新設する
827.8 会話(中国語)
*話し方,演説法,対談・座談法,討論・会議法は,809.2/.6に収める
上記の注は用いず,ここに収める
828.3 [ピン]南語:福州方言.廈門方言
*台湾語は,ここに収める
高山族諸語[台湾先住民族の言語]は,829.41に収める
833.3 英和辞典
英和・和英辞典も,ここに収める
834.3 基本語彙(英語)
ここには,言語学習用のものを収める
836 文章.文体.作文(英語)
英作文は,ここに収める
837.8 英会話
*話し方,演説法,対談・座談法,討論・会議法は,809.2/.6に収める
上記の注は用いず,ここに収める
891.09先史時代のギリシア語
上記の項を新設する
線文字Bは,ここに収める

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文 学
900 文学
*文学作品は,原作の言語によって分類する;次いで文学形式によって区分し,更に特定の言語の文学に限って,時代によって区分する
(1)一作品が二か国語で書かれた場合には,著者の常用語により分類する;原作が何語で書かれたものか不詳の場合には,国籍による
例)『小泉八雲全集』938.68
林語堂『北京好日』933.7
(2)作家の自伝は,作品の下に収める
例)『コンラッド自伝』934.7
(3)文学者あるいは作品と土地(遺跡)の研究は,単なる旅行案内でないかぎり,文学史の下に収める;ただし,特定の文学形式のものは,その形式の下に収める
908.1詩
児童詩,童謡の叢書は,ここに収める
908.18児童詩.童謡
上記の項は,使用しない
908.2戯曲
児童劇,童話劇の叢書は,ここに収める
908.28児童劇.童話劇
上記の項は,使用しない
908.3小説.物語
童話の叢書は,ここに収める
908.38童話
上記の項は,使用しない
908.9児童文学作品集
上記の項は,使用しない
909児童文学研究
ここには,各国の児童文学研究も収める
910.29地方文学
ここには,題材として地方を扱ったものは収めず,一地方の文学の歴史,批評等を収める
例)岡本恵徳『現代沖縄の文学と思想』910.29
岡本恵徳『現代文学にみる沖縄の自画像』910.264
ただし,特定の文学形式のものはその形式の下に収める
例) 杉浦盛雄『名古屋地方詩史』911.52
910.33辞典類
日本文学(史)の辞典は,特定の時代のものは,その時代の下に収める
例)日外アソシエーツ『近代文学難読作品名辞典』910.26
910.4 論文・講演集,随筆,雑記
ここには,日本文学全般(古代,中世,近世,近代のうち,二つ以上の時代)にわたる評論,論文集等を収め,一時代を対象とした評論,論文集は,その時代の文学史の下に収める
各国の文学についても,同様に扱う
911 詩歌
詩吟,歌かるたのために用いられる詩歌の解釈書は,その目的の下に収める
例)根岸伸風『習いよく覚えやすい詩吟と剣舞』768.9
911.101 理論.歌学.歌学史
*時代を問わず,ここに収める
*歌論は,ここに収める

上記の注は用いず,ここには,理論.歌学.歌学史,歌論を,通史的に論じたものを収める
例)藤平春男『歌論の研究』911.101
杉浦明平『戦後短歌論』911.16
911.104 論文集.評論集.講演集.歌話.評釈.鑑賞
ここには,通史的に論じたものを収める
911.137 私撰集:新撰和歌集,三十六人集,古今和歌六帖
古代後期(平安時代)における,多数の歌人の和歌を収録したもので,しかも911.135および911.18に相当しない歌集は,ここに収める
911.147 私撰集:小倉百人一首
中世(鎌倉・室町時代)における,多数の歌人の和歌を収録したもので,しかも, 911.145および911.18に相当しない歌集は,ここに収める
911.301 俳論
*時代を問わず,ここに収める
上記の注は用いず,ここには,通史的に論じたものを収める
例)松井幸子『近代俳句の遠近』
911.304 論文集.評論集.講演集.俳話.評釈.鑑賞
ここには,通史的に論じたものを収める
911.31芭蕉以前
貞門(松永貞徳),談林風(西山宗因)等の門派の俳人,俳風であっても,元禄以後のものは,各々の時代の下に収める
例)鈴木清風 911.33
911.56個人詩集
個人の児童詩作品,特定の児童詩に関する作品論は,ここに収める
911.58児童詩.童謡
上記の項は,使用しない
911.66近代:明治以後
民謡,どどいつ,歌謡曲
作詞集は,911.56/.568に収める
例)阿久悠『阿久悠自選詞集』911.56
912.6近代戯曲
個人の児童劇作品,特定の児童劇に関する作品論は,ここに収める
912.8 児童劇
中学,高校演劇のための戯曲集は,ここに収める 上記の項は,使用しない
913.6近代:明治以後
個人の童話作品,特定の童話に関する作品論は,ここに収める
913.7 講談・落語本.笑話集
浪曲集は,ここに収める
913.8童話
上記の項は,使用しない
929.11詩歌(朝鮮文学)
朝鮮人の漢詩は,ここに収める
960.2 スペイン文学史
*次のように細分してもよい(以下省略)
上記の注記は,用いない
970.2 イタリア文学史
*次のように細分してもよい(以下省略)
上記の注記は,用いない
980.2 ロシア・ソヴィエト文学史
*次のように細分してもよい(以下省略)
上記の注記を採用し,時代区分する
ロシアの文学者列伝は980.28に収める
例)アンナ・グリゴーリエヴナ・ドストエフスカヤ『回想のドストエフスキー』980.268
991.9 近代ギリシア文学
991.91/98のように文学共通区分を採用する
解説
3.4.2 複数主題
もし4以上の主題を扱い,特に主となる主題がない場合はそれらを含む上位の分類項目のもとに分類する.
「4以上」の厳密な適用はしない.記号配当上階層にひずみを生じている場合(解説 2.9.4.1))や十進分類が貫徹していない場合(例.501.83/84)等には,細目表や分類基準に指示がなくても,4つより少ない主題数で上位の分類項目に収めてよい.

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一般補助表・相関索引編

I 形式区分[共通細目]


1 付加できる分類記号

原則として,細目表のすべての分類記号.付加できない分類記号については,解説2.7.1.1)を参照.
「細目表のすべての分類記号」は,採用しない.
形式区分は,あらかじめ細目表に表示されるか,細目表もしくは分類基準に指示のある場合を除き,第4次区分以下の項目には付加しない.原則として第3次区分以上の項目に付加する.
2 使用法
分類記号に直ちに付加する.
最も特定的な項目に付与する.上記(I−1)の基準により主項目が第4次区分以下の項目には付加されない.
例)「非学術的恋愛心理学」141.62[×140.49]
複合使用
形式区分は複合使用しない.解説2.7.1.1)c)の示唆する表示済み項目にも付加しない.
例)「美学事典」701[×701.033]
−01理論.哲学
表示か指示がなければ使用しない
−012 学史.学説史.思想史
表示か指示がなければ使用しない
−016 方法論
表示か指示がなければ使用しない
方法の実践論→−07
−019 数学的・統計学的研究
*年次統計→−059
表示か指示がなければ使用しない
統計表は,−059を使用する
例)笹井昭孝『新商業計算入門』670.19
東京都目黒区地域振興部経済課編『目黒区商業の実態』670.59
−02歴史的・地理的論述
*地理区分
主項目の意味から必要がなければ,地方まで細分しない
例)藤野幸雄『国立国会図書館』016.11[×016.11361]
−03参考図書[レファレンス ブック]
*逐次刊行される参考図書には,この記号を使用する
タイトルにかかわらず,参考図書として使用できないものには使用しない
−031 書誌.文献目録.索引.抄録集
論文目録,雑誌・新聞目録,記事索引にも,この記号を使用する
例)日本社会福祉大学附属図書館『社会福祉論文目録』369.031
−033 辞典.事典.引用語辞典.用語集.用語索引[コンコーダンス]
*項目が五十音順など一定の音順に配列されているものに,使用する
項目が体系的に配列されているものは,−036を使用する
例)高橋・増田編『体系経済学辞典』330.36
説明文の伴わない専門用語集は,この記号を使用する
例)文部省『学術用語集 物理学』420.33
人名辞典は,この記号を使用する;人名録は,−035を使用する
−034 命名法[命名規則]
表示か指示がなければ使用しない
例)分類基準 320.34
−035 名簿[ダイレクトリ].人名録
*団体会員名簿→−06;研究調査機関の構成員の名簿→−076;教育・養成機関の構成員の名簿→−077
例)『日本天文学会会員名簿』440.6[×440.35]
説明文が伝記体であるものは人名辞典として−033を用いる
例)日外アソシエーツ『音楽人名事典』760.33[×760.35]
−038 諸表.図鑑.地図.物品目録[カタログ]
*文献目録→−031
例)航海訓練所運航技術研究会編「航海図鑑」558.038
参考図書ではない「図鑑」,図集,写真集には用いない
例)小林文六編『日本建築図集』521.087
『日本歴史大図鑑』210.038
−04論文集.評論集.講演集.会議録
*(1)非体系的または非網羅的なものに,使用する;体系的または網羅的なものには −08を,逐次刊行されるものには−05を使用する;
多数の著者による論文集,および一個人のものでも執筆時期を異にしたものをそのまま纏めたものに使用する
例)『三宅泰雄科学論集』404
−049 随筆.雑記
特定主題を扱った随筆,エッセイに使用する;多数主題→049
例)教育随筆 370.49 教育評論→370.4
作家が書いた評論,随筆,エッセイは多数主題,特定主題とも9□4に収める
−059 年報.年鑑.年次統計.暦書
団体の年次事業報告→−06
−06団体:学会,協会,会議
*概要,事業報告,会員名簿など,個々の団体自身を扱ったものに,使用する;ただし,研究調査機関を扱ったものには−076を,教育・養成機関を扱ったものには −077を使用する
例)全国銀行協会連合会『銀行協会30年史』338.06
*会議録,研究報告→−04,−05;紀要→−05
例)『電気学会全国大会講演論文集』540.4
各種の専門博物館はこの記号を使用する;専門博物館<一般>は069.8に収める
−067 企業体・会社誌
個々の企業体に使用し,業界一般には使用しない
例)大野明男『川崎製鉄』564.067
渡辺公平『鉄鋼業界』564.09
−07研究法.指導法.教育
当該主題についての学習法,研究法及び研究・教育機関は,この記号を使用する
教科書,問題集もこの記号を使用する;ただし,小・中・高校における教育課程及び指導法は,特定主題であってもすべて375へ収める
−072 特許.規格
上記の項を新設する
−08叢書.全集.選集
*体系的または網羅的なものに,使用する;非体系的または非網羅的なもには,−04を使用する
*単冊の全集などにも使用する

個人(全集,選集)または多数人(合集)の著作集及び講座形式の継続物は,この記号を使用する;また,官公庁や団体出版のモノグラフ・シリーズにこの記号を使用してもよい
例)『岩波講座現代物理学の基礎』420.8
各巻レベルには,使用しない
例)『科学/技術と言語』(『岩波講座科学/技術と人間』 第10巻)404[×408]

I-a 地理区分

9版廃止項目
−31古代ギリシア
−32古代ローマ
上記は9版においては廃止し,−3ヨーロッパを使用する
特に必要な場合,特殊な地理区分として使用するよう分類基準で指示する

V 文学共通区分

−1 詩歌
ある人物を追悼または頌徳するために集められた詞華集[アンソロジー]は,伝記資料として取り扱う
個人の児童詩作品,特定の児童詩に関する作品論は,ここに収める
−18児童詩.童謡
上記の項は,使用しない
−2 戯曲
個人の児童劇作品,特定の児童劇に関する作品論は,ここに収める
−28児童劇.童話劇
上記の項は,使用しない
−3 小説.物語
個人の童話作品,特定の童話に関する作品論は,ここに収める
−38童話
上記の項は,使用しない
−4 評論.エッセイ.随筆
文学者(文学研究者を除く)の著作に限定する;特定主題がない非文学者の評論.エッセイ.随筆は,049に収める
例)村上春樹『うずまき猫のみつけかた』914.6
玖保キリコ『ジョーシキ一本釣り』049.1
文学者の評論・エッセイ類でも,あまりに主題が明確であるもの(文学実作以外の職業的立場に基づく著作等)は,各主題におくこともある
例)泡坂妻夫『家紋の話 上絵師が語る紋章の美』288.6
文芸評論は,文学史および批評あるいは文学論集として,主題によって分類する
例)柄谷行人『畏怖する人間』910.26
村上春樹『若い読者のための短編小説案内』910.264
−6 記録.手記.ルポルタ−ジュ
*体験や調査に基づいて書かれているものに,使用する
ここには個人史的文脈の強い手記,体験記,または社会的文脈であっても読み物としての性格が強いルポルタージュ・手記等を収める
例)田村洋幸『霧のなかの旅だち −あるベーチェット病患者の記録−』916
−8 作品集:全集,選集
児童文学作品集は,ここに収める
−88児童文学作品集:全集,選集
上記の項は,使用しない

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