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職業・身分 | 実業家 |
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出身地(現在) | 長野県 |
生没年月日 | 安政6年11月15日〜昭和21年7月9日 (1859年12月8日〜1946年7月9日) |
豪農片倉市助の三男として生まれ、今井家の養子となる。明治19年(1886)渡米、23年帰国後、片倉家の松本製糸所長。28年兄片倉兼太郎らと共に片倉組を結成し、製糸業経営に従事した。大正7年(1918)貴族院議員。9年片倉製糸紡績の設立にあたって副社長に就任、昭和8年(1933)社長となる。この他、紐育桑港万国博覧会協会長、蚕糸科学研究所理事長、日本蚕糸統制社長等を歴任し、一代交配蚕種の普及、御法川式多条繰糸機の研究援助及び実用化、蚕糸科学の振興など、製糸技術の向上を推進。第一次世界大戦後の蚕糸業救済事業、昭和前期の蚕糸業統制にも尽力した。
出典:名士の少年時代 新人国記 中部篇
請求記号:556-433
白黒、6.8×9.4 cm