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現住所
品川区南品川
解説
南品川宿南端から北浜川にかけての地、東側の海に面した地域を鮫洲と称した。名前の由来は、「干潮時に海中や浜辺の砂の中から清水が出るため「砂水さみず」」、「この海で建長3(1251)年に死んだ大鮫が揚がり、その腹から観音像が出て来たので「鮫洲」」、「左の方の海辺に出水があったので「左水さみず」」など、諸説ある。漁業が盛んであるとともに、秋から春にかけては海苔の養殖も行われ、浅草海苔は、品川からこの一帯で採取された生海苔が使用された。