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現住所
港区赤坂・元赤坂
解説
赤坂門付近の総称。地名の由来には、茜山(紀伊徳川邸の土地、かつて茜を産出したという)への坂(紀伊国坂きのくにざか)、赤土の坂のある所などの諸説がある。江戸時代初期から大名屋敷や幕臣の宅地などが混在し、これら武家地に挟まれる状態で町屋や寺町が形成された。錦絵には、桐畑、紀伊国坂(紀伊徳川邸沿いにあることに由来する)が描かれることが多い。桐は、溜池の補強のために成長が早い木として植えられたものである。