2017年12月21日 歴史的音源約300点を新たにインターネットで公開しました
国立国会図書館は12月21日(木)に、歴史的音源(れきおん)で提供する音源のうち、著作権・著作隣接権の保護期間満了を確認した約300点を、新たにインターネット公開しました。
音源例
- 『ジョスランの子守唄』…藤原歌劇団創設者であるテノール歌手・藤原義江の録音(伴奏はミラノ・スカラ座管弦楽団)
- 『ピアノ独奏: ラ・カムパネラ』…大正15年にデビューし、「天才少女」と謳われたピアニスト・井上園子による演奏
- 『さくら変奏曲』…箏曲家・宮城道雄による伝統歌曲「さくら」の変奏曲。宮城自身の演奏
- 『第七十九回帝國議曾 東鄕外務大臣外交方針演説』…太平洋戦争開戦時と終戦時の外相であった東郷茂徳による演説
- 『精神教育資料 山本元帥の戰死を悼み日本國民各位に告ぐ』…評論家の徳富蘇峰による講演
これにより、インターネット上で公開する歴史的音源は約2,400点となりました。全音源(約5万点)は、国内外約270館の歴史的音源配信提供参加館で聴くことができます。