スライドは全18ページです。 スライド1 視覚障害者等用データ送信サービス説明会「視覚障害者等用データ送信サービスの概要」 令和3年7月8日(木) 国立国会図書館関西館図書館協力課障害者図書館協力係 本田麻衣子 スライド2 視覚障害者等用データ送信サービスとは 簡単に言うと 視覚障害者等用データ(DAISYデータ、点字データ等)約3万点をインターネット経由で無料で利用できるサービス(要サービス登録) スライド3 なぜ説明会を? 視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画(読書バリアフリー法基本計画) Ⅲ 施策の方向性 2.インターネットを利用したサービスの提供体制の強化(第10条関係) ・地域における点字図書館と公立図書館等との連携を図り、国立国会図書館やサピエ図書館のサービスについての周知や連携に必要な情報提供を研修会の開催やリーフレットの作成等を通じて行い、多くの視覚障害者等が視覚障害者等用データの送信サービスやサピエ図書館を利用できるよう会員加入の促進等の取組を進める。 スライド4 現在の参加状況 ・参加館数 164館(2021年6月末現在)  公共図書館 104館(内、都道府県立22、政令指定都市立5、市町村立77)  大学図書館 44館  視覚障害者情報提供施設 11館  学校図書館 2館  その他 3館 スライド5 利用できるデータ① 国立国会図書館サーチ「障害者向け資料検索」から確認可能。 URL:http://iss.ndl.go.jp/#search-handicapped 〔画像の説明 国立国会図書館サーチの障害者向け資料検索画面 説明終わり〕 スライド6 利用できるデータ② ・国立国会図書館サーチ「障害者向け資料検索」での検索結果の内、資料種別が「デジタル資料」のものが利用できる。 ・本文データの利用の際には、ログインすると右側の「見る・借りる」欄に「ストリーミング再生」と「ダウンロード」リンクが出てくる。 〔画像の説明 国立国会図書館サーチの障害者向け資料検索の検索結果画面で「デジタル資料(30996件)」となっている。説明終わり〕 スライド7 利用できるデータ③ ・NDC分類別の割合 0類 3.8% 1類 7.8% 2類 9.1% 3類 13.8% 4類 9.4% 5類 2.6% 6類 1.6% 7類 5.7% 8類 1.1% 9類 45.1% スライド8 利用できるデータ④ ・データ点数(数値は2021年5月末現在) 音声DAISY 27,696 マルチメディアDAISY 526 テキストDAISY 54 EPUB 49 透明テキスト付PDF 39 DOCX(Word) 50 プレーンテキスト 329 点字データ 2,028 スライド9 参加のメリット① 障害者サービスを始めたい 「どこから始めたらよいか分からない」 「障害者向け資料も人も不足している」 「そもそも利用者がいない、ニーズが把握できない」 →約3万件のDAISY図書等が無料でダウンロード可能になるのは大きい。 スライド10 参加のメリット② 「でも、既にサピエに入っているし…」 「サピエから国会図書館のデータも利用できるから必要ないのでは…」 →サピエから利用できないデータがあります! →さらに2021年4月から、学術文献のテキストデータ製作依頼ができるように。 スライド11 参加のメリット② ・サピエから利用できないデータ:約480件 EPUB  透明テキスト付PDF DOCX(Word) プレーンテキスト 海外から取寄せたデータ →まだまだ少ないですが、今後増えていきます! スライド12 参加のメリット② ・学術文献のテキストデータ製作は2021年度から開始 ・依頼は送信承認館からのみ受付 ・OCRをかけただけの未校正のテキストデータと、人の目によって原本と照らし合わせながら修正した校正済のテキストデータを製作 ・未校正テキストデータ:製作期間は概ね1か月以内。プレーンテキストと透明テキスト付PDFを作成。 ・校正済テキストデータ:製作期間は約8か月。電子書籍(EPUB形式)とプレーンテキストを作成。 スライド13 参加のメリット② 未校正テキストデータの一覧は、以下の方法で確認可能。 ・視覚障害者等用データ送信サービス(図書館等向け案内)URL:https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/supportvisual-10_02.htmlにアクセスする。 ・上記ページの「4.ご利用いただけるデータ」に記載されている「[参考]未校正データ一覧(国立国会図書館サーチ)」というリンクをクリックする。 スライド14 申請手続① 必要な書類は以下の3つ ・承認申請書 ・設置根拠を明記した文書(公共図書館の場合、自治体の図書館条例など) ・図書館の活動状況がわかる資料 →「図書館の活動状況が分かる資料」とは、どんなものを準備すればよいですか? スライド15 申請手続② 「活動状況がわかる資料」では、以下を重点的に確認しています。 ・視覚障害者等へのサービスを実施する旨が明記されていること。 ・視覚障害者等であるかどうかを適切に判別し、該当しない方にはデータを利用されないような仕組みが整っていること。 スライド16 申請手続③ 昨年度1年間の申請では、 ・実施要領 ・サービスマニュアル ・規則類 ・ホームページの打ち出し ・サービス案内文書 などをご提出いただいております。 スライド17 承認申請の流れ 1.申請書・関連書類の送付(必要書類やその文言等について事前の相談にも対応) 2.申請書類の確認(不足等があれば再提出を依頼) 3.承認(国立国会図書館での決裁を経て承認。サービス利用のためのID/PWを通知) 4.サービス開始(国立国会図書館ホームページ内の参加館一覧に掲載) スライド18 皆様のご参加をお待ちしております! ・視覚障害者等用データ送信サービスURL:https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/supportvisual-10_02.html ・問い合わせ先  図書館協力課障害者図書館協力係  電話:0774-98-1458  FAX:0774-94-9117  メールアドレス:syo-tky@ndl.go.jp どうぞお気軽にお問い合わせください。