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地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究を実施しました

国立国会図書館関西館図書館協力課では、令和元年度、地域の拠点形成を意図した図書館の施設と機能に関する調査研究を実施しました。
この調査は、当館の図書館協力事業の一環として実施したものです。
報告書を公開していますので、多くの方にご利用いただければ幸いです。

調査の概要

事例調査

気仙沼図書館(宮城県)、大和市立図書館(神奈川県)、田原市中央図書館(愛知県)、瀬戸内市民図書館(岡山県)、伊万里市民図書館(佐賀県)の5館を対象館とし、実地調査や関係者へのインタビュー等により、施設面の特徴や、その施設が地域の拠点形成の面でどのように機能しているかを分析しました。

文献調査

建築分野における図書館研究の動向,図書館建築に関する先行研究,近年新築又は改築を行った公共図書館,過去の日本図書館協会建築賞受賞館に関する調査を行い、その成果を整理して報告書の付録資料としました。

調査のまとめ

報告書の「調査のまとめ」では、事例調査で得られた知見や図書館施設整備のポイントを整理しました。また、地域の拠点となる図書館施設を整備する際に出発点とできる考え方として、次の2点を示しました。

  • 地域の拠点となる図書館施設のあり方は一様ではなく、環境の変化に応じて不断に模索し改良していくべきものである
  • 施設整備に際しては市民と関係者が「良き協働体制」を形成し、両者が図書館の将来像について共通認識を持つことが重要である

  • 問い合わせ先
    国立国会図書館 関西館 図書館協力課 調査情報係
    メールアドレス:chojoアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー

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