ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 国際子ども図書館資料情報課 中島 安友香(平成23年度入館)(令和2年4月掲載分)

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

国際子ども図書館資料情報課  中島 安友香

  • 平成23年4月 入館(Ⅱ種)、調査及び立法考査局調査企画課
  • 平成25年7月 国際子ども図書館企画協力課
  • 平成27年4月 国際子ども図書館資料情報課
  • ※平成30年3月~令和元年4月 育児休業

はじめに

大学時代は、幼少期からの本好きが高じて英語・英米文学専攻を選択し、主に英文学について学んでいました。そのまま大学院に進学しようと考えていましたが、資料を扱う類似の業種として興味を持って参加した当館の採用説明会で、アカデミックな職場環境と職員の穏やかな雰囲気に魅力を感じ、受験を決めました。

現在担当している業務

国際子ども図書館で所蔵する児童書及び児童書関連資料の利用提供に関する仕事をしています。具体的には、おおむね18歳以上の方の調査研究のための専門室「児童書研究資料室」の運営や、口頭・電話・文書レファレンスの総括、遠隔複写図書館間貸出といった遠隔利用サービスの窓口業務等です。東京本館では複数の部署に分かれている業務ですが、組織の小さい国際子ども図書館では、一つの係で対応しています。

担当業務のやりがい・魅力

業務の内容が多岐にわたるため、柔軟な接客能力、関連法規に対する理解や効率的な事務処理能力、調査・文書作成能力等、様々なスキルが求められます。その中でも欠けてはならないのが、児童書専門図書館司書としての専門性だと思っています。

児童書研究資料室には、児童書に関する研究者のほかに、一般の方も多くいらっしゃいます。幼いころ読んだ思い出の本を探して、当館に「最後の望み」をかけていらっしゃる方もいます。様々なニーズに対し、国内で唯一の児童書専門図書館の司書として、責任を持って対応します。開架するためのレファレンスツールを選書する、児童書のあらすじ情報や当館で対応したレファレンス事例をデータベースに登録するなど、情報へのアクセス環境を整備することも行います。さらに、実際の利用者対応においては、様々な業務を通じて得た知識やスキルを総動員し、ニーズに合わせて臨機応変に調査研究活動をサポートします。心のこもった感謝のお言葉やお手紙を頂戴することもあり、非常にやりがいのある仕事です。

子育てと仕事の両立

現在、育児による短縮勤務をしています。やむを得ない急な休みや予定変更にも、嫌な顔一つせずにカバーをしてもらえる理解のある職場なので、安心して子育てができます。また、短縮勤務中であっても、館内外の研修への参加等を通じたスキルアップの機会もあり、公私に忙殺される中でも仕事へのモチベーションが維持できる環境に、大変救われています。

当館職員を目指す方へ

当館には様々な部署がありますが、異動ごとに新しい専門性を身に着けていく好奇心や積極性がある職員が多いように思います。また、どんな部署に配属になったとしても、個々人がそれまでに築いてきた専門性や業務歴を尊重する気風があるのも魅力です。

入館当初、上司には「図書館人生の中でのライフワークを見つけてほしい。」と言われました。学び続ける喜びを共有できる方々と一緒に働けることを、楽しみにしています。