ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 電子情報部システム基盤課 服部 有希(平成19年度入館)(令和2年4月掲載分)

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

電子情報部システム基盤課  服部 有希

  • 平成19年 4月 入館(Ⅱ種)、関西館総務課
  • 平成21年 4月 関西館文献提供課
  • 平成22年10月 調査及び立法考査局海外立法情報課(平成26年7月~ 副主査)
  • 平成27年 4月 調査及び立法考査局国会レファレンス課(副主査)
  • 平成27年 7月 パリ・ウエスト・ナンテール・ラ・デファンス大学
  • 平成28年 8月 調査及び立法考査局文教科学技術課(副主査)
  • 平成30年 4月 電子情報部システム基盤課(平成30年4月~ 係長)
  • ※平成30年6月~30年7月 育児休業

はじめに

私が当館を志望した理由は、調査局の業務、とりわけ海外の調査に魅力を感じたからです。というのは嘘ではないですが、本が好きで、小さい頃から図書館(室)にこもりがちで、本に囲まれた環境がごく自然だったというもっと単純な理由がその大本にあったのも事実です。

現在担当している業務

私の所属するシステム基盤課では、当館の様々なシステムの管理をしています。図書館利用者の方が使うシステムや、職員が業務で使うシステムなど、当館のサービスや業務は多くのシステムで支えられています。例えば、NDLオンラインリサーチ・ナビなど、皆さんが使ったことのあるシステムもあるのではないかと思います。実は、そうしたシステムの多くが一つの共通のシステム基盤の上で稼働しています。私の主な担当業務の1つは、この様々なシステムの土台となるシステム基盤の管理です。

担当業務のやりがい・魅力

私が担当しているシステム基盤に障害が発生すれば、その上で稼働している複数のシステムにも影響が及び、当館のサービス・業務に支障が出るおそれがあります。そのような重要なシステムを管理する責任と、当館を裏から支えているという思いが、この業務を進める上での一番大きなモチベーションとなっています。

私の業務の最終目標は、システムを止めないこと、言い換えれば国立国会図書館を止めないことです。障害などが発生すれば、その対応に追われ忙しくなる一方、何事もなければ業務負担も減っていきます。つまり、がんばればがんばるほど、仕事が暇になるという理想的な仕組みです。

しかし、現実はそんなに甘くなく、障害に至らないまでも大小様々な問題が発生し、その対処に頭を悩ませるというのが日常となっています。そのような中、より効率が良い方法はないか、より安全な対策はないか、そうしたことを考えながら、地道な改善を繰り返しています。当然ながら、このような業務は自分だけでできるものではなく、まわりの人々の助けもあり成立しています。そのような協力関係を上手く構築し、トラブルの種を一つまた一つとつぶしていくことができたとき、大きな達成感を得ることができます。苦労やプレッシャーも多い分、何事もなく平和に1日が過ぎた時の感慨も大きい、そんな仕事です。

当館職員を目指す方へ

国立国会図書館の使命・役割はウェブサイトにも記載されているとおりですが、そのどれもが人と情報、あるいは人と人とを媒介することだと考えます。そうした使命を果たす手段は時代とともに変化しており、これからも変わり続けていくでしょう。当館でやりたいことが明確にある方はもちろんですが、今はまだ図書館が好き、本が好きといった私のような漠然とした興味しかない方でも、そうした変化の中できっと自らをいかす場を見つけることができると思います。