ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 国際子ども図書館企画協力課 戸鹿野 陽子(平成27年度入館)(平成30年度職員採用説明会(平成31年2月~3月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

国際子ども図書館企画協力課  戸鹿野 陽子

  • 平成27年4月 入館(一般職)、利用者サービス部図書館資料整備課
  • 平成29年4月 国際子ども図書館企画協力課

はじめに

大学では言語学を専攻していました。就職先として国立国会図書館を志望したのは、大学で学ぶ中で、研究の面白さを感じることがあり、少しでもアカデミックな世界と関わりのある場所で働きたいと思ったからです。そのように考えた時に、情報を扱う・情報に触れる機会を提供する図書館で働きたいと思い、平成27年に入館しました。

国際子ども図書館での業務

国際子ども図書館は、国内外の児童書や関連資料を広く収集・保存・提供し、国立の児童書専門図書館として様々な活動を行っています。研究者や図書館員をはじめとする子どもの本に関わる大人に、専門図書館として各種サービスの提供や情報発信を行い、子どもに対しても児童書の提供や読み聞かせ等のイベントを通して、図書館や読書に親しむきっかけを提供しています。

国際子ども図書館は、東京・上野に独立した建物があり、土日も開館しています。休館日も職員が出勤し、日々の業務や休館日でしかできない業務を行っています。他部局と比べて少ない人数の中で、一つの図書館を運営し、休日も交代で取るので、一人ひとりの職務の幅が比較的広いことが特徴です。私は部の総合調整と庁舎管理を担当する係にいますが、係員が自身しかいない日もあります。自分にできることを見極め、柔軟に対応する力とスケジュール感を持って職務にあたることが重要だと感じています。

国立国会図書館月報2018年12月号に「70年目の一日」というビジュアルメインで国際子ども図書館を含む当館の1日を紹介している記事がありますので、図書館の業務をイメージする参考にしていただければと思います。

展示業務の経験について

館内には展示業務を所掌する部署がありますが、他の部署の職員も加わった体制で企画等を行うことがあります。私も入館2年目に東京本館の各部局で構成される展示小委員会の一員として電子展示会「本の万華鏡」を担当し、現在は国際子ども図書館の企画展示班員として国際子ども図書館企画展に携わっています。

「本の万華鏡」は、デジタル化された資料を利用したHP上で公開している展示会コンテンツです。職員3人1組で1回の展示会を作成するというもので、担当する回のテーマから構成・内容まで全てを組み立てることができます。私が担当した回では、個人的な趣味でもある和楽器をテーマに扱いました。このように自分のやってきたことや知識を生かせる機会があるかもしれませんし、また、組織としても様々な職員の専門性を生かすことで多様な展示企画につながります。対する国際子ども図書館の企画展は、展示室に本を並べる展示会で、テーマは計画として決まっていますが、そのテーマの中でどのような展示ができるかを考え、展示資料の選書から構成の検討、解題や説明の執筆等を行います。国立国会図書館の蔵書を生かした、他とは違う展示を考えるのは大変でもありますが、資料とじっくり向き合い、何ができるかを考えることはとても面白く、貴重な経験です。

当館職員を目指す方へ

他の職員の紹介にもあるように、当館には多種多様な業務があり、とても面白い環境です。色々な業務があるという意味だけでなく、図書館として様々な情報に接する機会があるということも特徴です。少しでも興味をお持ちの方には、国立国会図書館で働くことを一つの選択肢として考えていただければ幸いです。