ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 関西館電子図書館課 山本 俊亮(平成22年度入館)(平成30年度職員採用説明会(平成31年2月~3月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

関西館電子図書館課  山本 俊亮

  • 平成22年 4月 入館(Ⅱ種)、資料提供部電子資料課
  • 平成23年 10月 利用者サービス部音楽映像資料課
  • 平成26年 4月 関西館電子図書館課(平成29年7月~ 副主査)

はじめに

私は学生時代に西洋史学と映画制作を学びました。その中で過去の資料・史料を未来に向けて保存していくことの重要性を改めて感じました。大学院修了後の進路について思い悩んでいた際に、資料・史料を収集し、長期的に保存していく仕事に魅力を感じ、国立国会図書館を志望しました。

入館後は2部署を経験しました。その業務の中で経験したことを紹介します。

電子資料課・音楽映像資料課の仕事について

最初の配属先である電子資料課(平成23年10月からは名称が音楽映像資料課に変わりました)は、図書や雑誌といったいわゆる紙資料とは異なるCD-ROMやDVDなどの出版物(当館ではパッケージ系出版物と呼んでいます)を主に扱う部署です。私は、庶務の仕事や、課が所管する資料の書庫管理、音楽資料に関する研修の開催等を担当しました。もちろんカウンターに立って、利用者対応も経験しました。音楽映像資料課の所管資料には様々な形態のものがあり、それらを確認したり、利用提供したりすることは大変興味深いことでしたが、中でも放送脚本の受け入れについては印象に残っています。タイトルを耳にしたことがあるテレビやラジオの脚本がぞくぞくと書庫に収まっていく様子は壮観でした。

電子図書館課の仕事について

電子資料課と音楽映像資料課に4年間所属した後、平成26年4月に関西館電子図書館課に異動になりました。電子図書館課では、資料電子化係に配属され、現在まで約5年間、主に当館が所蔵している資料のデジタル化を担当しています。当館では、所蔵している図書や雑誌といった紙資料のほか、紙資料を撮影したマイクロフィルムや著名人の書簡、レコード等の録音・映像資料等をデジタル化しています。資料電子化係に配属されたころはほとんどが紙資料のデジタル化でしたが、ここ数年、様々な媒体の資料をデジタル化することになってきました。

業務として直接担当しているのは主に紙資料のデジタル化です。当館ではまとまった数量のデジタル化については、外部業者に委託していますので、対象資料に応じて、どのようにスキャニングや撮影を行うのかといった仕様の検討や仕様書の作成、委託した外部業者とのやり取り、納品されたデジタルデータの確認・検査や、デジタル化対象の資料自体を管理している部署との調整等が主な仕事内容です。それ以外にも上述した様々な媒体のデジタル化の仕様の検討等にも関わっています。これまで、図書、雑誌(国内刊行の洋雑誌含む)、マイクロフィルム等のデジタル化を担当してきましたが、それぞれに特徴的な資料があり毎年度楽しみながらデジタル化を行っています。

また、アメリカで開催されたデジタルデータの長期保存に関する会議に出席するという経験も得ることができました。

さいごに

当館には様々な仕事があります。私はこれまで2つの部署しか経験していませんが、日々の業務を行う中で、当館の様々な仕事に接し、そして体験しています。入館すれば、これまで学んでこなかったことを経験することもあるかと思いますし、これまで学んできたことを活かし、さらに向上させていくこともあるかと思います。当館には新しいことを学ぶことができる環境があると思います。当館の様々な仕事に少しでも興味がある方はぜひ就職先の選択肢のひとつとして検討いただければうれしいです。