ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 関西館アジア情報課 山本 彩佳(平成23年度入館)(平成30年度職員採用説明会(平成31年2月~3月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

関西館アジア情報課  山本 彩佳

  • 平成23年4月 入館(Ⅱ種)、調査及び立法考査局国会分館
  • 平成23年9月 調査及び立法考査局外交防衛課
  • 平成26年4月 利用者サービス部サービス運営課
  • 平成28年4月 関西館アジア情報課(平成30年7月~ 副主査)

はじめに

私は大学で中国語を専攻し、言語学を学んでいました。就職活動をする中で国立国会図書館の採用説明会に参加し、同じ大学出身の先輩職員から話を聞く機会を得ました。その中で、海外の図書館との交流を定期的に行っていることや、語学力を生かした仕事をする機会があることを聞き、当館を志望しました。

これまでの業務経験

入館後は、様々な部署で語学力を生かす機会に恵まれてきました。入館6か月目で外交防衛課に配属され、防衛・安全保障分野を約1年、外交分野を約2年半担当しました。国際政治や安全保障については、基本書を読んだり、関連する新聞記事をチェックしたりして、一から勉強しました。日中関係や領土問題に焦点が当たっていた時期でもあり、中国の新聞記事の要約を依頼調査の回答として提供することもありました。

その後配属されたサービス運営課総合案内係では、多くの利用者の方と接しました。また、中国語版の利用案内パンフレットの改訂作業に携わったり、日本語ができない外国人利用者の対応に当たったりと、ここでも語学力を生かす機会がありました。

入館6年目で関西館アジア情報課に異動となり、中国語の資料を担当するアジア第二係で、資料の選書、発注から書誌作成、提供まで、資料の流れのほとんどに携わりました。その他にも、アジア情報課の刊行物である『アジア情報室通報』の原稿を執筆したり、レファレンス・サービス研修や大学図書館主催のセミナーで講師を務めたりと幅広い業務に取り組むことができました。

翻訳協力員の業務

私は、入館後すぐに「翻訳協力員」の発令を受けました。翻訳協力員とは、図書館及び図書館関係団体並びに国際機関との協力に関する事務の企画及び調整を担当する支部図書館・協力課からの依頼を受けて、外国の機関からの通信文書等の翻訳を行う職員です。外国からの来客があった際には通訳等を行うこともあります。現在は、中国語、朝鮮語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、アラビア語の翻訳協力員がいますが、当館は、中国、韓国の国立図書館と定期的な業務交流を行っていることから、特に中国語、朝鮮語の翻訳協力員の活躍の機会が数多くあります。私は、入館4年目の平成26年と6年目の平成28年に、中国国家図書館との業務交流のために、通訳として中国を訪問する機会をいただきました。語学学校に通って通訳の訓練を受けてから臨んだものの、うまく訳せずに辛い思いをする場面もありましたが、大変貴重な経験を得ることができました。

当館職員を目指す方へ

私の業務経歴を見ただけでもわかるように、当館には実に多様な業務があり、人事異動によって様々な業務に取り組むことができます。私は幸いなことに、大学で学んだことを存分に生かす機会に恵まれてきました。常に自分の専門分野と関係のある部署に配属されるとは限りませんが、配属された先で自分の適性に気づくこともあります。好奇心旺盛な皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。