分類、件名、ジャンル・形式用語
国立国会図書館分類表(NDLC)
国立国会図書館分類表(National Diet Library Classification, 略称NDLC)は、国立国会図書館が国内・国外から収集するすべての蔵書を効率的に管理し利用するために作成・採用している一館分類表です。蔵書の多い社会科学部門に重点を置いていること、資料の排架位置を分類記号で表現できるようにしたこと、将来大幅に所蔵資料が増加しても対応できるようアルファベットと整数の混合型非十進法を採用していることなどの特徴があります。
NDLCは、こんなときに便利です。
- NDLC分類記号を使って、主題から国立国会図書館サーチ、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)を検索する。
- 国立国会図書館サーチ、Web NDL Authoritiesで表示されるNDLC分類記号の意味を調べる。
日本十進分類法(NDC)分類基準
「日本十進分類法(NDC)」を国立国会図書館で適用するにあたっての指針と分類表の解釈を示す基準です。
過去の分類基準
- 日本十進分類法(NDC)新訂10版分類基準(2020年6月版)(インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)
2019年以前の分類基準は、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)でご覧いただけます。
国立国会図書館件名標目表(NDLSH)
件名標目とは、目録を検索する際の手がかりとして、資料の主題を表現した統制語です。国立国会図書館件名標目表(National Diet Library Subject Headings, 略称NDLSH)は、国立国会図書館の目録に適用している件名標目のうち、普通件名、細目、一部の固有名件名(言語名、動植物名など)を収録しています。NDLSHは、国立国会図書館サーチで特定の主題の資料をまとめて検索したいときに便利です。
国立国会図書館はNDLSHを1964年から1991年まで、冊子体(印刷物)として刊行し、件名標目表全体を見直す改訂作業(インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)を経て、2005年からホームページでPDF形式で提供してきました。(注1)
さらに2010年からは「Web版国立国会図書館件名標目表」(Web NDLSH)の提供を開始し、2011年からはWeb NDLSHに個人名、団体名などの典拠データを追加し機能を拡張した国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)を提供しています。
Web NDL Authoritiesでは、NDLSH各データの検索・参照が可能です。(ただし、NDLSHのデータ集合に限定した検索は、サポートしておりません。)当サービスの詳細については、「Web NDL Authoritiesについて」(Web NDL Authoritiesへリンク)もあわせてご参照ください。
NDLSHの収録範囲に該当する全件データは、「一括ダウンロード用ファイル」のページからRDF/XML・TSVの2形式でダウンロードすることが可能です。また、NDLSHのデータの新設・標目訂正・削除についてRSS配信でお知らせする機能もあります。
- 一括ダウンロード用ファイル(NDLSHの収録範囲に該当するデータ全件)(Web NDL Authoritiesへリンク)
- 新設件名等のRSS配信(NDLSHの収録範囲に該当するデータ)(Web NDL Authoritiesへリンク)
- (注1)
- PDFファイルで提供しておりましたNDLSHおよびその追録は、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)でご覧いただけます。
国立国会図書館件名作業指針
国立国会図書館の件名作業マニュアルです。従来「国立国会図書館件名標目表 序説 付録B」として提供していた普通件名の作業指針を拡充し、個人名、団体名などの固有名件名の作業指針と合わせ、件名作業全般のマニュアルとして公開するものです。
過去の件名作業指針
- 国立国会図書館件名作業指針(2022年9月現在)(PDF: 1.72MB)(インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)
- 国立国会図書館件名標目表 細目一覧(2022年9月現在)(PDF: 1.33MB)(インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)
2021年以前の件名作業指針は、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)内でご覧いただけます。
国立国会図書館ジャンル・形式用語表(NDLGFT)
ジャンル・形式用語とは、目録を検索する際の手がかりとして、資料のジャンル・形式を表現した統制語です。国立国会図書館が適用しているジャンル・形式用語は、「国立国会図書館ジャンル・形式用語作業指針」内にある、国立国会図書館ジャンル・形式用語表(National Diet Library Genre/Form Terms, 略称NDLGFT)に収録しています。
国立国会図書館は2021年からジャンル・形式用語の典拠データを作成し、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)で提供しています。Web NDL Authoritiesでジャンル・形式用語の典拠データを検索し、詳細情報画面上にあるジャンル検索リンクボタンを押すと、国立国会図書館サーチで特定のジャンルや形式の資料をまとめて検索することもできます。当サービスの詳細については、「Web NDL Authoritiesについて」(Web NDL Authoritiesへリンク)もあわせてご参照ください。
NDLGFTの収録範囲に該当する全件データは、「一括ダウンロード用ファイル」のページからTSVの形式でダウンロードすることが可能です。
- 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)
- 一括ダウンロード用ファイル(NDLGFTの収録範囲に該当するデータ全件)(Web NDL Authoritiesへリンク)
国立国会図書館ジャンル・形式用語作業指針
国立国会図書館の目録に適用しているジャンル・形式用語の作業指針を掲載しています。
過去のジャンル・形式用語作業指針
- 国立国会図書館ジャンル・形式用語作業指針(2023年4月現在)(PDF: 390KB)(インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)
2022年以前のジャンル・形式用語作業指針は、国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)でご覧いただけます。