国立国会図書館が所蔵する膨大な資料・情報や専門知識を持つ職員が国会活動をサポートする業務の基礎になっています。 国会活動をサポートする方法は、依頼に基づく調査と、国政課題に関する調査研究の2種類あります。 依頼に基づく調査としては、年間約3万300件を国会議員等に回答しています。その内訳は、対面での説明、議員が主催する研究会などでのレクチャーが年間約430件、調査報告書の作成が年間約3900件、図書館資料の貸出し・複写が年間約2万5100件です。 国政課題に関する調査研究としては、年間約330記事を執筆して国会議員等に提供しています。刊行物のタイトルは『調査と情報―ISSUE BRIEF―』、『レファレンス』、『外国の立法』、『調査資料』といいます。これらの刊行物は国立国会図書館ホームページに掲載しており、どなたでもご覧になれます。 また、国会議員の調査研究のための環境も整えています。「国会会議録検索システム」などのデータベースの作成や、既存の国内外のデータベースにより、国会議員等に資料や情報を提供したり、議員閲覧室・研究室や国会分館(国会議事堂内)といった施設を提供しています。 国会議員等に提供している情報資源は国政に反映され、国民の生活に役立っています。