令和2年度利用者サービスアンケート 自由記述欄に記されたご意見・ご要望への対応について
最終更新日 令和4年9月28日
令和2年度に行った利用者サービスアンケートの自由記述欄には、国立国会図書館が提供する各種サービスに関して様々なご意見やご要望が寄せられました。このうち、これまでに対応を実施した主な事項は以下のとおりです。
東京本館
- 利用者端末を増やしてほしいです。
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため使用を一時休止していた利用者端末51台について、その後の感染状況や館内利用状況の推移を踏まえ、本館・新館ホールの電源及びLAN環境を整備して、使用を再開しました。
- 利用者用透明袋を繰り返し使えるものにしてほしいです。
- 令和4年4月から、使い捨てプラスチック削減のため、従来使用していた使い捨てのポリエチレン製透明袋から繰り返し使える透明性の高い袋に切り替えました。
国際子ども図書館
- 国際子ども図書館について、さらに広報してほしいです。
- 国際子ども図書館公式Twitterアカウントを開設し、展示・イベント・研修や所蔵資料について積極的に投稿しているほか、ガイドツアー動画やデジタル映像コンテンツ「VRで探検!国際子ども図書館レンガ棟」など、新たな広報ツールを製作・公開しています。
所蔵資料について
- 所蔵のない図書や、抜けている雑誌の巻・号があるようなので、補充してほしいです。
- 納入されていない資料については、出版者に対して納本の呼びかけを行い、入手に努めています。令和3年度は、未収が判明した官庁出版物1,005件、民間出版物11,390件の督促を行いました。
- 国立国会図書館オンラインで検索可能な資料を充実させてほしいです。
- 令和3年度は、地図資料、布川文庫、古典籍資料、点字洋楽譜資料などのデータの遡及入力を進めて検索可能としました。
資料のデジタル化について
- 所蔵資料のデジタル化を進めてほしいです。
- 令和3年度は、図書299,118点、雑誌15,242点、新聞75,743点等のデジタル化を実施しました。
国立国会図書館デジタルコレクションについて
- 国立国会図書館デジタルコレクションのインターネット公開資料を拡充してほしいです。
- 令和3年度は、保護期間満了を確認したか、権利者の許諾を得たデジタル化資料の図書3,988点を新規にインターネット公開に切り替えました。
- デジタル化資料送信サービスを拡充させてほしいです。
- 著作権法の改正を受け、令和4年5月に、デジタル化した資料のうち絶版等の理由により入手困難なものをインターネット経由で個人に送信する個人向けデジタル化資料送信サービスを開始しました。
国立国会図書館サーチについて
- 国立国会図書館サーチの連携先機関を拡大してほしいです。
- 「国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画」に基づき、令和3年度は新規に11機関との連携を開始しました。また、連携済みの5機関について、APIによる連携方式に切り替えることで、情報の更新頻度を高めました。
なお、新規連携の追加等については、国立国会図書館サーチのお知らせ及びTwitterにて随時広報しています。
国立国会図書館ホームページについて
- 使い勝手を向上させてほしいです。
- グローバルナビゲーション(各ページに共通して表示するメニュー)を修正し、資料・情報の利用に関する項目を明確にしました。