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インキュナブラ小辞典

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コロフォン (colophon, Kolophon)

初期のインキュナブラは、中世写本にならってタイトル・ページはありませんでした。というのも、写本の材料である獣皮は高価であり、無駄なく本文を収録したからです。その代わり、写本の末尾に著作のタイトルや著者名、筆写者の名前、筆写地や筆写年等が記されました。インキュナブラもそれにならって、末尾に著作のタイトルや著者名、印刷者名、印刷地、印刷日付等が記され、この部分はコロフォン (「最後の一筆」という意味) と呼ばれます。

「ミサの神秘」のコロフォン 「マリアーレ」のコロフォン

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