スライド１
枚方市立図書館の聴覚障害者サービス
枚方市立中央図書館バリアフリー読書支援担当　多羅尾 彩

スライド２
講師は聞こえないので、手話で説明しています。声は手話通訳者の声です。手話と声は少しずれるかもしれません。50分間、枚方市立図書館の聴覚障害者サービスを中心に講義を行います。

スライド３
よろしくお願いいたします。
〔画像説明：枚方市のキャラクター「ひこぼしくん」が「よろしくお願いします」の手話をしているイラスト。画像説明終わり。〕

スライド４
ちょっと肩慣らしを・・・
枚方市はどこにあるかご存じですか？

スライド５
枚方（ひらかた）市は大阪の北側に位置しており京都からも近いです。

スライド６
人口：396,836人　※2022年11月時点　中核市
「まいかた」と間違えられることをバネにしています。

スライド７
枚方市のキャラクター：ひこぼしくん
手話ひこぼしくんを一部紹介します。
〔画像説明：様々な手話をしているひこぼしくんのイラスト8種類が並んでいる。画像説明終わり。〕

スライド８
手話ひこぼしくん：答え
〔画像説明：スライド７と同じひこぼしくんのイラストの下にそれぞれのの手話の意味が書かれている。手話の意味は、最初の2つのイラストで合わせて「よろしくお願いいいたします」。続いて順番に「相談」「応援」「ありがとう」「嬉しい」「大丈夫」「枚方市」。画像説明終わり。〕

スライド９
枚方市立図書館
中央図書館
分館：7館（指定管理）
分室：7室

スライド１０
中央図書館
6階：選書
5階：バリアフリー読書支援資料室　参考資料室
4階：一般書フロア
3階：AV・漫画・雑誌のフロア
2階：子どものフロア
1階：事務室

スライド１１
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス

スライド１２
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
手話ブックトーク
・手話で図書やDVDなどの内容紹介する大人向けのイベント
・年３回を目途に行っている
・紹介する内容は流行しているものや歴史や昔話など、さまざまではあるが、ブックトークをする職員でテーマを決める
サービスが始まったきっかけ
◎聞こえない人は耳から情報が入らないため、文章が長い本は苦手な人がいるので、図書館を利用する人が少ない。
◎聞こえない人に図書館が身近になるように始まったイベント。
◎手話ブックトークをきっかけに来館する聞こえない市民もいる。

スライド１３
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
・マンガサービス
・文章だけの図書だけではなく主題漫画・ストーリー漫画を所蔵　主な所蔵：AV・雑誌のフロア
・バリアフリー読書支援資料室にて、【マンガでわかる～シリーズ】など漫画関連の図書を特集として設置。
サービスが始まったきっかけ
◎聞こえない市民から『文章だけの本はわからない。絵と文が一緒に付いている漫画があったら内容が理解しやすい。私たちが読みやすい資料がない』旨の意見がきっかけで、検討会議を立ち上げ、実施に至った。
しかし漫画は寄贈受入のみのサービスになっており、まだまだ課題はあるが、聞こえない市民が読みやすい資料（漫画）を提供し続ける。

スライド１４
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
手話DVDの設置
・手話で説明しているDVDを積極的に購入
・図書館利用案内の手話版などを図書館で作成・編集したDVDを貸出
サービスが始まったきっかけ
◎聞こえない市民から「手話で内容がわかるDVDはないか」との意見あり。
例：動物の手話が知りたいのではなく動物について、手話で説明しているDVDが見たい。

スライド１５
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
バリアフリー映画上映会
・映画にバリアフリー字幕・手話通訳が付いている映画会
・年1回実施
・聞こえない・聞こえる関係なく、みんなが楽しめる映画会
※この映画会はみんなが楽しめる映画会として位置づけで、バリアフリー字幕・手話通訳・磁気ループ音声ガイドが付いています。
サービスが始まったきっかけ/内容
◎映画をきっかけに図書館に興味を促すイベント聞こえない人は音声だけでは内容はわからないため、字幕は必須。また、ドアが閉まっているなどの細かく表示されているバリアフリー字幕はもっと内容が把握しやすい。
◎日本語だけでは内容が理解しにくい市民もいるため、手話通訳を付けている。（この内容については後ほど説明します）

スライド１６
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
手話で楽しむおはなし会
・手話で絵本を読み聞かせ
・毎月、第4土曜14時から行っている
・主担当：子どものフロア　実施：子どものフロア+バリアフリー読書支援担当
サービスが始まったきっかけ/内容
◎聞こえないお母さんが聞こえる子どもと一緒におはなし会参加したが、お母さんは内容がわからず、『手話があったら子どもと一緒に楽しめたのに』の声から実施。
◎子どものフロア担当：手話を覚えておはなし会実施　バリ読担当：手話を教える/おはなし会実施
聞こえない職員が手話で読み聞かせ・別のバリ読担当が声担当をしておはなし会実施

スライド１７
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
カウンター対応
・カウンターにて手話・筆談対応
・バリアフリー読書支援資料室には、聞こえない職員以外に手話対応出来る職員が在籍
サービスが始まったきっかけ
◎聞こえない人にとって一番の壁は【コミュニケーション】
◎聞こえにくい市民から筆談だけでは伝わらないことも多く見て話せる「手話」で対応してほしいとの意見。
◎【コミュニケーション】方法を音声だけにこだわらない視点と対応が大事。

スライド１８
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
コミュニケーションがスムーズにいくために実施していること（職員対象）
◎毎朝、朝礼時に『一言手話』を実施　例：挨拶（おはよう・お疲れ様）　数字　おはなし会/始まるよ　などなど
◎手話研修を実施　内容：手話がなぜ必要なのか/聞こえないとは何か/聞こえないだけで【人】としては同じという旨の内容を研修として実施
※インターンシップや図書館実習などにも同様の内容を障害者サービスの一つとして説明も行っている

スライド１９
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
サービスが始まったきっかけ
もちろん、市民の声がきっかけで始まることもありますが、そもそも図書館側に「聞こえない」ことの視点があるかどうかが重要。
枚方市立図書館が聞こえない・聞こえにくい人を対象にサービスが始まった大きなきっかけは【聞こえない職員が図書館に配属されたこと】【聞こえない市民の視点があること】

スライド２０
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
サービスが始まったきっかけ
・市民からの声があっても、何が不便か想像出来ますか？わがままと捉えていませんか？内容によってはあるかもしれませんが、本当に聞こえない人の意見を聞いたり、立場の視点はありますか？
・筆談があったら手話はいらないと思っていませんか？
・出来たら関わりたくない・避けたいと思っていませんか？
・人工内耳を付けて、聞こえる人に合わせたらいいと思っていませんか？

スライド２１
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
・私も見えない・見にくい人のことなど、すべてわかっているではないので、（やはり、その立場にならないとわからないことが多い）完璧ではありませんが、「何がバリアか」を考え、背景などを聞き、バリアを取り除くためには何が必要かを、考えて行動を意識しています。
【共に進む】

スライド２２
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
図書館の課題　
・障害者サービスの利用が少ない
→何で少ないのか、当事者の立場になっての視点は持っていますか？
例：ホームページなど障害者サービスについて掲載しても、そのページまでいきやすくしていますか？積極的にPRしていますか？/広報紙に載せていますか？
自分が聞こえない・聞こえにくい/見えない・見にくい立場だったら、自分の図書館利用したいと思いますか？

スライド２３
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
図書館の課題　
￥自分が聞こえない・聞こえにくい立場だったら、自分の図書館利用したいと思いますか？
→これが、市民の答えだと思います。

スライド２４
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
図書館の課題　
・予算の都合や人員の課題もあると思いますが、今年度、課題があったことをそのままにしていたら、来年度も同じです。
・手話を覚えるにも1日では出来ませんが、1年あったら違うと思います。
・テレビ見る時、音量0/字幕なしで見てどこまでわかるのか耳栓して、カウンターに行ってみるか・研修受けてみるかなど、一度、少しでも当事者の立場になってみると、見方が変わるかもしれません。

スライド２５
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
図書館の課題　
（補足）ある他市の聞こえない市民の意見。
【手話に興味を持った友達のために手話の本を探しに行ったが、自分の市は手話の本がとても古い。手話は言語なので、新しい手話もあるし出版されているのにも関わらず、手話の本を購入しない。本当は手話で対応が希望だけど、筆談すらもめんどくさい顔をされるので、図書館行きにくい】

スライド２６
枚方市立中央図書館の聞こえない・聞こえにくい人向けのサービス
図書館の課題解決
（補足）
◎図書費の予算都合があると思いますが、選書する際に「手話」「理解推進」「当事者が読みやすい図書・DVD」を意識して選書する。
◎筆談が面倒な理由は何か自分の中で意識してみる。
時間がかかる→手話覚えたら、声と同じテンポで話せる。指差しボード作成して、書く部分を減らす。
筆談の方法を知らない→箇条書きにするなど、ポイントを絞って書く。
字が汚い→Wordまたはスマホに打ってやりとり。

スライド２７
聞こえないとは何？

スライド２８
伝達のしくみ
・伝達系（外耳・中耳）→音を伝える働き
・感音系（内耳・聴神経）→音を聞き分けて、情報として脳に伝える働き。
どこに障害があるのかによって変わります。

スライド２９
※聞こえない人の聞いた音は、どんな音？ 
伝音性難聴（みんながイメージしていると思います）
てんとうむし→てんとうむし〔小さな文字〕→てんとうむし
〔画像の説明　イラスト　てんとうむし→小さく縮小されたてんとうむし→虫眼鏡で元のサイズに見えるてんとうむし　説明終わり〕

スライド３０
※聞こえない人の聞いた音は、どんな音？
感音性難聴（はっきりと聞こえない・まったく聞こえない）
てんとうむし→おうむい〔小さな文字〕→えんおうぶい
〔画像の説明　イラスト　てんとうむし→つぶれたてんとうムシと思われるもの→虫眼鏡で拡大すると何かわからない点や線が見える　説明終わり〕

スライド３１
（補足）「障害」という言い方ですが、何が「障害」なのでしょうか？
・聞こえないことが「障害」？
・聞こえない人が「障害」？
・聞こえないとは何かを理解ないことが「障害」？

スライド３２
（補足）あくまで個人的な考えであることをご承知ください。
よく好きで障害もっているわけではない・この障害があるから色々経験出来たなど聞きますが、「聞こえない」ことを治すことは出来ません。
多少・音を入れるなどの方法（補聴器など）はありますが、眼鏡かけても見えない人はいますよね？眼鏡かけたら、全員見えますか？
聞こえない人も同じです。

スライド３３
（補足）生きるためにどうするか。
聞こえないことを嘆いても、治りません。（治るんだったら苦労しないです）
受け入れるしかないのです。
この「聞こえない」ことを自分だけではなく、みなさんも受け入れてほしい。
　
スライド３４
（補足）
出来ないことに目を向けるのではなく、コミュニケーション方法が違うだけで、面倒くさがらずに、正しい知識を持って、ありのままの姿、「人」として受け入れてほしいです。
「不便はあっても聞こえないことが障害ではない。聞こえないことに対して、理解がないことが障害」だと私は思っています。

スライド３５
聞こえない人とは？ 
・ろう者
・難聴者
・中途失聴者

スライド３６
ろう者
・音声言語を習得する前に失聴。手話が「第一言語 」の人。（医学的）
・聴力・声が少しあっても、手話が「第一言語 」の人。（文化的）
アイデンティティ（自分らしさ）

スライド３７
難聴者
・音声言語を習得し、少し聞こえて、声も発声出来る人。日本語が「第一言語 」。（医学的・文化的）

スライド３８
中途失聴者
・音声言語を習得した後、人生途中で、聞こえなくなった人。日本語が「第一言語 」。しかし、手話を覚えて、コミュニケーション手段の一つとしている人もいます。（医学的・文化的）

スライド３９
「聞こえない人」と言っても、個人によってバラバラ。
→ろう者・難聴者・中途失聴者・聴覚障害者・聴力障害者・耳の聞こえない人・耳の不自由な人などさまざまな言い方がありますが、いずれの言い方として「人」として尊重し合う気持ちが大切です。

スライド４０
聞こえない人のコミュニケーション手段
①手話
②口話（口の形を読む）
③筆談
④身振り・空文字（補足）

スライド４１
聞こえない人のコミュニケーション手段
①手話
手話は「言語」。
日本語と同じように、意思・思想・感情などの情報を表現・伝達する、聞こえない人の「言語」です。
口・声で話す・日本語で内容把握するのと同じ

スライド４２
聞こえない人のコミュニケーション手段
②口話（口の形を読む）
口形を見て言葉を想像する方法。顔を向けて口の形を読み取ること。
・似たような口形の日本語が沢山あり、判別が難しい。
・特に、未知の言葉に対しては読み取りが困難。
（例：たまごとたばこ　洗濯機とケンタッキー）

スライド４３
聞こえない人のコミュニケーション手段
②口話（口の形を読む）
・マスクしていたら、口の形は読めないので、状況が許せるのであればマスク外して、ゆっくりと・はっきりと口を動かしてください。
・長い話し言葉は読み取れないことが多いので、出来るだけ、簡潔に。　
（例：2週間、借りれます。返却日、過ぎているので、延長出来ません。）

スライド４４
聞こえない人のコミュニケーション手段
③筆談
文字を書いてやりとりをする。
話し言葉の倍以上の時間がかかり、字が汚ない・忙しい時は、走り書きやメモ書きになりがち（顔も見ない）。
意思・思想・感情などの情報が伝わりにくい。
↓
・箇条書きや内容をしぼって、読める字を書く。
・出来れば、書きながら、少し顔を上げて、表情を見ながら書いたら、ズレは減ります。

スライド４５
聞こえない人のコミュニケーション手段
③筆談（補足）
例：メモ取るとき
聞こえる人は下向いても、耳から情報が入るので、メモ取ることが出来ますが・・・
聞こえない人は下向いたら、目から情報は入らないので、重要ポイントは書くことはあってもメモはあまり取れないです。
メモを書いているときは、少し待って、書き終わったことを確認して次に進めてください。

スライド４６
聞こえない人のコミュニケーション手段
③筆談（補足）
よく、「聞こえなかったら、筆談だけでいいんじゃない」と聞きますが、みなさん、どのように日本語を覚えましたか？文章から日本語覚えましたか？音声から覚えたと思います。
聞こえない・聞こえにくい人も同じです。
文章から覚えるのではなく、目から情報が入る「手話」と絵と文章がある「マンガ」から覚えます。文章は（サブ？）聞こえる人と同じ立ち位置です。

スライド４７
聞こえない人のコミュニケーション手段
③筆談（補足）
マンガから雨の音などを知ったり、人と関わり方など、聞こえない人にとっては「教科書」です。

スライド４８
聞こえない人のコミュニケーション手段
④身振り・空文字
身振り：身体を動かして伝える。（例：ダンス）
空文字：空中で文字を書く。
あくまでも「単語」のみ。

スライド４９
聞こえない人と接するとき、恐れることなく、一番大切なのは、相手の気持ちを考えて最後まで伝えようとする気持ち・話したい気持ちが大事です。
その気持ちは伝わります。
ぜひ、みなさんも、恐れることなく、正しい知識を身につけて少しづつ慣れていただけたらと思います。
この講座が少しでも理解に近づき、さらなる視点が広がり、障害者サービス・コミュニケーションがスムーズになることを願っています。

スライド５０
ありがとうございました。
〔画像説明：ひこぼしくんが「ありがとう」の手話をしているイラスト。画像説明終わり。〕
