杉山徳三郎出品の蒸気機関

『明治十年内国勧業博覧会出品解説』 10冊 (1878)

解説

杉山徳三郎(1839-1930)は、製鉄所、炭鉱に蒸気機関を導入した企業家。本機で鳳紋賞を受賞した。蒸気機関の効用を示すために製造されたもので、横浜製鉄所のイギリス人の職工キングらが製作した。
円筒の径4インチ、長さ6インチ、一分間の回転数150回で、動力は一馬力半である。

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