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第5章 新日本の建設

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d. 占領政策の転換と独立の回復

5-14 講和条約・日米安保条約

サンフランシスコオペラハウスにおける対日講和会議開会式場全景 昭和26年9月4日 『吉田内閣』所収
サンフランシスコオペラハウスにおける対日講和会議開会式場全景 昭和26年9月4日 『吉田内閣』所収

日本社会党第8回臨時大会 昭和26年10月23日 『日本社会党史』所収
日本社会党第8回臨時大会 昭和26年10月23日 『日本社会党史』所収

昭和26(1951)年9月、サンフランシスコにおいて講和会議が開催され、8日、対日講和条約が調印された。同時に日米間では日米安全保障条約が結ばれた。

両条約を批准するための臨時国会が10月10日から開かれることとなったが、社会党内では、両条約反対の左派と講和賛成・安保反対の右派・中間派の対立が激化していた。中間派であった浅沼稲次郎書記長は、保守陣営に対抗するには、党の統一性を確保することが重要であると主張した。しかし、10月23日からの臨時党大会でも、党内の意見は一致せず、社会党は左右二派に分裂した。

一方、両条約は国会で批准され、翌年4月28日発効した。これにより連合国による占領は終了し、日本は独立を回復した。

[講和安保両条約に対する態度決定について]

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