第1章 立憲国家への始動 : 概説 | 史料にみる日本の近代

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第1章 立憲国家への始動

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概説

  1. a. 維新前後の政体構想
  2. b. 立憲政治への試み

a. 維新前後の政体構想

オランダ留学生写真 『幕末名家写真集』第[1]輯所収
オランダ留学生写真 『幕末名家写真集』第[1]輯所収(国立国会図書館デジタルコレクションへ

日本における近代国家建設の理念となったのは、ペリー来航から開国に至る過程で広まった公議思想であった。慶応3(1867)年の大政奉還も朝廷を中心とした公議政体の樹立を名目として行われ、慶応4(1868)年には公議輿論の尊重を冒頭に掲げた五箇条の誓文が公布された。続く政体書により、太政官制と呼ばれる明治新政府の政治組織が定められ、議事機関の設置も試みられた。太政官制は明治4(1871)年に大体の形を現し、幾度かの官制改革を経ながら、明治18(1885)年の内閣制度樹立まで続いた。

史料と解説

1-1開国―近代の幕開け
  • 合衆国書翰和解
  • [日米和親条約写]
1-2坂本龍馬の政体構想
  • [新政府綱領八策]
1-3西周の政体構想
  • [議題草案]
  • 別紙 議題草案
1-4太政官制
  • 太政官職制沿革原文

b. 立憲政治への試み

[民撰議院設立建白草稿](三種)
[民撰議院設立建白草稿](三種)

明治新政府による国憲編纂の作業は、政情の紛糾により中断を余儀なくされた。明治6(1873)年の政変により下野した板垣退助らは愛国公党を結成、「民撰議院設立建白書」を提出するが、明治8(1875)年の大阪会議を経て政府と和解した。同年4月には「立憲政体樹立の詔」が発せられ、新設の元老院による国憲の編纂が開始された。一方、明治10(1877)年の西南戦争終結後には自由民権運動が全国的に広がり、土佐の立志社をはじめとする各地の民間政社により、国会開設・憲法制定の要求が行われた。

史料と解説

1-5憲法制定の建議
  • 立国憲議
  • 国憲編纂起原
1-6青木周蔵の憲法構想
  • 帝号大日本国政典(草案)
1-7岩倉遣外使節団
  • [伊藤博文手記 外遊日記]
1-8大久保利通の政体意見
  • 明治六年大久保参議起草政体ニ関スル意見書
1-9民撰議院設立の建白
  • [愛国公党本誓 (草案)]
  • [愛国公党副誓 (草案)]
  • [民撰議院設立建白草稿 (三種)]
1-10大阪会議
  • [政府改革図案]
  • [大阪会議申合草案]
  • [大阪会議申合草案追加]
1-11西南戦争
  • 攻城砲隊戦闘報告
1-12立志社の国会開設請願
  • [立志社建白写]
1-13国会期成同盟の請願
  • 国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書
  • [国会ヲ開設スル允可ヲ上願スル書 副願]
1-14植木枝盛の憲法構想
  • 東洋大日本国々憲案
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