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絵暦
メインメニュー > 暦の歴史 > 絵暦

 絵によって内容を表わす暦には、江戸時代に南部領(岩手県)で刊行された田山暦と盛岡絵暦がある。
 寛政に刊行された橘南谿(たちばななんけい1753−1805)の『東遊記』に図入りで紹介されて世人の関心を引くこととなった。

田山暦
   田山暦は、南部領鹿角(かづの)郡田山村(現在岩手県二戸郡安代(あしろ)町)で発行されていた絵暦で、創始の年代は明らかでないが江戸中期といわれ、古いものは天明3年(1783)までさかのぼる。幕末まで製作頒布された。農具や生活用具、十二支の動物などの絵を組み合わせ、素朴な木活(もくかつ、木製の活字)を使用している。
 
享和2年(1802) 田山暦
享和2年(1802) 田山暦


盛岡絵暦
   盛岡絵暦は絵や記号で暦の内容を判読させるもので、江戸時代後期文化年間にはすでに体裁が整っていたものと思われる。明治以後中断の時期はあったが、版元をかえて現在も毎年刊行されている。江戸時代の盛岡絵暦は、出版地、出版者も絵によって表示している。
 
天保16年(弘化2、1845)盛岡絵暦
天保16年(弘化2、1845)盛岡絵暦



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