大小暦クイズ

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第2問(子の字)寛政4年壬子(1792)大小暦 解答

「子」の字を12並べた文章を、平安時代の文人であった小野篁(おののたかむら)が「ネコノコノコネコ、シシノコノコジシ(猫の子の子猫、獅子の子の子獅子)」と読み解いたという伝説をもとにしています。

「子」の字があるので子年。字の大きさで大小の月を表現しています。先生の答えは、「文字のつぶ(大きさ)を見なさい」。この年には閏2月があるはずですが、子の字は12字しかなく閏2月がありません。どこか絵の中に隠されているのでしょうか。

なお、右後ろの屏風に張ってある3枚の絵は、それぞれその日にちなんだ祭があった「庚申」、「己巳」、「甲子」の日を書き出したものです。

画家は、当時は勝川春朗と名乗っていた葛飾北斎(1760~1849)。

大の月:
2 , 3 , 5 , 6 , 8 , 10 , 12
小の月:
1 , 閏2 , 4 , 7 , 9 , 11

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