大小暦クイズ

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第1問(船)慶応2年丙寅(1866)大小暦 解答

船の本体に左から、七、八、三、正、十一、十二と字が見えます。船の帆の端は十の字です。この7文字が月を表しています。「正」とは正月で1月のことです。また帆の中央に「大」の文字があります。このことは、船に隠された7つの月が、「大の月」だったということを示しています。

今の暦では、31日と30日の月、そして28日の月がありますが、昔の暦では、30日ある「大の月」と29日しかない「小の月」があり、年ごとに大小の順番が変わっていました。そのためにこのように「大の月」がわかる暦を作り、覚えておけるようにしたのです。

また、この7つの大の月の組み合わせであった年を調べれば、1866年(慶応2年)のものであることがわかります。

大の月:
1 , 3 , 7 , 8 , 10 , 11 , 12
小の月:
2 , 4 , 5 , 6 , 9

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