おわりに

本展示会では、国立国会図書館の所蔵資料を通じて、様々な形で紙に残された日本における囲碁の姿を見てきました。
現在では、囲碁は、棋士や一部の愛好家が楽しむものという印象が強いですが、欧米出身のプロ棋士が日本で活躍するほどに、世界に囲碁のおもしろさは広まっています。インターネットで世界中の人と囲碁の対局をすることができます。また、人間のプロの棋士が囲碁対局で人工知能に負けたというニュース(『朝日新聞』2016.1.28, 朝刊【Z81-1】ほか)が報道されました。囲碁界は新しい局面に入ったのかもしれません。
一方で、囲碁を打つ楽しみは、古代から現在まで変わりません。本展示を通して囲碁の文献についての関心をいっそう深めていただければ幸いです。