各隊比較表

各南極探検隊の概要

隊の名前 白瀬隊 アムンセン隊 スコット隊
日本 ノルウェー 英国
船の名前 開南丸 フラム号
(Fram)
テラ・ノヴァ号
(Terra Nova )
船の総トン数 204トン 402トン 764トン
主な目的 南極点到達・学術調査 南極点到達 南極点到達・学術調査
総隊員数 27名 19名 65名
ベースキャンプから南極点へと向かった隊員数・主な動物数 隊員5名、犬23頭(26頭とも)
※犬の頭数については諸説有
隊員5名、犬52頭 隊員12名、馬10頭
最終的に南極点へ向かったのは5名。残りは途中で引き戻した
※ほかに、2台の発動機ソリが先行
※犬ゾリ(犬23頭)を補助的に使用し、氷河の入り口でベースキャンプに帰した
ベースキャンプ帰還時の隊員数・主な動物数 隊員5名、犬23頭(26頭とも)
※南極大陸離脱時に収容した犬は6頭
隊員5名、犬11頭 隊員7名、馬0頭
※発動機ソリは途中で故障
※南極点へ向かった隊長スコットを含む5名が全滅
到達点 南緯80度5分 南極点 南極点
主な支援の状況(注)
  • 民間からの寄付金:4万円
  • 後援会の借金:約1万円
  • 轢犬25匹等の寄附
※船は寄付金をもとに購入(2万5000円)し、改修
  • フラム号の貸与
    (国の承認を経て、北極探検家でもあるフリチョフ・ナンセン博士より貸与)
  • 国から船の整備費:約3万円(7万クローネ)
  • 缶詰等食糧:約1000円(2000クローネ)相当
  • 陸軍から:毛布200枚等衣料品多数
  • 民間からの寄付金:約10万円(1万ポンド)
  • 国から:約20万円(2万ポンド)
  • 他国からの寄付金:多額
  • 轢犬33匹他、装備品等寄附多数
※船は寄付金をもとに購入(約12万5000円(1万2500ポンド))し、改修
備考
  • 資金・寄附集めは、白瀬ほか隊員の各地遊説等によるもの
  • 当初、北極行きを予定していたため、資金等はその計画への投資から一部流用
  • 資金・寄附集めは、スコットの各地遊説によるもの
  • スコットの死後発見された日記等により南極点到達やその他の状況が知らせられた
主な参考書 白瀬矗著『南極探検』博文館,大正2(1913) 【297.9-Sh85ウ】 ロアルド・アムンゼン著(谷口善也訳)『南極点征服』中央公論新社,2002【GJ151-H1】 土屋光司著『南極の探検王アムンゼンとスコット』潮文閣,昭和18(1943)【297.9-Ts32ウ】

(注)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3031131「明治以降本邦主要経済統計」164コマより、明治43年のポンド相場は1円=約2シリング=0.1ポンド
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805966「日本帝国国勢一斑. 第28回」322コマより、明治43年のクローネ相場はおよそ1円=0.5クローネ(1クローネ=53銭8厘)
なお、1円=100銭=1000厘。